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カテゴリ:コラム
福耳というと誰を連想しますか?私は映画評論家の水野晴郎さんを思い出します。
彼は見事なほどの福耳で、私がよく水野さんに似ている、といわれます。 実は自分で言うのも何ですが、何を隠そう、私も福耳なのです。 ![]() 飲みに行くと、よく、ホステスさんたちに羨ましがられます。 触られるのは当たり前で、拝まれたこともあります。 歌舞伎町の中国人クラブに行った時は、 次から次と女の子が私の耳をさわりに来て、モテモテでした。 とうとう店の女の子が全員私の周りにやって来たので、 おかげで、他のお客さんからは大ヒンシュクでした。 福耳に対しては、日本人より中国人のほうが喜んでくれるようです。 私は、福耳ということで昔から「将来大物だ!」とか、 「大器晩成だ!」、「社長になって大金持ちになれる!」 などと、色々な人から言われ続けてきました。 言われた通り、とりあえず社長には成りましたが、金持ちとは無縁でした。 これからもお金持ちになる予定も無ければ、可能性も無いようです。 そこでわかった事は、単に耳たぶが大きいだけでは、だめみたいですね。 しかし、自分には福はなかなか来ませんが、 どうやら他人には福をもたらしているようです。 どういう事かというと、私が行く色々な店には、 不思議と私の後から次々とお客さんが入ってきます。 いわゆる「よび水」のようなものです。 例えば用事があって、知合いの喫茶店に行っても、 急に忙しくなって、話をする余裕がなくなってしまいます。 思い起こせば、広告代理店の営業をしている頃なので、 今から25年以上前に、何となく気が付きはじめたのですが、 たとえ暇そうにアクビをしていたような人でも、 「お客さんが来たから今度にして。」と、よく断られていました。 おかげで、営業成績はほとんど上がらず、 自分は営業には向いてないのかな?と悩んだものでした。 そんなせいもあって、自営してからの私の営業スタイルは、 オナーや社長に直接会う、トップダウンのセールスを心がけました。 「社長の俺が来たのだから社長に会わせろ!」とまでは言いませんが、 常にその気持ちを持って、トップに会う事だけを考えていました。 なぜなら、どの会社に行っても社長がいちばん暇そうだったからです。 さて、仙台では「仙台四郎」が福の神として有名です。 飲食店や店舗によく祭られているのを見かけます。 仙台の繁華街、国分町にある行き付けのスナックのママは、 いち早く私のことに気付き、それはそれは大事にされました。 いつも私が店に入るなり、「あー、これで今日も大繁盛だ!」 と、喜んでくれ、ビールを一杯サービスしてくれます。 しかし、私はきっとそのママに乗せられたのかも知れません。 調子に乗って、その店には年間百万円以上は使ってましたから・・・。 ところがそのママは、私が脳梗塞で倒れて入院した時に、 仙台から見舞いに飛んで来てくれ、とても感激しました。 やはり私は店にとっての福の神として、感謝されているのでしょうか? でもほんとうに、不思議と客が次々と私の後を追っかけてきます。 間違いなく、私の福耳は、周りの人を幸せにする役目があるようです。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ≪世界の憧れ北海道-サイト≫ http://www.ambitious-jp.net/ ≪姉妹ブログ「ぼくアーバン」≫ (管理人の愛犬のブログ) http://urban55.blog96.fc2.com/ ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月19日 22時00分48秒
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