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カテゴリ:北海道の観光
初夏の陽気に包まれて、気が付けばいつの間にか「よさこいソーランまつり」が始まっていました。しかも今日がファイナルステージ!昨年は私の地元「平岸天神チーム」がグランプリを獲得しましたが、今年の調子はどうなのでしょうか?平岸天神はファイナリスト常連の伝統と実力あるチームです。数年前に東京に行った時にお台場のあるイベントに平岸天神がゲストとして舞っていました。終了後チームスタッフに「札幌から来たの?」と聞いたところ、「私たちは東京支部のメンバーです」と言っていました。やはり常連チームともなるとすそ野が広いんだなと感心しました。さて今年は打倒平岸天神を目指していったいどのチームがグランプリを獲得するのでしょうか?すっかり国際的なイベントになったよさこいソーランまつりを地元の誇りとしてこれからも応援していきたいです。
門別の町名の門別の由来は、アイヌ語の「モペツ」(静かな川の意)によります。道内には紋別市などほかにも同じ地名があり、紛らわしいのでそれぞれ北見紋別、日高門別、伊達紋別と使い分けられています。
また同じように標津・士別があります。アイヌ語の「シペッ」(大きな川)が由来ですが、それぞれ根室標津、サムライ士別と使い分けられています。
他にも同様に同じ発音をする地名がありますが、思い出した時にまた紹介します。
北海道のブランド昆布のひとつ、日高昆布の礎となったのがこの門別です。 ★日高昆布★(学名:三石昆布) 北海道には利尻昆布、羅臼昆布、真昆布、長昆布、細目昆布、ガゴメ昆布など多数のブランド昆布があります。それぞれ産地や使用用途によって使い分けられていますが、日高昆布は「出汁によし、食べてよし。」おまけに価格もお手頃ときています。昆布の種類は、いろいろありますが一般家庭で食べていただくには最適です!! 海産物加工業を営んでいる知人が「昆布巻き」に最適なのが日高昆布だ!と言っていました。また、佃煮など出汁を取った後の再加工にも良いそうです。 日高昆布の特徴は、生産されるほぼ全てが「天日乾燥」していることでしょうか?昆布漁がはじまる6月上旬から日高の浜辺は、昆布一色となります。 しかし、最大の特徴は昆布を育てる取り組みを行っていることです。150年余り前、文久3年(1863)から6年をかけ、日高国沙流場所請負人であった山田文右衛門が、日高国沙流地方(日高町門別)で自然石を海中に投入(投石)したのが本格的なはじまりとされています。長さ1尺5寸から2尺、厚さ1尺から1尺5寸というから250キロ前後はあろうかという大きさの石を、初年度に27,000個、2年目から4年目には各50,000個、5年目、6年目には各々70,000個もの量を投入しました。これによって、50石(7.5トン)程度であった昆布の水揚げは、投石量に比例し飛躍的に増加し、6年後の明治元年には700石(105トン)まで増加しました。 この投石が本格的とされるのは、その規模もさることながら、初年度、試験区域を設け深浅を測り投石し、半年後、1年後という期間を区切って、昆布の着生や生育状況を潜水調査を行い、石材を集中的にピラミッド状にすることによってより効果があることを見いだすなど、現在、行われている増殖事業に礎を築いていることにある。 150年余り前に投石事業を始められとされる門別の海とそれを見下ろすように建つ門別稲荷神社に功績を称え山田文右衛門の記念碑が建てられています。 門別市街を通り過ぎて太平洋を望む小高い丘の上に町営温泉「とねっこの湯」があります。温泉好きの私はもちろん行ったことがあります。
この先は右手に太平洋・左手にはサラブレット牧場といった北海道らしい景色が続きます。しかし、海から強風が吹き付けて冬期間は路面がアイスバーンになるので、冬道のドライブはスリップ事故に要注意です!! 海岸線に沿って細長い日高町門別ですが、最後の集落厚賀を過ぎると正面にこんもりとした森「判官館森林公園」が見えてきます。ここが新冠町の入口です。音楽とサラブレットのまち新冠町は牧場や中央競馬で活躍した馬そのものが観光資源になっています。 判官館森林公園を右手に見て、左手にバーベキューハウスと新冠泥火山過ぎて左折すると多くの有名馬を輩出した生産牧場に繋がる「サラブレットロード」が有ります。 左折してすぐ右手が「オグリキャップ」が種牡馬として第二の人生?を過ごした優駿スタリオンステーションです。 その他サラブレットロードの沿線にはハイセーコーの墓や「ナリタブライアン記念館」など、競馬をやらない私でも名前だけは知っている有名馬のモニュメントが数多くあって、競馬ファンとっては涙が出るような憧れの通りです。
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最終更新日
2013年06月09日 10時47分30秒
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