鹿部町
鹿部町は北海道の南端渡島半島の東部駒ケ岳山麓の一角に広がり、北海道の表玄関函館空港から車で約60分の距離にあり、東経140度48分57秒、北緯42度02分17秒に位置し、東西16.5km、南北19km、面積110.57平方キロメートルの基幹産業が漁業の町です。北東に太平洋内浦湾を望み、南東は中ノ川を境に函館市に、北西はトドメキ川を境に森町に、南西は横津岳山頂を境に七飯町と接しています。国道278号線が海岸沿いに並行しており、函館市方面から進んでくると、正面に雄大な駒ケ岳、右手に洋々とした太平洋内浦湾を望むことができ、天気のよい日には、対岸の室蘭市や羊蹄山を眺望することができます。大沼方面からは、道道大沼公園鹿部線を進むと、左手に見える駒ケ岳の稜線が海と出会う先に町が見え、町に入ると大小3つの漁港があり、潮の香りと海の雄大さを体感できます。≪町名の由来≫ アイヌ語「シケルペ」が町名の由来。「シケルペ」とは「キハダ(一名シコロ)のある所」の意で、イナウ(神祀る木弊)・薬用・染料他に使う貴重な木であるキハダが多い事からそう呼ばれ、後に転訛して「鹿部」となりました。≪気候≫ 鹿部町は北海道の南端渡島半島の東部駒ケ岳山麓の一角に広がり、気象は1年を通じて温暖です。冬期間の厳寒の頃にはマイナス14度前後、盛夏の頃で30度を超えることはまれで、夏は南西の風、冬は北西の風が多くなります。降水量は、北海道の中ではやや少ない地帯に属し、降雪は11月中旬に初雪、3月下旬頃には消えます。気候の特徴は春と秋の時候が長いことです。≪人口≫ 鹿部町は昭和58年12月に「村」から北海道で156番目の「町」になり、人口は、昭和60年の国勢調査の5,107人をピークに、減少しましたが、平成6年から僅かながら増加に転じ、平成17年国勢調査で4,916人になっております。この10年ほど前から、鹿部町の雄大な自然環境に感動し、この地に定住する人が増え、近隣町村の過疎化が進む状況の中で、ここ数年人口が微増傾向にあります。【平成17年国勢調査】 総数 4,916人 男 2,414人 女 2,502人 世帯数 1,646戸≪交通≫ 鹿部町は太平洋内浦湾の海岸沿いに町内を国道278号が縦断しており、沿線に市街地が形成されています。海岸線は約13kmになります。 現在、国道278号鹿部道路(バイパス)に着手しています。このバイパスは、渡島東南部の町を結ぶ唯一の幹線道路であり、観光・産業経済道路として重要な路線として、実施設計・用地買収が進められております。 さらには、駒ケ岳噴火の際の緊急避難道路としての役割もあり早期完成が望まれます。隣接する町へは、道道大沼公園鹿部線で、大沼国定公園まで車で約20分、国道5号線を経由して七飯町までは、約40分です。JR函館駅までは約60分です。JRを利用すると、函館からは普通列車で約50分、函館本線鹿部駅下車、バスで16分(約8km)で街に入ります。 北海道の表玄関函館空港までは、国道278号線を経由して車で約60分、札幌までは約4時間30分。JRでは、森駅から約3時間です。 函館空港から、道外へ東京・大阪・名古屋・仙台・富山へ、道内へは丘珠・新千歳・旭川・釧路・女満別・奥尻に航空便が運行しています。函館・東京間の所要時間は1時間20分です。≪経済≫ 鹿部町は、基幹産業が漁業で町内には大小3つの漁港があります。海産物としては、通年でタコ、カレイ、ホッケが水揚げされる他、サクラマス、昆布、ナマコなど漁も盛んで、特に冬場は主産業となっているタラコの原料スケソウダラ漁と、ホタテの水揚げが浜を賑わしています。また、中心となる鹿部川には、放流した鮭が遡上します。温泉も多く町内には30箇所以上の泉源があり、中でも全国でも珍しい間欠泉のある町です。 ≪名所・旧跡・観光スポット≫鹿部温泉 しかべ間欠泉公園 鹿部湧水園(現在・閉鎖中) 三味線滝 鳥羽一郎歌碑「北斗船」 鹿部飛行場 ≪鹿部町出身の有名人≫盛田幸妃 (野球解説者、元プロ野球投手)【関連HP】鹿部町役場 http://www.town.shikabe.lg.jp/鹿部商工会 http://www.shikabe.net/鹿部温泉観光協会 http://shikabe.net/sk/★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★≪世界の憧れ北海道-サイト≫http://www.ambitious-jp.net/≪姉妹ブログ「ぼくアーバン」≫http://urban55.blog96.fc2.com/≪所得倍増計画≫http://www.ambitious-jp.net/2bay/