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気になるコメントを見つけた。どこの新聞だったか、JR西日本の会長が、関経連の副会長を辞任しないと言う内容のもの。事故の対策に専念しても、副会長職には特に支障がないからというもの。
JRの会長を辞めるのは、事故の処理が終わってからという論理は成り立つと思う。しかし、事故対策に専念しても支障がないような役職だったら、しかも関西経済界の顔とも言える立場だったら、それは辞任して当然ではないだろうか。なぜ辞任の道を選ばないのか。 そこで思い当たるのが、叙勲。公共的な役職(この場合、関経連の副会長)を何年やれば勲○等(今は、等級ではないのか)と、ほぼ決まっている。関経連の会長ならば、1等(昔だったら)か。副なら2等か。もしかしたら、勲章ほしさに居座りを決め込んでいるのではないか。 もちろん、これだけの事故を起こして、叙勲の対象になるかどうか定かではない(東京大空襲の指揮官に勲1等をやるぐらいの国だからたかが、100人程度の事故では、別に関係ないかもしれないが)。 勲章とは、なんと愚かな制度であろうか。大げさにいえば、「これで天皇制国家の序列に組み入れられる」と、それに誇りを持つものたちが、いかに大勢いるかということの証しなのだろうが。 「公的」とされる団体の役職を何年やれば、ということで、その職にしがみつく輩が多い。叙勲の弊害の大きさは、計り知れないものがある。 あす、春の叙勲の名簿が発表される。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.04.28 11:01:20
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