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テレビ東京の午後の映画番組で、やっていた映画。最初、タイトルを見たときに、「なんや、オカルト映画かいな」と思ったが、番組解説を見て、一時話題になった映画だったかなと、見ることに。
けっこう面白かった。アメリカの死刑制度については、けっこう聞いていたような気もするが、何日も前からその期日が告げられること、家族との別れの儀式もあること、さらに被害者の遺族も参観(処刑の場面を)できることなど、さすがアメリカ、違うなと思わされました。 日本では、死刑を執行した事実さえ明らかにせず、面会も判決確定後は親族だけ(だから、獄中結婚によって、夫婦になる人や、養子縁組をする人がいる)。あ、弁護士はいいのかな。応報とか、再発を防ぐ意味があるというのなら、被害者の遺族が希望すれば、公開するのも、一つの考え。もちろん、テレビ中継をしろとはいわないが、執行した事実でさえ隠しておくのはオカシイ。 さて、映画。ずっと、無期判決を受けた共犯者が主犯であると主張していたが、最後にシスターに自分が殺したと告白。冤罪ではなかったことがはっきりする。ここで、初めて死刑囚が悔い改め、最後に遺族に対して謝罪する。 彼が終身刑だったら、悔い改めることはあったのだろうか。 また、死刑を参観した遺族の一人が、死刑囚の葬儀の場を訪れる。その後、どんな展開になるかは描かないで映画は終わったが、ここで双方の遺族の交流が生まれるかもしれないことを暗示する。 死刑の是非が、いろいろと議論されるが、いずれにしても、死刑について、知らないことが多すぎる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.02 17:48:18
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