カテゴリ:理科
小学校か中学校か忘れましたが、私は理科の授業で解剖をしました。 確か、フナだったと思います。 母や魚屋などで魚をさばいているのを見ていたので、 特に抵抗はありませんでした。 今、学校ではあまり解剖を行わないようですね。
とら吉は先日、理科実験教室で解剖を初体験! 麻酔で仮死状態の、大きな大きな食用ガエル。 まず先生が手順を示すため、解剖を行いました。 最初のうちは皆怖がって、まともに見ることが出来ない子もいましたが、 途中から初めて見る体の中を観察し始めました。
「心臓が動いている!」 「これ、血管!?」 「肝臓?」 先生は臓器を切り出して、「これが消化器官」 「筋肉」。 女の子たちは「ひえ~っ」 男の子たちは「すげ~っ」
1グループに1匹のカエルが渡され、いよいよ生徒たちによる解剖が開始。 まず針でカエルを固定し、慎重に作業を進めていきました。 最初は怖がっていましたが、作業を進めていくうちに顔がどんどん真剣に。
針を刺したりはさみで切る事により、皮膚の硬さを体感。 血管を切ると血が流れ、筋肉や心臓の動きを目の当たりにする・・・ 解剖は、体のつくりなどを知るだけではなく、 ストレートに命を受け止めることになります。
解剖の後、先生が 「カエルさんの大切な命をもらったのですから、皆さん、しっかりと学んでください。」 とおっしゃっていました。 ただ「解剖した!すごかった!」ではなく、生き物の構造の緻密さや強さ、 そして人間の罪深さを感じて欲しいと思いました。
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Last updated
2009.06.29 09:54:16
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