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かっくんの帰りを悶々としながら待った。
どうやって聞こう…怒ってしまっては、怒られたくないと思って本当の事話してくれなくなるだろう… 大人でも自分の立場が危うくなればねぇ~…子供ならなおさらだよねぇ…う~ん。 ただいまぁ~!帰って来たー!! 直ぐにでも問いただしたい衝動を押さえながら、かっくんとの会話をスイミングでの出来事に誘導する。 話が更衣室での出来事になってきた。 かっくんは一生懸命話をするが、視線が定まらない… あぁ~嘘ついてるなと確信した。わかりやすいなぁーなんて思ってしまう。 でも、嘘ついてるって事は、悪さをしたになるわけだ。 それはそれで私はショックだった。 一通りかっくんの話を聞き終わり、かっくんの目をじっと見て、少し低い声で言った「かっくん!ママの目を見て……正直に本当の事を話してくれる?」 かっくんは目を大きく見開いてうるうるさせながら「……ママ…ごめんなさい、本当はね…本当はね……」と話しだした。 更衣室に入ったらその子が上級生達と遊んでいた。 仲間に入れてほしくて、その子の背中を叩いた。痛いとは言ったけど泣かなかった。 その後上級生達とジャンケンしていて、かっくんは無視されたと思ってその子のバックを隠したとのこと。(なんてお馬鹿な行動をするのやら・・・) それでも誰もかっくんには注意を向けてくれなかった。 ジャンケンを続けていてその子が負けると、上級生達は蹴ったり叩いたりして、とうとうその子は泣いてしまったらしい。 その後で自分のバックが無いのに気付き、泣きながら探していた。 それを見て、悪い事したと思って、なにも言わず隠したバックをその子に渡したんだ…とのことだった。 上級生達は学校も違うので、名前はかっくんもその子も知らないらしい。名前がわかるのはお互いだけだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月10日 08時03分07秒
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