ミニウサギの翔ちゃんがうっ滞になる。その後・・・。
昨日、動物病院で「うっ滞」と診断されたミニウサギの翔ちゃん。レントゲンで見ると、元気なウサギはほとんど腸の中身が映って胃袋は良く見ないとわからないんだそうです。しかし翔ちゃんの場合は大きな胃袋が映っていました。食べ物が醗酵して少しガスが出てきています。翔ちゃんは早めに病院へ連れて行ったのでガスは少なかったのですが気づかず様子を見ていたらもっとガスが溜まって苦しんでお星様になっていたこどでしょう。さっきネットで調べていたら、ウサギは吐くことが出来ない動物なのですが胃袋がパンパンに張ると、出口がないので口や鼻から食べたものが逆流するとか。そしてそれを誤飲して呼吸困難になり・・・つまり窒息して亡くなるらしいです。窒息なんて想像しただけで苦しくなります・・・。なぜかなぜか、翔ちゃんは毎年秋になると食欲が落ちてぐったりするのです。今までは注射と内服薬でクリアしていましたが原因はわからず。今回はレントゲンと血液検査をしてもらって、はじめてうっ滞ということが判明しました。皮下点滴と皮下注射(脱水がひどかったので生理食塩水だったか・・・。それとキツメの痛み止め)をしてもらいました。うっ滞のときは胃袋がパンパンなので無理に食べさせるのは危険で。指に水をつけて口元に近づけましたがそれも嫌がっていました。脱水症状のため膀胱はカルシウム状態でこのままだったら結石が出来ます。と。結石???やっぱりうさぎは脱水症状がためだと。ここ大事。うさぎに脱水症状は命にかかわると。一瞬ピーちゃんの顔が浮かびました。ピーちゃんは膀胱結石があります。早めに手術しないといけないらしい結石が。これは小さいときから少しずつ大きくなったものでしょうと。まだ小さいうちにおしっことして出なかったのはきっと水分が少なくて脱水症状が出てたのかなと思いました。先生に、食べるかどうかわからないけどどんなものを食べさせたらいいですか?と聞いたら・・・。ペレットはお腹の中で大きく膨らむので胃に負担がかかるらしく、あまり与えないでと言われました。水分を含む野菜をあげてくださいと。やっぱり!ピーちゃんや翔ちゃんが体調を崩す原因はドライフードにあったんだと改めて認識。帰ってから、いつもよりは少ないけど野菜類をいつものところへ置いて(水菜、春菊、セロリの葉、人参、りんご)トイレでうずくまっている翔ちゃんの顔辺りに動かなくても食べられるように小さな容器に野菜の葉を一枚ずつ小さく切ったのと人参とりんごをすって混ぜたものと牧草を置きました。しばらくはうずくまっていたけれど、夜になって薬が効いてきたのかいつもの場所へ行ってセロリの葉をムシャムシャ食べて又トイレへ戻りました。もしかして動いたら食べ物が流れるかも知れないと思って柵をあけて様子を見ていたらウロウロ散策してました。さすがにいつものように私の足元で腰は振りませんでしたが(笑)そして小屋に戻って食べだしたのです。良かった~!と私は思ってその日は安心して寝ました。肝心なのはウンチが出ること。次の日チンチラのクウちゃんを出しに行って翔ちゃんの様子を見たら見事野菜を完食していました。で、ウンチは・・・。一粒小さいのが。お腹苦しくないのか心配でした。くうちゃんの散歩が終わりピーちゃんの散歩中翔ちゃんのトイレを見たらうんちが!!あいかわらずトイレで休んでいるので隙間からだけどいっぱい出ていました。やっと一安心。用心してペレットやぱりぱりサラダをあげなくて良かった!!ペレットは明日から少しだけあげるようにしようと思います。さすがにペレットなしで野菜だけで栄養をコントロールするのは難しいと思いますので。今日は胃袋に負担をかけないように野菜をたっぷりあげたいと思います。一週間の通院をして下さい。と先生には言われたけれど、長距離の移動でストレスがたまるのも逆効果なのでこのまま様子を見たいと思います。あくまでもぱりぱりサラダやペレットは人間の都合よく作られたものなので利用するのはいいけれど頼り切ってしまうのはうさぎにとって危険です。やっぱり野菜と牧草と水をメインにしたほうがうさぎさんは元気でいられると思います。なんの根拠もありませんが経験上書きました。ちなみに皮下注射(点滴)をした痛み止めは3日以上続けると肝臓がボロボロになるので出来ませんよ。(何の根拠もないけれど経験上)と先生が言われました。それとうっ滞って毛球症っていうけど、実際に毛の塊が詰まっていたウサギは少数でほとんどが食べたものが詰まってガスがたまるのだそうです。どんなに気をつけていてもウサギの内臓の構造上詰まるらしいです。それはそうとしても、飼い主ができることはブラッシングくらいでしょうね。サプリとか色々試されているかたもおられそうですが。