Welcome to usako & kaorin's Web site

『婚前特急』（こんぜんとっきゅう）とは、
2011年4月1日公開の日本映画。
吉高由里子主演による恋愛コメディ映画です。

自由に恋愛を楽しんでいた24才OLの池下チエが、
親友の結婚をきっかけに、
付き合っている5人の彼氏の中から
本当の相手を見つけるまでを描いたコメディ映画。

キャッチコピーは
「このたび、わたくし池下チエは、5人の彼氏を査定します。」

また 監督の前田弘二は
この作品が長編劇場映画デビュー作となり、
本作によって日本の新人映画監督賞を
複数受賞する評価も得ました。

仕事も人生も充実している
24歳のOL池下チエ（吉高由里子）。
彼女は、限られた時間を有効利用し、
いろいろな体験を楽しむため、
5人の彼氏と付き合っていた。

そんな風変わりな恋愛を楽しんでいるチエだったが、
できちゃった結婚した親友の浜口トシコ（杏）の
幸せそうな姿を観て結婚願望が芽生えてくるわけです。
トシコの勧めもあり、5人の彼氏を査定し、
低い方から別れていく事にするのでした。

バツイチだが優しく、
同じ営業職で仕事上のアドバイスも的確だが、
前妻との間に子供があり、
酔うと愚痴っぽくなる西尾みのる（加瀬亮）。

時間が自由になるが、
あっきっぽくすぐに変わる趣味に
付き合わされる出口道雄（青木崇高）。

研修と称し旅行に連れて行ってくれるが、
妻を言い訳に最近
約束を破ることがある三宅正良（榎木孝明）。

若くて可愛いが、先々自分（チエ自身）の
年が気になりそうな野村健二（吉村卓也）。

メリットはなく、小太りで、盗癖があり、
図々しくいい加減…な田無タクミ（浜野謙太）。

もちろん、一番査定が低いのは田無タクミでした。


早速、チエはタクミに別れ話を告げました。
しかし、チエにとって、
タクミから返ってきた返事は超意外なものだったのです。
　「オレたち付きあってないじゃん。
付き合ってないんだから、別れる事ないんじゃない？。
今までどおり、体だけは続けようよ。」

チエちゃんは、ちょっと、ショックを受けるのでした（笑



とにかく、笑える映画でした。
前田弘二監督の演出力、演者の演技力、
その双方があるからだと思うのですが、
各登場人物のキャラもしっかりたっていてます。

その中でも際立っているのが、
吉高由里子演じる池下チエと
浜野謙太演じる田無タクミではないでしょうか。

個人的には、加瀬亮演じる西尾みのるの
オーラのないおっさんぶりがウケましたが。

吉高由里子演じる池下チエの行動は、
全ての男の共通の敵みたいなキャラです。
五人の彼氏と同時に付き合うだけではありません。
石橋杏奈演じる真面目で誰にでも優しい
美人の社長令嬢の奥田ミカの事を
「誰とでも寝る女。やりマン。」と罵ったりするような人間です。

同じような事が、浜野謙太演じる田無タクミにもいえます。
彼が女性に対してやっている事は、時にひも以下。

この作品は、五股の恋愛劇にも関わらず、
どろどろ感もなく軽いのりで楽しめるラブコメディーです。
そんな中でも、本当の気持ち、真実の愛を
とても前向きに描いています。
それが、たとえ浅はかなモノだとしても、
案外、大間違いかもしれないコトだとしても、
実際に通り過ぎなきゃ分からないことは
たくさんあるし、それが人生なわけです。
まぁ、そんなわけで、
男女問わず楽しめる映画だと思います。
こういう作品に、とやかく文句をつける人は
おいらは嫌いです（笑

興味のある方は、是非ご覧になってみてください。
Gyaoで無料配信中です♪