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カテゴリ:フィギュアスケート
EXの日。
世界選手権の銀メダリストとして町田くんがEXで何の曲を演じるのか? 個人的にはソチで見せてくれたDon't stop me now.を見たいと思っていた。 ただ、世界選手権の銀メダリストという立場を考えるとあの曲がその場にマッチするかな?という疑問があった。 私はまだスケートのことはわからないが、ミュージカルとかダンスの舞台のことを考えると、配役というものがある。 フィギュアのEXで考えると、メダリストは主役である。 主役によりふさわしい曲はなんだろう?と考えてはみたものの、私はその時に町田くんがEXでどういうレパートリーを持っているのかわかっていなかった。全日本のEXは白夜行だったそうだが、全世界に配信されることを考えると白夜行はふさわしくないような気もしていた。 当日、私は夜の録画放送が待ちきれずにEURO SPORTSをネットで見ていた。 そして町田くん登場!衣装が、Don't stop me now,じゃない! ていうか、衣装に見えない!普通の服じゃん!白いシャツに黒のスラックスにベルト!!! ここでの私の衝撃は相当なものであった。 椅子に座っていたものの腰を抜かしそうであった。 フィギュアスケートというのは衣装を着て滑るというのが常識である。 もちろん、この時の町田くんが「普通の服に見える衣装」を着ているということはわかっていたのだが、フィギュアスケーターが普通の服(のように見える衣装)を着ているとそれはある意味コスプレであり、私はそのギャップにまたもやずどーんと心臓を撃ち抜かれてしまった。 さらにこの時の私はベルトに異常に反応していた。頭の中からベルトのことが離れない。 自分、何フェチなんだ?ベルトフェチ?(笑) あー、そうか、そうだ、私って男の人のベルトフェチなんだと自覚した。 おしゃれな父を見て育った私はベルトにこだわる男性が好きなのである。 町田くんのベルトがこだわりのベルトだったのかまではわからないが、フィギュアスケーターが普通のベルトしてるということが衝撃であった。私はそれだけでも完全に取り乱していた。 曲は「ロシュフォールの恋人たち」であった。 曲のでだしはしっとりした雰囲気。このまますーっと終わるのかと思いきや、激しい感情の突き上げがあって、情熱的なステップで終わるという構成。 EURO SPORTSは演技中は実況をいれないで、終わった後に「・・・Beautiful・・・」と感想を述べていたのだが、そのおかげで私は演技の世界に完全に浸りきることができた。 見終わって、ほーーっとため息がでた。陳腐な表現だが、素敵だった。まさにBeautifulであった。 世界選手権銀メダリストにふさわしい演技だった。 町田くんはインタビューで、もう年齢を一つ重ねたからDon't stop me nowは滑ることができないという趣旨の発言をしていた。あー、自分のことも立場もよくわかっている人なんだなと深く感心した。 ショート・フリー・EXと3作品を見て私はもう完全に町田樹ワールドの虜となってしまった。 ノックアウト状態でふらふらしていたのだが、私はもっと情報はないかとEXが終わった後、ネット上をうろうろとさまよっていた。 そしてその結果、このEXと同様の衝撃を受けることになるのであった。 続く 読んでくださってありがとうございます。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.05.19 12:19:42
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