やっぱり着物が好き
土曜日は母と歌舞伎に行った。実に2ヶ月ぶりくらいの着物である。暑いし、久しぶりなので着付けがどうも決まらなくて、途中で何でも「洋服にしようかなー」と思ったのだが、ここで着ないとまたしばらく着ないだろうなと思い、着物で出かけた。最寄駅まではだんなさんが車で送ってくれるから楽なのだが、20分の道のりを歩いていたらそれだけで倒れそうだ。温暖化は食い止めないといけない。確かに着物だと暑いが、電車も建物もクーラーが効いているので外にいなければ着物でも快適である。歌舞伎座には着物の方がさすがに多かった。みなさん、えらいなー。8月の納涼歌舞伎は浴衣もOKなので若いお嬢さんで花火大会のときのような浴衣の方もいた。私よりもみなさんきれいに着ておいでだった。かつて呉服屋さんの店員だった母に「久しぶりにきたから着付けがうまくいかなかった。お太鼓もぶかっとしちゃったよ。」と言うと「夏帯っていうのはうすいからぶかってなるものよ。いいわよ、大丈夫。」との言葉。年をとってきたので注意力が薄れたのか、それともコメントするのがめんどうなのか(笑)しかし、あっというまに着付けの腕は落ちてしまう。涼しくなったらもっと着ないと。