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May 22, 2013
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カテゴリ:音楽
鍵盤楽器の勧め
中学3年の頃だったと思う・・・
兄が初めて買ったシンセサイザーが家に来たのは.
機種はYAMAHA EOS B2000だ


私にとっては,ものすごく衝撃的な出会いだった.
(当時,秋葉原で買った本機を親父が頭にのせて
車まで持っていったっていうエピソードも衝撃だったけど・・・
えーっと、、、長細い箱で約20kgあるんですけど;><)

兄がいないときはとにかく独占していた
電子オルガンより弾いていた時もあるかもしれない.
チュートリアルVHSは何回も見ていた.

EOSに触れてからは電子オルガンで無茶苦茶にいじっていたパラメータも
非常に正確になっていった.


初心者によく質問される内容に一番多いのがこれ
鍵盤楽器を始めたいんだけどお勧めはないか?

答えに結構困るけど非常にうれしい質問!
質問の難易度は"PCを始めたいんだけどお勧めの機種は?"並みに難しい.
(パーソナルコンピュータっていうけど,結局は必要用途に特化したものが一番いい)

鍵盤楽器を始める初心者に考えてもらいたいことまず
・どんな音楽を演奏したいか?
・どんな演奏家になりたいか?
である.

漠然としているなら
いつかこの曲を弾きたいとか"このアーティストにあこがれている"でもいい

とにかく目的を明確にしないと鍵盤楽器は買い物が難しいし1台が高価なので続かなかったら悲惨だと思う.
その代り,用途がはっきりしてハマれば無限の魅力があると私は思う.

初心者にお勧めの楽器はとにかく今後自分の趣味がどう転がっても
手放せない1台を見つけること.

とはいえ,用途別に色々ある鍵盤楽器は難しい.
まず,間違えずに買うコツはどんな音楽でも対応できるオールマイティー機を手に入れることだ

無数にある楽器の中からこの点に絞ってみるとたどり着くのがポータブルシンセや電子キーボードまた電子ピアノだと思う.
市販品を例に初心者向けの低価格ラインナップを出すと以下の通りである.

シンセサイザー
KORG X50(生産完了)
Roland JUNO-Di
YAMAHA MX シリーズ

キーボード
CASIO ベーシックキーボードシリーズ
YAMAHA PORTATONEシリーズ

電子ピアノ
CASIO Priviaシリーズ
カワイ DIGITAL PIANO シリーズ
Roland HP / RP シリーズ
YAMAHA Clavinova シリーズ

電子ピアノとキーボードを分けて記載した理由はクラシックをやりたい人はピアノ以外の音色を使う機会が少ない為である.
故に,クラシック弾きはピアノが奏でられかつピアノ鍵盤で指のトレーニングができることがメインになるためシンセサイザー等である必要はないのである.
また,電子ピアノには低音は重く高音は軽いというアコースティックピアノを再現したウェイト鍵盤を用いているものがあり用途によってはこちらが適している場合がある.
PopsやJazzをやりたくて,色んな音色に挑戦したいがピアノ鍵盤でトレーニングをしたいという人はピアノ鍵盤搭載タイプのシンセサイザーなどがお勧めである(ただし,低価格帯は少ないため予算オーバーなら中古を当ってみよう)


電子キーボードとシンセサイザーの違いについても記載しておこう.
販売チャネルの違いや音源チップの違い,コントロールできるパラメータの違いなど複雑に言うとさまざまな違いはあるが
消費者の立場からすれば現在では明確な違いはないといっても過言ではないだろう.
なので,どちらでもよいというのが結論.

切り分けをするならば
電子キーボード,電子ピアノ(練習支援機能付きが多い半面,音を加工できる範囲が狭い)
・プリセット音色を選択して目的の音を単純に発音させる
・リズムトラックやメトロノームなどを内蔵している機種が多く簡単に扱える
・和音や伴奏支援システムが付加する機種が多い
・課金などで既製曲の伴奏等を購入し,練習することができる機能をもつものもある.

エントリーモデルのシンセサイザー(演奏支援機能という付加価値はあまりない半面,音を加工できる幅が広い)
・プリセットの音色を選択して目的の音を発音させることに加え,幅広い表現ができる場合がある(イニシャルタッチ,アフタータッチ,ピッチベンド等)
・リズムやメトロノーム等はシーケンスやアルペジエータといった機能の一部として存在しているため機能を覚えるまで扱いにくい半面,色々なことができる(作曲支援やソロ演奏支援など)
・簡易エフェクター(リバーブやコーラスといった空間系やディストーションなどの歪系など)を内蔵していることが多い
・MIDI(USBやtoHOST接続含む)を使用することでPCを用いたDAW制作に使用しやすい仕様になっていることが多い

上記のように書くと違いが多くあるように見えるかもしれないが
昔はシンセサイザーというと特殊な知識がある人しか触れない機材であり
キーボードというと単純に演奏することだけしかできないイメージがあったのに対し最近ではその切り分けが難しいほど違いの少ない存在になっている.

単純に演奏を1人で楽しみたいならばスピーカーまで内蔵された家電量販店で購入できるような電子キーボードがいいのではないかと思う
逆に,バンド等での活用を考えたいならば多目的なシンセサイザーをお勧めする.

また,PCを用いたDAWなどの制作に使用する目的があるならばDAWソフトがバンドルされているタイプのシンセサイザーがマッチするのではないかと思う.

いずれにせよ,用途によって大きく違いの出る鍵盤楽器
まずは,お店の店員さんや周りの楽器演奏者に相談してみよう!
もちろん,私宛にメールやBBSで連絡してくれてもいい!


ちなみに,中古を考えている人もいると思う.
状態や使用状況が読めないことが難点だが,旧機種の中級モデルがエントリー並みの安価で手に入るのは魅力的だと思うのでこちらも紹介しておこう.

KORG X50
X50は長年にわたりエントリーモデルのシンセサイザーをリードしてきた存在である.その軽さは対バンなどでも準備が容易で非常に良い.
ただし,元値と中古の差がないことと販売時期が長かったため状態がいいものと悪いものが無数に存在するのが難点.

Roland Junoシリーズ
JunoGは中級モデルとして発売されたものでシンセ音を中心に幅広い演奏に耐えられる音色を持っている割に重量が軽くとり回しが良い
MTR機能が搭載されており簡易レコーディングが楽しめるのもポイント.

YAMAHA MOTIFシリーズ
初代MOTIFは中古市場でも安価に手に入れられる割に音色はどの音も安定していて扱いやすい.
エントリーや中級モデルとして出たMMやMOなどがあるが,中古相場がほとんど変わらないので頑張ってMOTIFを買ってほしい.ただし重量が重いのが難点.




次回は様々な鍵盤楽器を紹介します.





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最終更新日  May 28, 2013 10:21:27 PM
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