カテゴリ:酪農のお仕事
本日は牛魂祭です。
地元の酪農家で建てた牛魂碑に一年に一度 祈りを捧げる日です。 みすみでは、毎年12月13日と日を決め 酪農家達が集まって牛たちに感謝のお祭りをします。 が、今までに一度も穏やかでいい日だったという日は ありません。 たとえ朝からとても穏やかで暖かな日だったとしても、 吹雪が止んでいたとしても、 神主さんが牛魂碑に向って祈りを捧げる頃になると 決まって、突風が吹いたり、雪が大降りになったり 吹雪になったりと、空模様が一転します。 参加者全員はもれなく大荒れの中で、 祈りを捧げるわけで、集会所の中の宴席に戻ってくると 必ずストーブの前に輪になって暖を取るという 光景が毎年繰り返されます。 ここまで続くと、もう絶対何かある。 自然現象だけではなく、牛たちの魂が ここに集結して一気に昇華していくのでは ないのだろうかと本気で思う。 今年も例年通り、しかも朝からの吹雪が 小康状態だったのに、やっぱり祈りが始まると吹雪! どうか牛たちの魂が穏やかな場所に行き着きますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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