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カテゴリ:川に流される話
忠別川の意味がアイヌ語でチウ(波のある)・ペッ(川)だと はじめて知りました (*´ω`*) 確かに忠別川はずーっと波ばかりの川なので とても的を得た命名です 今回のコースは一般的な志比内橋 ~ 東橋なので 志比内橋のスタート地点にダッキーをデポして下流へ向かいます 忠別川はなぜか私は転覆にまみれた因縁のある川で いつもは上流に車 下流に自転車なのですが 今回は逆パターンの下流に車を置き出撃しました スタート地点の志比内橋上流の段差下 ここへ重たいカヌーをおろすのは一苦労です 昨日までは水が笹濁りでもっと濁流だったそうですが この日はまずまず通常の水量に戻っていました (忠別ダムの放水量は当日20t) 出艇していきなり岩に当てそうになって 慌てましたが無事クリア・・ そうそう転覆するわけにはいきません しかし身体がまだパドルに馴染まぬ1コーナーで いきなりそれは起こりました! (写真は現場を振り返ったところ 志比内橋がみえてます) いきなり休憩してるわけではありません これは事態が収集した後の写真です (*´ω`*) 護岸のテトラが物語るように合流の流れが右岸へ勢いよく 流れていてカヌーはテトラへ寄せられます しかし瀬でもなんでもなくコントロールさえしっかりしてれば なんてことない川の真ん中に・・・ 一瞬の判断の遅れでした 倒木は根っこが強いのか川の半分以上を封鎖しています 倒木が視野に入った時はアウトからインへ左から流れ込んでくる 流量に負けないように漕いでる真っ最中でした 更に左へかわせるエンジンパワーはありません 倒木の下に潜りたくはないので流れに逆らって 必死に漕いだものの私の艇は倒木のど真ん中に激突(笑) ダッキーは倒木に突き刺さりその場で停止 舟から離脱した私は下流へグングン流されます 片手にパドルを持ちもう片方の手で脱げて川に浮かぶ クロックス(靴)を確保して手が使えないので カエル脚で左岸に流れ着いた時はかなりの距離を流されました うはーっ やっちまった・・・ 装備は破けている所もなく無事でしたが 10年以上耐えてくれたダッキーが逝ったと思ったので トボトボと歩いて上流へ戻ります 私の転覆を目撃した釣り人が 手助けに駆け寄ってきてくれました 幸いにして舟は奇跡的に無事で前半分を木に抑えられて 水中に没しつつ流れと平行に浮かんでいたので舟に縛ってある ロープを拾って岸から引くと水圧で木を持ち上げつつ スポンと抜けました・・ (*´ω`*) 運がよかったです 2度目の沈脱は嫌なので瀬を漕ぐパドルにも力が入ります しかし忠別川は最初から最後までずーっと瀬 瀬 瀬・・ (フロントが突き上げられてウィリー状態です) どっぱーん だっぱーん! うひゃ~ もう落ちるのは嫌だよ~(笑) 漕ぎまくって疲れながら中間地点の堰手前の橋へ到着 堰は右岸を越えます ここの堰の上陸ポイントは狭くてピンポイントなので 増水してるとちょっと怖いですね ぷはーっ 上陸 ダッキーを枕にしばしの休憩 しかし水に飛び込みたくなるような気温でゆっくり出来ません 堰の持つ意味は私にはわからないのですが テトラとか堰が見えなくて泳ぎたくなるくらい水が綺麗で 魚だらけの川が増えたら嬉しいですね 堰の下にポーテージして再上艇! ここからまた瀬の連続になりますが 堰の下は川幅が広くて水深が浅いので底を引っ掛けやすく大変です 底を破らないように進路を模索しつつ どっぱ~ん だっぽ~ん カヌーでカメラを持てるのは通常はヤバイ場所を乗り越えた後なので いい写真は岸から撮ってもらうしかありませんね ゴールの東橋が見えてきました 右岸の工事は終了していて階段状になっています 暖かくて水が気持ちよくて頭からグシャグシャだったのが 上陸時には乾いて程よくなっていました だーっ ( ・ω・)ノ 訛ってる腕の筋肉が使いすぎでパンパンです 自転車を回収して終了~!丁度お昼時で 運動した後なのでお腹がぐうぐぅです 9月には恒例(笑)の川仲間ミーティングがあるのですが 今年は乗ってますよー!と大きな顔を出来そうです (と言っても及びもつかないのですが) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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