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カテゴリ:タツノコプロ
リクエストがあったので、タツノコプロのネタを。 ご存知、タツノコプロはコメディ以外にもハードなSFをやったりする。 その中でもテッカマンはカナーリのハードな展開だった。 テッカマンはヒーローモノがやってはいけないタブーに触れた話があった。 テッカマンは、地球を守る。 「ほかの惑星から来た宇宙人は全て悪!」と決めて退治する。 この増長が地球に救いを求めた宇宙人達の船をあろうことか、テッカマンが襲撃してしまう。 攻撃力を持たない宇宙船はテッカマンの前に多くの人を乗せたまま撃墜されるのである。 ただ一人、生き残った少女はテッカマンに救いを求めただけだと詰め寄り テッカマンは、自ら犯した罪の重さにうちひしがれるのである。 本来、ヒーローは間違いを犯しても殺してはいけないのだが この話では、テッカマンが”人々を殺す”ターミネーターと同じ殺戮者となったのです。 事実を知ったテッカマンは、せめて少女だけでも自分の星に戻してやろうと 身を敵に晒して戦うのです。 苦心の果てに、リープ機能を持った宇宙船を確保。 少女はただ一人、自分の星に戻って行く。 テッカマンが人々を殺す最大のミスを犯す話ですが、この助かった少女の扱いも難しい。 なぜなら、ワルダスターに襲われて地球に逃げてきたのだから、本来は保護しなければならないのだが… 展開上、1人で母星へ帰らせるのである。 敵のリープ船の秘密を知りたがっている地球でも、無傷のリープ船が必要だったわけで。 見ていた私も「タツノコプロ、それはやっちゃダメだろう?」と、心の中でツッコミを入れたくらいのお話でした。 かくして少女はただ一人故郷へ帰ってゆき、今週のテッカマンはオシマイ。 …なのだが、次週からも「殺戮者テッカマン」とレッテルを貼られたまま放送は続くのである。 無論、次週からはその話に触れる事はないのです。 しかし、視聴者はテッカマンが無実の人々を殺戮した事実を知っているからです。 アレは、主役のヒーローにやらせてはいけない話でした。 結果、そう言った暗い話もあったりした関係か?テッカマンは半年で終了。 最終回もテッカマンは地球に残り、仲間2人が太陽系からリープして外宇宙へと旅立った。 とにかく、救われないヒーローのテッカマンでした。 当時は今までの当たり前が飽きられてた時代でもあったので テッカマンはそのあたり前を打ち破るハードな展開を信条としていた様です。 前作のガッチャマンのハードな展開がウケたので『より一層の』展開をやってみたという感じに見えました。 5人のヒーローが1人のテッカマンになってただ1人で戦い続けるので 見た目にも孤独感が強くなります。 ガッチャマンはチームの1人が犯すミスを仲間が支えますが テッカマンは1人なのでミスもフォローも全て個人に帰結します。 キャシャーンも孤独な戦いを描きましたが、孤独のヒーローを描きすぎると 見てる方もキツイ。 それが残った作品だった様な気がします。 にほんブログ村 見たら…押して~♪ 宇宙の騎士テッカマン Blu-ray BOX【Blu-ray】 [ 森功至 ] 防災セット 一人用 トイレ 水 食品 懐中電灯 ランタン 袋 中身 50点 防災 リュック 防災リュック 防災グッズ 防災用品 地震 地震対策 災害 災害対策 洪水 大雨 対策 震災 スマホ充電 ※ 中身だけ カート 子ども 子供用 2人用 3人用 はしご ステッカー ではありません SSS お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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