完全新生と言うテーマで始まった仮面ライダー響鬼。
あの仮面ライダーの象徴とも言うべき「大きな目玉」を
撤廃した『隈取り』のような顔のインパクトは大きかったと思います。
完全新生と歌った響鬼の世界は、『世界観』も『ライダーのデザイン』、『変身ベルト』すらない新しい世界と言うものを提示しました。
まぁ過去とは全く”別モノ”となる作品だったので、それは『進むべき道』だったのでしょう。
「これが仮面ライダー?」って言われても仕方ないくらいの
まったくの別世界でした。
しかし、仮面ライダーを休むと言う案も企画の当初にあったりと
あの当時は「新しい仮面ライダー」がどうあるべきか?
まだ不安定だったわけで。
響鬼の後は、あのデザインの方向で行くのか?と思っていたら
仮面ライダーカブトはライダーのイメージへと戻ります。
仮面ライダー電王でも、ライダー感のある大きな目が使われてました。
実際、響鬼の意匠はどこへ行ったのか?
と思っていました。
しかし、その後も平成の新しいデザインを出しながらも、『仮面ライダーっぽいデザイン』と言うものはなんとなく継承されてた感じでしょうか。
そして、響鬼のデザインが”唯一継承された”と思うのが
仮面ライダーウィザード。
宝石のイメージに、線を引いたマスクのデザイン。
しかしその後は、響鬼の「隈取りのようなデザイン」と言うライダーはあまり出てきません。
やはり、大きな目の方が子供たちの評判がいいのでしょうか?
もう一度・・・響鬼デザインの”隈取りマスク”のライダーが出て欲しいものです。
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