カテゴリ:観光産業
このブログは、元・旅行業に従事していた「幸兵衛」(S12年生れ)が書いています。 私の身体の中を流れる血はシャンソンだ、なんて言いふらしていた時がある。まあ、それ ほどシャンソンが好きだったと言える。 その頃はアルコールはもちろんワイン。4半世紀前のことで、いまもごく少量のワインを 愛飲している。シャンソンは「歌謡」と言う意味で、フランス生まれの「歌」を言う。 シャンソンにビール、焼酎は何となく合わない。そんな思い込みがあってワイナリーがま だ珍しかった頃、旅行目的地にワイナリーを選んでその土地に育った美食を楽しんだ。 いまは日本全国いたるところに「地ビール」や「地ワイン」「地ウイスキー」ができて、 飲みたい欲求に駆られるが、健康上の理由で自主的にアルコール類は控えている。 控えてはいるが、「ワイナリーヴィラ」と聞くと、訪ねて見たいと思う。 「食」は産まれてから今日までほぼ毎日朝・昼・夕と日に3度、誰もがいただいているが 他の動物とは違って「餌」ではなく「食」だから、楽しくいただきたいものである。 「食」にこだわったレストランが、ワインを楽しみそのまま宿泊したいというお客のため に「オーベルジュ」と言う宿泊施設を作って、いまやこちらも全国に「オーベルジュ」が 定着しているが、ワイナリー+宿泊施設は日本初だそうである。 我が家(広島市)から2キロほどの地にホワイトワインを作っているワインハウスがある が、製造している本数は2000本くらいだそうで、特定のレストランでの提供のほか、入手 方法は通販のみである。 いたる所にワイナリーはあるが、ワイナリー自体に宿泊してオーベルジュのように美食を 楽しむのが初めてとは、気が付かなかった。 旅行新聞webの情報によると、 **************************** ワイナリーヴィラとは「ワイナリー+ヴィラ」の造語であり、ワイナリーや葡萄畑に隣接 した場所で葡萄栽培やワイン造りを身近に感じながら別荘のように寛げる快適な客室があ り、宿泊者専用ラウンジにおいてワインと食のペアリングが味わえる。 さらに「7cマイスター」であるスタッフが提案するワイン造り体験など、さまざまなおも てなしが楽しめる施設となる。客室タイプは、ツインベットタイプのモダンツイン(64平 米・露天風呂付・プライベートガーデン併設)9室と、スイートルームのモダンスイート (96平米・露天風呂付・プライベートガーデン併設)1室の2タイプを用意した。全10室。 **************************** 山梨県はワインの製造ではおそらく一番の生産量で、種類も豊富、東京からも交通の便も 良く、全10室は控えめな設定だと思う。きっと類似の施設が出てくると思う。 新しい観光素材ができたことを喜こび、ここでワイン片手に、静かにシャンソンが聴けた ら良いなあと夢を見ている。
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最終更新日
2024.06.18 10:00:14
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