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• お囃子

  　今日、何気なく道を歩いていると、どこからともなくにぎやかな音が…。そう、お囃子です。私がいたのは 繁華街からもほど近くて、まさかそんな処でお囃子を聴こうとは思わなかったので、ちょっとびっくりでした。その時私は 地元の友達と一緒だったのですけれど、なんでも近所に小さな神社があるんだとか…。そしてお祭りが近い今はその神社でお囃子の練習をしているようでした。お囃子と言えば、私の友達で この日記の中にも度々登場してくれるみうちゃんがお囃子をやってるんです。私が実際に間近でお囃子を聴いたのは、去年みうちゃんの地元を訪ねた時に、彼女のお囃子の練習に付いて行った時のことです。その時も中学生からおじさま達まで みんな一緒になってやっていたのですけれど、みんな一体となって全身でお囃子を奏でている感じで、側で見ている私もわくわくしてきました。今日は実際にお囃子をやっている場所には出くわさなかったのですけれど、お囃子の音を聞いていると、それだけで血が騒ぐというか…、やっぱりわくわくしてきてしまいました。今はお祭りに行くこともほとんどなくなってしまったのですけれど、こうして生でお囃子を聴いていると、なんだか元気もらえますよね。こんなお囃子を聴いていると、またお祭りのわくわく感に浸りに行きたくなりました。今年はどこかのお祭り 行ってみようかな…。

  2004年10月11日

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• 「ノリタケ百年展」とレピシエの試飲会

  　今日は午後から大阪梅田の阪急百貨店で行われていた「ノリタケ百年展」のティーセミナーに参加し、その後は心斎橋までレピシエの試飲会に行き、本当に紅茶三昧の１日でした。１日でいったいどれだけの種類の紅茶を飲んだんだろう…・って感じです。　最近恒例の不眠で昨晩もなかなか眠れなかったので、今朝も寝起きはぼんやり。朝はいつもそうなので、朝食は紅茶ではなくて コーヒーにヨーグルトです。午前中は けっこう（不）真面目に通っている教会の礼拝に行きました。そしてお昼はそこの友達達と一緒に 近くのとっても庶民的なイタリアンで軽く昼食。その時に本日はじめの紅茶を飲んだのですが…、これはかなり失敗。ホットティーはなかったので アイスミルクティーを頼んだんですけど、ただただ甘い。市販の砂糖入りのアイスティーに更にシロップを入れたのかと思うほどの甘さ。でも、近くの大学の学生さんのたまり場みたいになってるような 安さ重視のお店だからしかたないんでしょう…。ということで 気を取り直して午後は大阪に出ました。初めは先日悠君の母さんのページで紹介されていた レピシエの試飲会に行こうと思って友達と約束していたのですけど、昨日になってから、同じくラクテンで知ったteafriendさんのページで見つけた「ノリタケ百年展」も興味津々。梅田で友達に落ち合ってから彼女にそのことを話すと、彼女も「行く！」と即答。私達はそのまま百貨店のイベント会場に向かいました。会場に着いたのは３時頃だったのですけれど、丁度３時半からのティーセミナーの整理券を配っていたのでそこにもしっかり参加してきました。初めは３～４０分と言われていたティーセミナー（実際は１時間ほどになってました）ではお茶の産地や種類、入れ方やいろんな茶器の選び方まで、全く初めての私には興味津々のことばかり。途中、ヌワラエリア、ウバ、ディンブラの３種類のお茶もいただきました。ディンブラは茶葉を少な目にして２０分ほども蒸らしてたんですけど、渋みも無く、濃すぎることもなく、とってもまろやかな口当たりでした。１度に何種類ものお茶を飲み比べたことのなかった私は、風味の違ういろんなお茶を飲み比べることが出来て、この時点でかなり感動。　そしてその後は一瞬迷いはしたのですけど、やはり当初の予定通り心斎橋のレピシエに行きました。実は初め、間違えて大丸の中のお店に行ってしまったのですけれど、そこでもちゃっかりフレーバーを試飲させていただいちゃいました。そして、お店で正しい場所を聞いて、いざ 試飲会の会場へ。会場ではいろんな産地のセーロンとアッサムのお茶をそれぞれ試飲させていただきました。それぞれのお茶に合うお菓子も用意されていて、どれも美味です。ゆっくり試飲させていただいている間にお客さんも減り、ブースでお茶を淹れてくださっていたティー・インストラクターの方ともゆっくりお話をすることが出来ました。もちろん、紅茶のこともいろいろ教えていただいたのですけれど、何故かワインの話、海外の話、そして名古屋の食べ物や言葉の話（名古屋出身の方だったそうです）などなど、話は次々と発展し…、時間の経つのも忘れて話し込んでしまいました。最後には試飲して気に入ったウバとヌワラエリアのお茶をそれぞれ購入して帰りました。今日は何もかもが初めてだらけだったのですけど、とっても贅沢な気分を沢山味わうことの出来たすてきな１日でした。

  2004年10月10日

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• 『アメリ』

  　最近は常に何かをしていないと落ち着かない私。移動中も例外ではありません。というわけで、ずっとMDウォークマンが私のお供です。そして昨日と今日 聴いていたのは、生徒が貸してくれたフランス映画『アメリ』のサントラ。私が普段出先で聴くのは大抵クラッシックが多いので、ちょっと新鮮な感じです。『アメリ』のサントラは、アコーディオンがベースの曲がほとんどです。初めの１曲を聴いた時は、そのアコーディオンの音色が、私にフランスのレストランやメトロで演奏して廻っているミュージシャン達を思い起こさせてくれました。私は映画は見ていないし 初めて聴く曲ばかりなのに、聴いているとどこか懐かしいような、自分がパリでモンマルトルの丘か、どこかの旧市街の広場にでも行った時のことを思い出させてくれるような、なんだか不思議な空間に引き込まれていきました。今年の夏にニースに行った時は日程に全く余裕がなかったので パリには行けなかったのですけど、パリには友達も沢山いるし、私の大好きな街の一つでもあります。このサントラを聴いていると、またまたパリに行きたい気持ちが沸々と沸いてきちゃいました。そして、自分でも意外なことに、ふとこの映画が見たくなりました。と言うのも、実は私、未だ嘗て 映画館に映画を見に行ったことがないんです。自ら進んでレンタルのビデオを借りたことすらありません。理由の一つは、語学力の無い私に字幕上映の映画の内容を把握することはかなり難しいということ、そしてもう一つはそれでも映画を見たいと思うほどの興味がなかったということ。だから私が「映画を見たい」と思うことも、こんなテーマで日記を書いていることも、とっても異例な話です。でも、この機会に、チャンスがあれば、『アメリ』見てみようかな。しか～し！…こんなことを言ってるわりには ただいま我が家のテレビは小姓中。ビデオに至っては誰も使っていないので、おそらくとっくに動かないんでしょう。この日記を書きながら、「今時こんな家って…(^^;)」なんて思ってしまいました（笑）。と言うわけで、『アメリ』を実際に見られるのはもう少し先のことになりそうですけれど、それまではサントラで楽しもうと思います。

  2004年10月09日

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• アップルシナモンティー

  　この２、３日、なんだかまたぼおっと考え込んでしまうことが多くて 日記も書いてなかったんですけど、さっき ちょっとほっとしたくて飲んだお茶が美味しかったので書いてみました。今日飲んだのはアップルシナモン。リサイタルの時の楽屋見舞いで友達にもらった物なんですけど、それは一つのパッケージに１５種類 ティーバッグのフレーバーティーが一つ、もしくは二つずつ入っていて、いろんな味が楽しめる優れもの。今日はなんだかほんのり甘い香が欲しくて アップルシナモンを選びました。それがなかなかのヒット。新鮮なリンゴをすり下ろしたような甘酸っぱい香に、シナモンが上品にアクセントを付けている感じでした。飲んでみると、甘さはほとんど無くて、少し酸味がある感じ。今日は身体が甘めを欲していたので、すこ～し蜂蜜を落としてみました。けっこう絶妙な組み合わせで美味しかったです。かなり気に入ってしまったので、今度 アップルシナモンを単独で買ってみようかな…。　そしてこれを書いている今は部屋でほんのりラベンダーが香っています。今日は横着せずにちゃんとアロマポットにお湯を張って…（笑）。これで落ち着けるといいんだけどな。ほんとはこの数日 書きたいことがいろいろあったんですけど、文章に出来ずにいる間に時間が過ぎてしまいました。もっと自分の気持ちの流れに乗り遅れないようにしなきゃ…ですね。

  2004年10月06日

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• ラベンダーがいっぱい…(T_T)

  　私はアロマのことはさほど詳しくはないのですけれど、以前楽屋見舞いでいただいた物があって、たまに使っていました。と言っても、私が持っているオイルはキッドをいただいた時に一緒にいただいたラベンダーと、冬場に風邪対策に買った殺菌効果があると言われるユーカリくらいなんですけどね…。そして夏場の暑い時にはアロマを炊く気にもなれず、昨日は久し振りに使ってみようと思い立ちました。というのも、私は最近、また不眠が酷くなってきたらしくて、昨晩も夜中の３時を過ぎても眠気がこないんです。そしてそんな時は、「ああ、また眠れないや…」って思うのが嫌で、なかなか布団に入ろうともしません。もちろん そんな状態で眠れるわけもなく…。でも、翌日歌わないといけない時の睡眠不足はこたえます。だから、ますます焦るんですね。そして安眠効果があると言われるラベンダーのオイルを思い出したわけです。でも、そんな時間になってからポットで炊く気にもなれず、どこかで聞いたことのあった、オイルを一滴 コットンに垂らして枕元に置いておく、というのを試してみようと思ったんです。そしてオイルの蓋を開けて 慎重に…、のはずが、何故かオイルが一気にすっと流れてきて…。うそっ…(!_+)！！一滴どころか、オイルはコットン全体に拡がり、裏にまで染みてきそうな勢いでした。慌てて何枚かのコットンを重ねて押さえましたが 時 既に遅し。部屋中が強いラベンダーの香り（というより臭い）でいっぱいになってしまいました（涙）。恐るべし、アロマオイル…です。結局昨晩は四時過ぎに寝て、今朝は七時過ぎに起床。そして一日外回りで飛び回っていたにも関わらず、この時間（二時前）になってもまだ眠たくならず…。かなり良くないんですけど…、今はまだしぃぃっかりラベンダーの香りが部屋中に染みついているので、今晩はこのお部屋いっぱいのラベンダーの香りの効果でも期待してみることにしましょうか。(; ;)何事も、やりすぎにはご注意を！ですね。

  2004年10月03日

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• ピーチカシスティー

  　今日は朝から雨の音で目覚めました。午前中は私用で出かけようと思っていたのだけれど、大雨に負けてキャンセル。午後からは休み無く ずっと家でレッスンの１日でした。仕事が終わってほっと一息ついてから、いただき物のロールケーキがあったので、久々に母とお茶をすることにしました。今日のお茶は私が夏にニースのスーパーで買ってきた ピーチカシスティー。フランスではちょっとしたスーパーにでも びっくりするほどいろんな種類のティーがあって、お土産にしても喜ばれるので、いつもフランスに行くと必ず数種類 お気に入りのお茶をまとめ買いしてくるんです。でも、さすがに夏の暑い時期はあまり飲む気にもなれず、私も久々のアンフィュージョンでした。これはティーバッグで、むこうで買ってくるお茶は日本の物より香が強くて、ティーポットに一つだけのティーバッグだったんですけど、それでも部屋中にピーチとカシスの甘酸っぱい新鮮な香りが拡がりました。ただ、ティーとは言ってもアンフィュージョン（香りを楽しむお茶）なので、味はほとんどなくて、かすかにほんのり甘酸っぱい程度です。それが少し甘めのロールケーキには丁度良いさっぱりしたコンビネーションで、とっても美味しくいただくことが出来ました。これから涼しくなると、ますますお茶が美味しくなるので楽しみです。ただ…、うちの母は紅茶より緑茶派で、一緒に緑茶を飲みたがるので、今後ちょっとしたバトルも繰り広げられるのかもしれないです（笑）。いえ、私は緑茶も大好きなんですけど、最近はいろんなバリエーションに富んだお茶を飲みたいと思っているので…。…というわけで、これからは“芸術の秋”で、仕事も忙しくなるのですけれど、食後の一時だけでも、いろんな美味しいお茶を楽しみたいですね。

  2004年09月29日

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• 右脳開発

  　近頃 いろんな処で話題に上がることの多い右脳開発。今日、何気なくテレビを見ていると、記憶力を上げるための右脳開発をやっていました。このところ 暗譜に苦労している私も密かに興味はあります。その時にやっていたのは、普段あまり使わない左手を生活の中で意識的に使うというもの。確かに私も右利きです。でも、冷静に考えてみると、ピアノやその他の楽器をやっているので、多少は使っているのかもしれないんですよね。とは言ってもまだ出来ることは沢山あるのかも…。そして、現在私の右手（正確には右肩）は負傷中。肘から上を動かすとすごく不自然な激痛がはしります(; ;)。ということで、これ 幸い！と、しばらく左手での作業を増やしてみようかと思い立ちました（笑）。（本当は右が使えないだけ…とも言う…かも…）。ま、半分遊びなんですけどね、それぐらいの気持ちの方が御機嫌でいられますよね、きっと。因みに…、肩の痛みの１番の原因と思われる「大荷物を右で持つ」というのは辞められそうにありません(^^;)。私 左で荷物を持つと 何故か真っ直ぐ歩けないんです。いくら私でも道でふらふら蛇行しながら歩くのはちょっとねぇ…。やっぱり命はまだ惜しいので左手での作業はそれ以外のことでということで…。　これで もし私の記憶力が上がれば 願ったり叶ったりですね（笑）。甲ご期待！

  2004年09月27日

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• 空き時間のスリル

  　私は一人で出かけた時、出先でちょっと時間が空いてしまった時の時間つぶしが苦手です。本屋に行っても立ち読みすることは出来ないし、いろんなお店を渡り歩いてウインドショッピングもちょっと難しい。というか、あんまりうろうろすると迷子になってしまいます(^^;)。そして 例え多少動けるエリアで、迷子になっていなくても、うろうろしていると、親切にも（？）周りの人が「どこへ行くんですか？」なんて聞いてくれます。いや、もちろん いろんな方が気に掛けてくださることはありがたいんですけどね…。　でも、仕事上あっちこっち忙しなく動き回る私は、その苦手な“空き時間”が出来てしまうことも少なくないんですね。そんな時、最近は大抵駅の近くに一つや二つはあるであろう（？）喫茶店を探します。これは誰しもすることですよね？私も地理が分かっている駅ならもちろんまっすぐお店に向かいます。そして、あまり行き慣れない処なら、お店のありそうな処を一回りして、雰囲気で喫茶店“らしき”処を見つけます。“らしき”というのは、実は私はお店に入ってみないと、正確なお店の状況が分からないからです。結局今までのところは、「とんでもないお店に入ってしまった～(@_@;)」、なんてことにはなっていないんですけど、いつそんな状況が訪れてもおかしくはないんですよね。たかが時間潰しのお茶を飲むためだけに、けっこうなスリルを楽しめちゃうんですよ。そして 今日も…。午後と夜の練習をはしごする間の３０分程の空き時間を駅前の喫茶店で過ごしました。初めて行った処だったんですけど、やっぱり駅前のお店だけあって、さほど落ち着きはなく賑わっていました。そこでアッサムのミルクティーをたのんだら、ティーカップではなくてちゃんとポットのお茶が。いや、砂時計はどうせ判らないからいらなかったんですけど…（笑）、それにしても思いの外しっかりしたお店でくつろぐことが出来ました。今日の賭は当たったみたいですね。一人でお店に入る時の難点は、そのお店の名前が分からないことなんですけど…、まあ、そんなことはいいです。また行きつけのお店が１軒増えてよかったです。こうして明日も私の“探索”は続くのでした。

  2004年09月26日

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• ゆとり

  　ここしばらく、いろんなことでうまくいかないことも沢山ありました。そんな中で、もっと自分のゆとりの時間を大切にしようと思い始めて、試行錯誤していました。それはちょっとしたお茶の時間からこの間みたいな小トリップまで…。でも、その後は大体いつも自己嫌悪。自分に向かって、「やらなきゃいけないこと 出来てないでしょ？」、「何を現実逃避ばっかりしてるの？」って。こんなのじゃ、どんなに気持ちの上での余裕を持って、効率よく仕事をしようと思ってやったことでも うまく行かせるわけないですよね。結局いつも切羽詰まって自分を追いつめてる。まだまだ自分でリフレッシュさせること 下手ですね。“自分のゆとりを持つために”と思ってやっているはずのことを“現実逃避”と思わずに済むようになりたいな。

  2004年09月25日

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• 凝り性

  　みうちゃんが帰ってから２日目。私は今週のレッスンを全部後半に詰めてしまったので、週の後半はしっかりお仕事です。でもでも…、彼女が帰ってから、すっかり紅茶にはまってます。以前から紅茶とかフレーバーティーとかは好きだったんですけど、今回彼女からお土産にフレーバーティーをもらったことがきっかけで、ますます私の紅茶好きに拍車がかかったみたいです。お土産にいただいた物はまだ飲んでないんですけど、そのフレーバーティーというのがとっても魅力的で…。どうやら、全国に店舗やティーサロンがあるチェーン店らしくて、みうちゃんが一人で宝塚に行った時にもそのサロンを見つけて、そこでまたまたティー・ハニーなる物を買ってきてくれました。それは紅茶の風味の蜂蜜らしいんですけど、これもまた私の興味をそそります。ううん、これはスコーンに塗って味わってみたい！そして、そのサロンで彼女がもらってきた情報誌。これはホームページがあるに違いないと思って 早速検索。もちろん すぐに見つかりました。そこには私が想像していたよりも ずっと沢山のお茶の種類があって、情報もすごく豊富。なんだか時間を忘れて読みふけってしまいました。　そして、当然の如く、今夜はお茶を入れてささやかなティータイム。今夜は一人だったので、みうちゃんからもらったリーフではなくて、他のフレーバーのティーバッグのお茶でレモンライムを入れたのですけれど、さわやかな甘酸っぱい香りと、なかなかさっぱりした味わいでとっても幸せになれました。私自身は、紅茶のことはただ好きだというだけで、まだほとんど何も知らないに等しいくらい何の知識もないのですけど、こんなことをしていると、もっともっと紅茶について知りたくなったり、大きなティーサロンにも行ってみたくなったり、誰かとティーパーティーをしたくなったり…。どうも私は一つのことに興味を持ち始めると、とことんまで追求したくなる性分のようです。改めて、私ってかなりの凝り性なんだなぁ…って思いました。というわけで、気まぐれにですけど、気に入ったフレーバーティーのことなんかもアップしてみようかなぁ…、なんて思っている今日この頃です。

  2004年09月24日

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• 地元でお手軽旅行気分 その３ ～ 最終日 ～

  　朝は暑さで目が覚めました。隣で寝ているみうちゃんは まだ熟睡中。２日間慣れない土地を歩き回ってるんだから無理もないですよね。そっと起き出していくと、なんだか冴えない天気。今日は海遊館に行こうと言っていたのに…。まあ、屋根の下に入ってしまえば 別にいいか…、なんて思っていると思いの外早くみうちゃんが起きてきました。しばらく部屋でぼおっとしてから、昨日買ってきた肉まんとモロゾフのプリンで朝ご飯。その後もしばらくのんびりしてから、昼前に出かけました。今日の予定は海遊館とおいしいたこ焼きの食べ歩き。とは言っても、ちょっと食べるとすぐに満腹になってしまう私達。大阪名物を網羅するのも なかなか至難の業のようです（笑）。取りあえず海遊館に向かうものの、やっぱり二人ともなんとなくお疲れモード。天保山に着くと、少し雨もぱらついていて、今にも降ってきそうです。着いた時間がお昼過ぎだったので、私達はまず、食べ歩き第１弾として、マーケットプレース内に入っている有名なお好み焼きのお店、ゆかりでお好み焼きを。私も初めて食べたのですけれど、いろんな人がお薦めしてくれるだけのことはあって、なかなかの美味。海鮮の出汁がしっかり利いて、ふっくらした生地がとってもおいしかったです。もちろん二人で１枚だったんですけど、これがなかなかのボリュームで、さほど空腹でもなかった私達はそれだけで十分満足でした。その後はみうちゃんがお土産をいくつかゲットしてマーケットプレース内や海遊館の付属のショップをうろうろ。…なんてことをしているうちに中途半端な時間になってしまって、せっかく来たにも関わらず、水族館には入らずじまいになってしまいました(T_T)。その後はみうちゃんの帰りのバスが夜だったので、初めにみうちゃんが行こうとしていた心斎橋のビーズのショップに行ったり、リフレに行ったり…。実は私もこの辺りに来るのは初めてで、なんだか もの珍しげにきょろきょろしながらまわってしまいました。そして 最後はバスの発着場所の天王寺へ。ここでも最後にお薦めのたこ焼きのお店へ。駅の近くの小さなお店だったんですけど、すごくなめらかな生地で、あっさりしていてとってもおいしかったです。私も天王寺の地理はあまり詳しくなかったんですけど、みうちゃんはそんな私を気遣って「地下鉄まで送るよ。」なんて。いやはや、どっちが送って行くんだか…って感じです（笑）。でも、バス停は駅の真ん前だったし、私はもちろんちゃんとバスが発車するまで、少しでも永く みうちゃんと一緒にいたかったので、そのまま一緒にバス停に向かいました。３日間が楽しかったぶん、やっぱり分かれるのが寂しい…。バスを待つ 数分の間は、お見送りの時の独特の何とも言えない寂しさがこみ上げてきました。バスが入って来て、みうちゃんが乗り込んだ後、バスが出ていくまでそこにいました。そこには私以外にも数人のお見送りの人がいて、それぞれバスに乗り込む人たちとの別れを惜しんでいました。　今は昔以上に、遠くへ帰ってしまっても、すぐにメールで繋がれる時代です。それでもやっぱりあの瞬間は嫌ですね。みうちゃんを見送ってからは、何とも言えない不思議な思いで帰路に就きました。　本当はもっと紹介したい処もあったし、心残りもあったけど…、何がともあれ、私達が動いている時に直接 雨に見舞われることもなく、無事に過ごせてよかったです。　そして 今回は私も知らない大阪や神戸を沢山堪能出来た旅でした。翌日からは既にしっかり仕事なんですけど、またこんな旅の思い出 増やしていきたいな。みうちゃん、すっごく頼りない、道案内もろくに出来ないガイドで いっぱい苦労もかけちゃったね。でも、すごく楽しかったよ。今度は絶対１日掛けて ゆっくり海遊館に行こうね。楽しい思い出をどうもありがとう。

  2004年09月22日

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• 地元でお手軽旅行気分 その２ ～ 神戸から大阪へ ～

  　昨日は私にしては早い時間（１時ぐらい）に寝たので、朝も早く目が覚めました。とは言っても、シャワーを浴びるみうちゃんを横目に、ベッドでうだうだ。７時半くらいに朝食を摂りに降りていったのですけれど、思いの外空いていたので ゆっくり朝ご飯。その後、今日の行き先を決めていなかった私達は、部屋に戻って ベッドでごろごろしながら不真面目にプランニング。今日は私が午後に仕事に行かないといけないので、みうちゃんが一人でも楽しめる場所を考えていました。ビーズアクセサリーの好きなみうちゃんは、当初大阪のショップに行くと言っていたのですけれど、少々疲れもあって、リフレクソロジー案も浮上。そこで私が知人にお店を紹介してもらおうと思って電話したところ…、そのお友達もビーズをする人なので、ついでにお薦めのショップを聞いてみうちゃんに紹介すると、どうやらそこには以前からみうちゃんが興味のある物が置いてあるショップだったようで、一瞬にして 彼女の目がきら～ん！ということで、今日の午後は私の友達に案内役を託して、みうちゃんは宝塚を散策することに決定。私は午後は大阪まで出て高校に行かないといけなかったので、ホテルをチェックアウトしてからしばらくは、二人でハーバーランドをぶらぶらしにいくことにしました。平日の午前中ということもあって、やっぱりハーバーランドは閑散としています。私も用事で周辺に行くことはあったのですけれど、ゆっくり周辺をまわることは少なかったので、いろんなお店を覗いたり、海の見える処でしばしぼおっとしたりしながら１時間ほど過ごしました。そこからはしばし別行動です。私は高校へ、みうちゃんは宝塚へ、それぞれ向かいました。そして午後４時近くに、疲れていたにも関わらず、阪神百貨店のイカ焼きが食べたいという一心で梅田に戻ってきたみうちゃんと落ち合って、一緒に百貨店の地下へ。阪神百貨店の地下は、いつ行っても独特の雰囲気がありますよね。私もイカ焼きは久々に食べたのですけれど、お昼を食べる時間がなくてお腹も空いていたので、久々のイカ焼きがとってもおいしかったです。その後はお好み焼きを食べにいくという案もあったのですけれど、立ちっぱなしで疲れていた私は少し休みたかったというのもあって、取りあえず３２番街の最上階の喫茶店でお茶を。みうちゃんには 高層階から見た大阪の景色を堪能してもらいました。結局二人とも疲れていたので、その後は南へ繰り出すのは辞めて、直接我が家に向かうことにしました。もちろん、帰りには関東では知られていないという、蓬莱の豚まんを買うことを忘れずに…。そうそう、それからもう一つ。私が昔から近所のお菓子屋さんで買って よくおやつに食べていたおにぎり煎餅、これも関東では見かけないとのこと。しっかり駅の近くのスーパーで買って帰りましたよ。夕方からは ばらばらと雨も降ってきたのですけれど、私達はどうにか雨の難には遭わずに我が家に辿り着くことが出来ました。夜はフレーバーティーを入れて、私の部屋でゆっくり音楽を聴きながら過ごしました。みうちゃんは思いがけず手に入れることが出来たお気に入りのビーズを眺めてとっても幸せそう。一緒にいる私もとっても幸せになれます。そして、今日は慣れない土地でかなりお疲れのみうちゃんには早めに休んでもらいました。最終日は朝は少しゆっくりしてから大阪に出向きます。

  2004年09月21日

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• 地元でお手軽旅行気分 その１ ～ 神戸 ～

  　昨日の日記にも書いたように、今日から３日間 関東から友達のみうちゃんが来てくれました。初めはなんだかだらだらとやる気のない（？）行き当たりばったりの計画しか立てていなかった私達でしたが、気が付いてみると、なんだかとっても充実の観光旅行に…。なので、ちょっと３日間の旅行記なんぞ書いてみようと思い立ちました。しばらくおつき合いください。　今日は夜行バスで朝の７時半に大阪に到着するみうちゃんを迎えに行くために、いつもより早起きして梅田に出かけました。今日が休日ダイヤだということをすっかり忘れていた私が彼女と梅田で落ち合ったのは約束の８時ぎりぎり。どうにかセーフのようです。みうちゃんとは１年近く前に私が彼女の地元を訪ねて以来の再会です。「１日目は神戸」ということだけ決めていた私達は、取りあえず三宮まで行ってモーニング。お手軽に駅近くのサンマルクカフェに入ったのですが、これがなかなかの当たり。けっこう奥行きのある店内の１番奥の席は少し天上は低くて穴蔵みたいな感じではあったものの、ソファーもとってもゆったりしていて、なんだか落ち着ける静かな場所でした。そこで１時間ほどゆっくりした私達は、「山でのんびりしたい」という希望で、布引ハーブ園に行くことにしました。が、とにかく暑い。ロープウェーで山頂まで登ったのですけれど、戸外で黄昏られる雰囲気でもなく…、まずは近くにあったショップに入ってみました。そこでいろんな雑貨やヒーリングCDを見ていると、ハーブのガイドツアーの案内が。せっかく来たのだから…、ということで、私達もその散策ツアーに参加することにしました。ガイドツアーではいろんなハーブの説明を聞いたり、実際にハーブを手に取ってみたり、香を確かめたりしながら、１時間ゆっくり観賞してまわりました。そしてその後は、もう少し館内を見て回ってからハーブ園を後にして、異人館の辺りをぶらぶら歩きながら、ランチが出来るお店を探しつつ三宮へ向かいました。三宮近辺までくると、さすがに休日、観光客で賑わっています。そんな中で、一人のフランス人が自分の顔写真の入ったポストカードを配りながらカフェの宣伝をしていました。フランス人に出会うと、ついつい出来もしないフランス語で話したくなる私。今日もたどたどしいフランス語で少し話しているうちに、結局そのカフェでランチをしにいくことにしました。そこは比較的広くて、夜はシャンソンのライブなんかもやっている処のようでした。カフェでは１番手軽だと思われたランチは終わっていたので、私はケーキセットを頼んで、カフェの雰囲気を楽しみました。その後は近辺のお店で時間を潰しながらチェックインの時間を待って、ホテルで少し休んでから元町の中華街へ。中華街では今回は前回の反省からどれも二人で一つずつ頼んで、いろんな物を食べることにしました。しばらく中華街をぶらぶらした後は、私のお気に入りの洋菓子のお店でデザートを買ってホテルに戻りました。実は、そこではどうしてもシュークリームを買いたかったのですけれど、あいにく品切れ。仕方なく二人でそれぞれケーキを買ったのですが…、みうちゃんが買ったミルフィーユが大当たり！パイ生地はびっくりするくらいぱりぱりしていて、それでいて クリームはとろ～り。ものすごい美味です！私も一口分けてもらって、みうちゃんの興奮をしっかり受け止めることが出来ました。そして今日の最後は時間潰しの時に買った入浴剤を入れて ゆったりバスタイム。かなり真面目にいろんな処をまわって心地よく疲れたのですけれど、とっても贅沢な気分になれる 充実の１日目でした。

  2004年09月20日

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• メールが近づけてくれた距離

  　先日の日記でも書いたように、明日の早朝、夜行バスで関東から友達が来てくれます。彼女とは １年ちょっと前に、ある掲示板で知り合いました。初めは掲示板の中で会話していただけだったのですけれど、そのうち個人メールのやり取りをするようになり、去年の秋には私が彼女を訪ねて 日光まで行きました。そしてその後も頻繁なメールのやり取りは続き、今に至っているのですが、実際 彼女に会うのは今回が２度目です。…というようなことをある友達宛のメールに書いていた時…、私は 重大なことに気づいてはっっとしました。実はそのメールを書いていた友達には、まだ１度しか会ったことがなかったのだということ。それも、２日間同じセミナーを受けていたものの、まともに会話を交わしたのは２日目のランチの時だけだっったということ。メールではお互いとっても砕けた話をしていたので、私もそんなこと すっかり忘れていました。でも、　それに気づいた時、メールがこんなにも私と友達の距離を縮めて繋いでくれる物になっていたんだと、改めて感じました。メールは単に会話の代用なのかもしれない。でも、そのメールによるコミュニケーションがお互い遠くに住んでいる二人の距離を縮めてくれて、１度しか会ったことがないということすら忘れさせてくれるって すごいですよね。そして、そのおかげで、私の周りに大切な友達の輪が確実に広がっていること、改めて感謝です。明日関東から来てくれるみうちゃん、ここの掲示板にもたまに現れてくれるHaruさん、そして会ったこともないのに、いつもここに書き込みをしてくださる皆さん、どうもありがとうございます。

  2004年09月19日

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• 警告

  　「ぴーぴーぴーぴー…」ちょっと機嫌の悪かったパソコンのウィンドウをどうにか全部閉じて、修了させようとした時にそれはけたたましくなりました。修了のボタンを押して、部屋を離れようとしていた私はびっくりです。一瞬 何が起こったのかわかりませんでした。考えられることは、その直前に行った 御機嫌斜めのエクセルの操作くらい（一応最後は修了出来てたんですけどね…）。どうすればいいのかも分からず…、取りあえず[ESC]のキーを何度か押してみるけどだめ、強制終了を試みてみるけど だめ、マウスを動かしてみるけどだめ（私は普段マウスを全く使わないので、基本的には隠れた処でひっそりほこりまみれになってるんです(^^;)）。仕方ないからしばらく電源のスイッチを押してどうにか消えてもらいました。その後、再びパソコンを立ち上げる時の恐ろしさは半端ではありません。「さっきあれだけけたたましい警告音がなっていて、無理矢理電源を落としたから、もう機動しなくなってるかも…」って。電源を入れてからしばらく、祈るような気持ちで待ちました。しばらくたって、無事パソコンが機動してくれた時は、取りあえず一安心でした。きっと寿命が近いのではあるのだろうけれど、取りあえずどうにか動いてくれているうちのパソコン、“壊れてしまってからでは遅いので”、そのために鳴ってくれたあの警告音を放置しておくわけにもいかず…、もう少しパソコンを濃くししない使い方 考えなきゃなぁ…なんて思っていました。　酷使と言えば…、私の肩の痛みも半端じゃありません。最近は何故か大きく深く呼吸をしただけでも酷く痛みます。これはきっと私の身体に対する警告なんですよね。接骨院にも通っているのですけれど、これも“壊れてしまう前に”酷使しないように気を付けたいと思います。

  2004年09月17日

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• 旅好き

  　このところ、すっかり日記が書けなくなってます。というか、どうも文章が書けなくなってます。最近肩の関節が痛くて、キーボードを打つために腕を上げるのが辛い…っていうこともあるんですけど…、それでも 夜になると日記を書こうと思って画面を開くのに…、ちっとも書けない日が多々…。いったい何なんでしょうねぇ？いいかげん 自分でも嫌になってきます。でも、きっとまた毎日ガンガン書きたくなるようになるのかなぁ…と思いつつ、気長にやってみることにしますね。そんなわけで、コメントのレスもずっと滞ってしまっていてごめんなさい。　そんな私は、このところPCに向かう時間は減っているのですけれど、どうも無性に旅がしたくてたまらないみたい。旅の話になると血が騒ぐんです。先日もあるワークショップの後でみんなでご飯を食べに行った時に、ふとした切っ掛けから旅の話になりました。俄に浮上した話なので、それがすぐに実現するかどうかは分からないのですけれど、その話をしているだけで、楽しくてしかたなくなってしまいました。以前の私なら、まず自分の日程が空けられるのか、前後の本番に支障はないのか、お金は貯められるのか、体力は保つのか…等々、ひたすら可能性に対して心配していました。でも、今は結論はどうであれ、「行きたい」って思ったんです。例えそのプランが今すぐ実現 出来なくても、そこに行けるようにするために仕事も頑張ろうと思えるんです。それって、ある意味健康的ですよね。端から見れば、私は去年に比べても随分“遊び人”になっているんだと思います。でも、それで自分の心も身体も健康的でいられるのなら、そういう時期があってもいいのかなって思う用になりました。以前私は、自分が遊んだり旅行に行ったりすることに対して ものすごく罪悪感も感じていましたし、実際、学生の時も含めて、去年まではセミナーや仕事以外の遠出はもちろん、日帰りでめいっぱい遊びに行く…なんてこともしたことがありませんでした。そんな中で、去年 ネットで知り合った友達達を訪ねて夜行バスで行った福島と栃木が、私に“旅好き”の火を点けました。実際のところは、これからどれだけ旅が出来るのか分かりません。仕事もさほど安定していないので、旅が出来たとしても豪華な旅なんて出来ません。でも、それでもいいんです。自分が「楽しみ」と思えることを見つけられていることの方が、それを実現することよりもずっと意味があるから。そんなこんなで来週はその第１弾。これは私が旅に出るわけではないのですけれど、関東の方から大切な友達が遊びにきます。去年、私が初めて旅の楽しみを知る切っ掛けになった友達です。私は３日間地元にいて、実は２日目には一瞬仕事も入っていたりもするのですけれど、それでも近場の安いホテルに一緒に泊まったり、普段近場だからと言って、ほとんど行ったことのない観光地に行ったりするために、いろいろ調べているだけでも楽しくなってきます。そんな調べ物をしていると、改めて「私って、旅が好きなんだなぁ…」と思いました。常にこういう“豊かさ”を持った上で 仕事に励んでいきたいですね。

  2004年09月15日

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• 足跡

  　今日は仕事が夕方からだったので、昼間はそこら中に散らかったMDのディスクにラベルを貼って 整理をしようと思い立ちました。初めは手元にあった１０枚程度のディスクを整理するつもりだったのですが…、やり始めてみると、出てくるわ出てくるわ…。こんなに沢山どこにあったの？？と言わんばかりのディスクが次々と出てきました。そしてディスクを整理するうちに、周りのいろんな物も気になり始め…、こうなると芋蔓式に掃除を始めてしまいます。ほんの軽い気持ちで始めたディスクの整理が、結局半日がかりで年末の大掃除のような大仕事になってしまいました(T_T)。　ディスクはいくつかに仕分けしたのですけれど、その中に自分が本番で歌った物を録った物ばかりを集めたケースを作りました。これだけでもかなりの量です。演奏会の記録は学生のころはカセットテープが支流でしたし、最近の物ではMDではなくて CD-romになっている物もけっこうあります。それらはまた別に集めていますし、仕事の公演などは録音していないことの方がほとんどなので、全ての物を集めると倍以上の量になります。普段、一つの演奏会のためにかなりの時間もエネルギーも費やしているので、改めてその一つ一つの積み重ねがこれだけの量になっているのを客観的に見てみると、我ながら少々びっくりです。中には大きな本番から小さな本番まで 様々なコンサートのディスクがあるのですけれど、思いがけず 今まで経てきた数々の本番の足跡を振り返ることが出来ました。先月 大きなリサイタルも終え、新たなスタートを切ろうとしている今、またこの足跡の先に一つずつ、私らしい足跡を残していきたいと思いました。

  2004年09月08日

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• 台風に向かって Go！

  　今朝はとっても蒸し暑くて目が覚めました。朝のニュースを見ると、どうやら午後から台風がまともにやってきそうな様子です。私は今日は高校に出校の日だったのですけれど、警報が出ると休校になるので、その辺りは微妙です。時間を追うごとに警報の地域は拡がるものの、午前中の段階で 大阪府には警報は出ておらず、家を出るぎりぎりまで天気予報を気にしていました。既に風はかなり強かったのですけれど、結局大阪府には警報は出ず、台風に向かって出かけて行くことになりました。うちから高校までは１時間ちょっとかかります。どう考えても、早ければ私が学校に着くまでに、遅くとも午後の授業の最中には警報が出そうな様子です。そうと分かっていながら出かけるのはとってもおっくうだったのですけれど 仕方ありません。なんともやる気のない面持ちで電車の中から風の様子を伺っていました。そして学校の最寄りの駅に着いた瞬間 携帯が鳴って…、警報が出たので午後は休校との電話。結局、「やっぱり…」という思いでそのまま引き返すことになりました。帰りの電車は午後の授業がカットになった高校生で溢れかえっています。こういう「思いがけない時間」を、もっとありがたく有効利用しないとなぁ…なんて思いつつも、今日は素直に喜んで気分を切り替えることも出来ずにだらだらと片づけをして過ごしてしまいました。「突然の変化」にも、もっと柔軟に対応して受け入れていかなきゃ…ですよね。今日は改めて自分の融通の利かなさが嫌になってしまった１日でした。明日は晴れるといいな。

  2004年09月07日

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• 地震

  　昨日の地震は怖かったです。１度目はレッスンの最中、２度目はシャワーを浴びようと思って、部屋を出かけた処でした。結局揺れはさほど大きくなかったものの、時間が長かったので、揺れている間中、その揺れがひどくなるのか、おさまっていくのかが分からず、身動きがとれなくなっていました。今日、高校の出校の日だったのですけれど、職員室でも地震の話になっていました。中には神戸の震災を経験された先生もいて、やはり多少の揺れでも敏感に反応してしまうそうです。私が住んでいる地域では震災の時は、揺れこそひどかったものの、さほど大きな被害はなかったのですけれど、それでも確かに以前に比べて随分地震が怖くなりました。昨日もしばらくは心臓がバクバクしていました。何人かの和歌山の友達にもメールを送ると、皆「大丈夫」との返事。やれやれです。昨日は地震に大雨に雷と、一瞬にして フルコースみたいな天災だったのですけれど、やはり自然の力を見ると、人の力なんて 本当に微々たる物なんだなぁ…、と感じずにはいられませんでした。

  2004年09月06日

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• ハードよりもソフト

  　今日は夕方から保育所の職員や保護者対照の公演でした。今までにも幼稚園の保護者会などの公演はあったのですけれど、今日のように学区内の保育所が合同で、主に職員が集まっての公演というのは初めてだったので、私も少々緊張モードでした。今日もいつものように、前半にお話をして、後半は歌って…というプログラムです。今日は私が過去に地域で公立の幼稚園から小・中・高校に受け入れてもらってきたことの経過やその状況についての話が中心になりました。対照が職員さんだったので、「受け入れる側」の状況の話は避けて通れません。その中で、私が自分で話しながらも、改めて実感したことがありました。それは、社会（特に行政）は、ハンディのある人達に対して、ハード面の強化を図ってくれようとしているのに対し、私達が社会に求めている物は、ハードよりソフトだということ。もちろん、施設などのハード面が充実していることは素晴らしいことです。ハードの充実は、仕事をするに当たって、自立にも繋がります。学校などでは、教科書など、必用不可欠な物もあります。でも、少なくとも私は、特に“仕事”とは違う、小さい頃の集団の中では、設備や施設よりも、人の理解と受け入れの態勢があってこそのハードではないかと思います。ハード（施設や設備）が整っていても、ソフト（人の繋がり）を補う物にはなりません。でも、人の繋がりの中からは必用なハード面が補われていきます。高価なハードが充実していなかったとしても、ソフトが充実することは、それ事態私達が社会生活を営む上で、何事にも代え難い“生き安さ”を与えてくれるのです。こんなことを自分でお話する中で、私自身、もっと人の輪を広げていけるようになりたいと思いました。

  2004年09月02日

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• ドライフラワー

  　先週のリサイタルの時には沢山のお花をいただきました。そして この１週間、私の家は玄関もダイニングも各部屋も花がいっぱいで、正に「花に囲まれた生活」でした。でも この季節、さすがに１週間以上も経つと、花も日増しに弱ってきます。私はお花をいただく機会が多いのですけれど、こうして弱り書けた花は大抵母がドライフラワーにするんですね。今日も家に帰ってシャワーを浴びようと思って扉を開けると、いっぱいの薔薇の香りが…。洗面台の上には、逆さに吊られた沢山の薔薇がありました。うちではいつもこうして除湿器を使ってドライフラワーを作るんです。今日は薔薇の香りに包まれて、なんとなく少し贅沢な気分でシャワーを浴びました。しばらく干してドライフラワーになった花で、また玄関や部屋を飾るのですけれど、こうしていただいたお花が、また形を変えて我が家を飾ってくれることがとっても楽しみです。

  2004年08月29日

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• リフレッシュ

  　少し突然の計画だったのですけれど、昨日の午後から近場で１泊、友達と過ごしてきました。本当は初めは、事情があって旅に出ていたお友達が安心して帰ってこられるように出迎えに行こうと思ったのがきっかけだったのですけれど、彼女とやりとりをしている間に私が楽しくなってきて、「どうせなら一晩一緒に楽しんじゃえ！」ってことになりました。そんな俄な計画だったこともあって、ただ単に神戸のビジネスホテルで１泊して、何でもない、ただゆったりした時間を過ごそうという、とってもカジュアルなプランでした。昨日は午後に九州から帰ってきた友達と神戸で落ち合ってからホテルに向かいました。私が見つけていた処は朝食込みで\3,000ちょっとの処。安すぎる！というわけで、実はさほど期待もしていなかったのですけれど、無料でインターネットや電話が使えたり、朝食もシンプルだけどなかなかの品揃えだったりと、これが値段のわりになかなかのホテルで、二人とも上機嫌。私達は早々とチェックインを済ませて 少し部屋でお茶を飲んでゆっくりしてから、夕飯のために元町の中華街に繰り出しました。その晩は中華街で夕食を済ませ、海の風に黄昏、また部屋に戻ってから持参のフレーバーティーや中華街で買ってきたジャスミンティーとデザートで少し贅沢気分を味わいながら一緒に沢山話して、とってもゆったりした時間を過ごすことが出来ました。　実は私は昨日の午前中は仕事をし、今日も帰ってから夕方は仕事があって、結局実質的な完全Off日には１日もなっていなかったのですけれど、それでもその間のわずかな時間でもとてもゆったりした気分を味わえる一時を過ごすことができました。本来、不安や重たい気持ちを抱えた友達のために…と思って計画したこのプランが、リサイタルの後もばたばたしてしまっていた私にも、思わぬリフレッシュの時を与えてくれた結果となりました。私自身 こんなにお手軽な気分転換を見つけることが出来て、ちょっとはまってしまいそうです。きっかけをくれたRちゃん、どうもありがとう。

  2004年08月28日

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• リサイタル、無事終わりました！

  　今日、無事にリサイタルが終わりました。この企画を決めたのは１年前です。その時はいろんなことがすごく不安定で、「どうなることやら…」という状態の中で、「１年あれば立て直せているはず…」という望みに賭けて決めた企画でした。それから１年、いろんなことがありました。「やっぱりもう出来ないかなぁ…」と思ったことも何度もありました。実は、この１週間は日記に連載出来てしまうほどに、見事なまでに毎日悪夢のオンパレードでした（笑）。でも、そんな中で沢山の人の温かさもいっぱいいっぱい感じました。いつも励ましてくれた人、実際に準備の作業を手伝ってくれた人、当日 足を運んでくれた人…。今朝の段階で、私としては「２００ぐらい入れば上等かな…」なんて思っていたのに、蓋を開けてみると、それをはるかに越える、大勢の方が見に来てくださっていました。幼なじみの友達、小さい頃に住んでいた処のご近所さん、幼稚園、小学校の時の担任の先生、地元の小学校に入れてもらうための働きかけを一緒にしてくださった議員さん、新聞等の案内を見てかけつけてくださった方々、そしてつい最近知り合うことの出来た大切な大切なお友達達…。一人一人に感謝が絶えません。いろんな側面から見ると問題も多々ありましたけれど、それでもこれだけ大勢の方に祝福していただいて、本当に本当にありがたいです。心から「やってよかった」って思いました。これを読んでいる方の中にも、今日来てくださった方がいらっしゃると思います。本当にありがとうございました。　そして、今は我が家は皆さんからいただいた抱えきれないほどのお花でいっぱいです。まだ神経が高ぶっていて、今夜は（も？）まだまだ眠れそうにもないのですけれど、明日も朝から仕事なので、今日はいっぱいのお花に囲まれて休みます。ここでずっと見守ってくださっていた皆さん、どうもありがとうございましたm(__)m。

  2004年08月20日

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• リサイタルを前に

  　とうとう明日がリサイタル本番の日になってしまいました。昨日からは準備にかかるために平常の仕事はほとんど止めて、ピアニストとの合わせと当日のための細かい準備の時間にしていました。今日も午前中合わせをしてお昼過ぎに帰ってきてからは、事務的な作業を中心にばたばたしていたのですけれど、そうしている間にも、次々といろんな人から応援のメールをいただきました。「明日行くからね！」って言ってくれる人、「行けないけど遠くから応援してるね！」って言ってくれる人、その一つ一つのメールが私を励ましてくれました。私にとっても 今回のような大きな企画は始めてのことで、しかもこの１年は私にとってはかなりいろんな変化もあったりした時期だったので、こうして無事 明日の本番が迎えられること、本当に嬉しく思います。自分でもまだまだ十分ではないって思うことも無くはないですけれど、明日は今の私に出来ること、精いっぱいやって、足を運んでくださる一人一人の心に届けられる歌を歌いたいと思います。明日は兵庫県川西市のみつなかホールで、午後７字開演です。お近くの方、よろしければこんな私を応援しに、そして 少し日常から離れて 生の音楽に浸りにお越しくだされば幸いです。明日、会場でおひとりでも多くの皆さんとお会い出来ること、楽しみにしています。

  2004年08月19日

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• 小さい秋み～つけた！

  　今日と明日は明後日のリサイタルに向けてほとんど仕事も入れていないので、時間的には少しゆったりです。とは言っても、今日も明日もピアニストとの合わせは入れているので、やることは沢山あるんですけどね。そして、今日も行ってきました。そこは家から電車を乗り継いで２時間ほどの処なのですけれど、丁度地元の駅で電車を待っている時、どこからともなくいろんな虫の声が聞こえてきました。蝉じゃありませんよ、コオロギみたいな秋の虫の声です。一瞬びっくりしました。でも、そう言えば、昨晩も友達と携帯メールのやり取りをしていた時に、「空一面にトンボが飛んでたよ～」なんて言ってたっけなぁ…、なんて思い出し…、まだまだ暑い中にも、既にこっそり秋の忍び寄ってきているのを感じました。秋は何となくもの悲しくなってしまうことが多い季節でもあるのですけれど、演奏活動は忙しくなるし、いつも学校や地方の公演に織り交ぜている“季節の歌”には私の大好きな曲も沢山あって、楽しみも多い季節なんですよね。暑いのが苦手な私としては、「早く秋になぁれ！」っていう感じです。今日はこうやってちょっと見つけた“小さい秋”を書き留めておきたくて、早々と日記を書いてみました。あっ、『ニース滞在記』の続きはもう少し待ってくださいね。

  2004年08月18日

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• ただいま帰国しました！

  　さっき、とりあえず無事に帰ってきました！エアコンの無いニースも随分暑かったですけれど、こっちは湿度が半端じゃないですね。いきなりまいってます…（苦笑）。　ニースでは一番気にしていたタクシーは、夜中に道に迷われたり、帰りにホテルの人とドライバーにぐるになって少々ぼられたけれど（最後に１泊したホテルは最悪だった）、さほど大きなトラブルも無くてよかったです。そして帰りの飛行機の中では無理矢理寝たので、今日の昼間は寝ないでもどうにかなりそうです（笑）。これで、きっと時差ボケは解消のはず…。　というわけで、ここに書きたいことは沢山あるのですけれど、どうにか記録を付けてくることが出来たので、後で順を追っ手アップしていきますね。今はまず、散らかった部屋をどうにかせねば…。　取りあえず無事 帰国のご報告でした。見守ってくださっていた皆さん、どうもありがとうございましたm(__)m。

  2004年08月14日

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• ニース３日目 ～ コンサート本番 ～

  　今日は朝からコンサートのドレスもあって、ちょっと大荷物です。大荷物には慣れているとは言え、ここはちょっと不便な処。アカデミーの場所へ行くには、バス停まで徒歩で１５分位、そこから２５分位はバスにのらなければなりません。朝から汗だくでした。　そして今日は朝から気がかりなことが一つ。それはクラスの最終日の晩は、レジデンスに泊まれないらしいということを聞いたこと。そんなことを思いもしなかった私はホテルの当ても無く、途方に暮れてしまいました。取りあえずアカデミーのセクレタリーに相談することにしました。朝１番にクラスが始まる前にセクレタリーに行き、どこか手頃なホテルを紹介してもらえるように頼むと、他の受講生もみんな安いホテルをとっているので、なかなか難しいとの返事。でも、そこはリゾート地のニースです。ホテルの数も無数にあるので、少し条件を拡げて探しておいてもらうことにしました。　今日は本番前にもレッスンが二つも入っていたので、ランチに行く時間はありません。朝食の時に余分にもらったフランスパンを齧ってお昼を済ませ、夕方の本番に臨みました。今日のコンサートは美術館の中にあるホールでのコンサートでした。私以外の出演者は数名の歌とピアノソロ、そしてクラリネットです。夕方５時からのコンサートだったのですけれど、なかなか歌いやすいホールで、お客さんの入りもまあまあ。こじんまりしていたけれど、楽しいコンサートになりました。そこで、普段あまりオペラのアリアを歌うことのない私がアリアを歌ったのですけれど、珍しいことに、アリアを歌ったのは私だけ。しかも、グノーのオペラ《ファウスト》の中の「宝石の歌」という華やかなシチュエーションも手伝って、とても喜んでいただけたようで、私も良かったです。　夜、レジデンスに帰ると、知った人たちが何人か、テラスに集まっていました。時間も早かったので私もふらっと出ていって、その中に混じりました。大騒ぎしていたのはスペイン人のL。彼女はとってもユニークでよく笑う、そして如何にもスペイン人らしい情熱たっぷりの女の子です。彼女のおかげでその場は大いに沸いて、今夜は楽しい一時を過ごすことができました。

  2004年08月08日

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• ニース２日目 ～ 二つのびっくり！ ～

  　ニース２日目です。私の部屋は東側なので、まともに差し込む朝日が暑くて目が覚めました。レジデンスはトイレシャワーが共同、しかも男女兼用ということとシャワールームが異常に狭いということを覗けば、窓さえ閉めていれば蚊も出ないようで（って、ほんとは暑いんですけどね）、まずまずです。もちろん、夜が騒がしいとか、バス停が遠いとか、朝食が異常に貧祖とか、言い出せばきりは無いですが…、それは言わない言わない。　今日は午前中にピアニストとのレッスンの後、午後はテクニカルレッスンでした。お昼は、昨日知り合った ボルドーに住む女の子達二人と一緒に食堂へ行きました。その中で、後に私が最も仲良くなったMは英語とフランス語を使い分けて話してくれます。しかも彼女の言葉はとっても聞き取りやすくて、期間中１番沢山、いろんなことを話しました。　午後のテクニカルレッスンの先生は、私の倍ほどもある 逞しいアイスランド人の女性です。彼女のレッスンはとてもきめ細やかで分かりやすい！会話も弾んで、とてもエキサイティングなレッスンになりました。そして夕方、自分のレッスンが終わってから、もう片方のクラスに呼ばれ…、突然 明日の晩のコンサートで歌わせていただけることになりました。いきなりのことで、ちょっとびっくりです。うれしさ半分、とまどい半分でしたが、まだ十分に慣れないニースの生活にかなり疲れも出ていたので、今日は真っ直ぐ帰って休むことにしました。　そしてもう一つ…。帰りに飲み物を買おうと思って立ち寄った小さなお店で、２年前に他のお店で店員をしていた、アラブ系のおじさんに会いました。おじさんは私のことを覚えてくれていて、声を掛けてくれたんです。別にそのおじさんがいるであろうお店に行ったわけでもなかったので、これはかなりびっくりでした。というわけで、今日はなんだかびっくりの多い１日でした。

  2004年08月07日

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• ニース１日目 ～ 馴染みの場所へ ～

  　「旅行記」というよりは１週間の「滞在記」なのですが…、なんとなくこのテーマにしてみました。　ニースでの１日目です。８時前に起きて、朝食を摂りに食堂に降りると、どうやらアカデミーの受講生らしい日本人がちらほら。ようやくいつものアカデミーの雰囲気を感じられて彼女たちに話しかけてみると、彼女たちも歌の人達でした。ヨーロッパに来ると、何故か日本にいる時の数倍も人に声を掛けやすくなるんですよね。その時も、近くにいたスペイン人らしき女の子も加わって、会話は弾みました。食後は急いで身支度を整えて、手続きのためセクレタリーに寄ってから歌のクラスのある棟へ。ここはIUFMという処で、普段は幼稚園のような処になっています（因みにセクレタリーのあるコンセルヴァトワールはシャガール美術館の前なんですよ）。ここまで来ると、すっかり馴染みの場所です。ほっとしたのも束の間、すぐに先に来ていたピアニストに捕まって早速合わせが始まりました。クラスは１１字からです。今までは一つのクラスしか取っていなかったのですけれど、今年は二つのクラスを平行して取っているので、あちこちの部屋を行き来してばたばたです。昼食のための食堂はそこからシャトルバスで５分ほどの処にあるのですけれど、これがまた今ひとつなんですねぇ…（苦笑）。でも、極力節約生活の今回は、食堂が遠くても、ファストフードのようなフレンチポテトが山積みであろうとも、可能な限り支給された食券を使いました。ただ、そのおかげで、沢山の人たちと話をする機会もあって、それはそれでよかったです。昼食が終わった頃、私はふと 自分が以前よりも英語やフランス語でいろんな国の人たちとコミュニケーションを取ったり、行動を共にしたりしていることに気づきました。実は我ながらかなり意外。でも、決して語学力が付いたわけではないんですよね。ただ、言葉が分からない時に言い回しを換えて対処出来るようになっていたり、なんとかして話そうとしていると、こちらが３まで言ったことの残りを相手が推測して１０までフォローしてくれたり、きっとそういうコミュニケーションに慣れてきたんだと思います。　そして肝心のレッスンも、大ヒットこそしなかったものの、「前回よりも随分変わったね。」と言っていただけたことが嬉しくて、どうにかまずまずのスタートです。夜はさすがに疲れ切って外食をする余裕も無く、同じクラスの日本人の女の子と二人でピザを買って帰ってすませました。　こうして、アカデミーでの生活はなんとかなるかな…と、安心した１日目でした。

  2004年08月06日

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• 行ってきます！ → ２５時間の長旅

  　今夜は結局徹やでした。今からニース行ってきます。帰国は１４日で、それまでパソコンも一切使えないアナログ生活です。もちろん、日記の更新も出来ません。でも、今回は出来る限り手書きで日記を書いていこうと思っているので、帰ってきたら少しずつアップしますね。パソコンが使えないのは、私にとっては情報の量が極端に制限されてしまうことでもあり、、実はかなり不安なのですけれど、たまには全くのアナログ生活もいいですよね。取りあえず、そろそろ出かけないといけないので、危ない目にだけは遭わないように気を付けて行ってきます。みなさん、お願い！「大げさ」って言われるかもしれないですけど…、無事を祈っていてください。　　　　----------------------------------------　というわけで、朝６時に出発。乗り継ぎが悪く、乗り換えのためにアムステルダムで５時間も待ち時間があるので、２５時間もの長旅になってしまいました。今回の使用航空会社はKLM。１年半前のバルセロナに続いて２度目の使用です。前夜の颱風の影響も無く、無事定刻に出発しました。私は大抵可能な限り通路側をリクエストするのですけれど、今回は隣も空いていたのでアムステルダムまで１２時間、ゆったり過ごすことが出来ました。アムスでの待ち時間は５時間。これが退屈です。本来、みんなはここでお店を回ってみたり、お茶をしたり、５時間もあれば 人によっては市内まで出てしまったりもするのでしょうけれど、さすがに私には無理です。ただただゲート前のラウンジで待たされるのみでした。でも、飛行機は随分慣れているので、この時点ではまだ落ち着いていたのですが…、ここで少々トラブル発生！５時間も待った末、ニース行きの便が出る直前の時間になっても、案内してくれるはずの職員が現れません。いよいよ焦り始めると、とうとう放送で名前が呼ばれてしまいました。「○○様、何番ゲートまでお急ぎください」の あれです。が、少し前に出発ゲート変更のアナウンスがあったので、それがどこかも分かりません。近くの空港職員を捕まえてゲートを聞こうと思った時、やっと職員が来てくれました。どうやら忘れられていたらしい…。とにもかくにも無事予定の便でニースに到着することが出来ました。問題はここからです。入国の手続きや荷物のピックアップをしている間に時間は既に１１時過ぎ。なんとかタクシーを拾って、レジデンスに辿り着かなければなりません。タクシー乗り場に行くと、一人の日本人男性が声を掛けてくれました。こちらに在住なのか、どうやらフランス語が堪能らしい。親切にもタクシーのドライバーに事情を説明してくれました。私は緊張しながらも落ち着いた素振りでタクシーに乗り込み、住所のメモを見せました。そして空港からおよそ２０分、直前に少し迷われたものの、すぐに現地に電話してもらって、どうにか無事に目的地のレジデンス（学生寮らしい）に到着することが出来ました。時間は既に１２字を過ぎようとしていたのですけれど、レセプションのおじさんも快く出迎えてくださって、やっと一安心。こうして、時差もあって、私にとって長い長い３１時間の一日が終わりました。

  2004年08月05日

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• “不安”対“楽しみ”

  　何も知らない時、必ず不安があります。でも、いろんなことを知った時、怖さも数倍になって付いてきます。その怖さをどれだけ自信に換えていけるか、それが成長のカギなのかもしれないと、最近思います。私は明日からニースのセミナーに行きます。はっきり言って、今回は不安だらけです。初っぱなから夜中の現地到着、そして初めての宿に一人でタクシーで。乗車前に、行き先と料金を確認することで、ぼられることはある程度防げるかもしれませんが、言葉もさほど流暢ではないし、車に乗っていたら、もし違う処に行ってしまったとしても、周りの状況は全く分かりません。海外では頼みの綱の携帯だってありません。何かあった時にはお手上げです。これはもう、ドライバーを信用するのみです。考えれば考えるほど怖くなります。…、その前に、利用するのはロスバゲ多発のKLM。荷物はちゃんと着くのか？？なんて不安も大です。　もっと言えば、パッキングだって、全然出来てません。（まあ、これは旅慣れた私はけっこう速く済むと見ているんですけどね…）。考え始めたらきりがありません。今日の日記は、少しでもその不安を和らげるために書いているようにも思います。でも、こんな時だからこそ、“揺るがない自分”の限界を試すチャンスなのかもしれません。久々の友人にも会えるかもしれないこと、いろんな国のお友達が出来ること、英語とフランス語づけで、多少は語学にも慣れられること、かなりレベルの高い音楽にも沢山触れられること、ヨーロッパの懐かしい空気に浸れること、そして、運が良ければおいしい物も多少は食べに行けるかもしれないこと…、並べてみれば、楽しみなことだって沢山あります。いや、ほんとは不安よりも沢山あるんだと思います。だから、今はそっちに目を向けて臨みたいと思います。　…、それよりいきなりやってきたこの颱風。今も外はかなり荒れてます。トランジットが５時間もあるので、逆に出発が２～３時間遅れてくれても全然OKなのですけれど、まずはとりあえず明日ちゃんと飛行機が飛んでくれることを願っておきましょうか（爆）。

  2004年08月04日

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• レッスン質より ～ おもいきり ～

  　５日の出国を前に、今は働き蜂の如く仕事が詰まってしまっています。今日も朝から家でのレッスンと、パソコンに向かって原稿作成に励んでいました。今は丁度夏休みなので、高校生の生徒さん達もみんなお昼間にやってきます。今日も何人かのレッスンをしていたのですけれど、みんなそれぞれの個性があるんですね。何人か続けてレッスンをすると、そういう違いもすごくはっきり見えてきます。まだ声は十分に成長しきっていないけれど 気持ちだけはいつも満開で歌っている子、声のトラブルは多いけれど すごく良いテクニックを持っている子、すごく良い声だけれど なかなか積み重ねて学んでいくことの苦手な子…、本当に様々です。でも 最近よく思うことの一つに、“おもいきりやってみる”ということが、すごく難しいんだということ。それは恥ずかしかったり、怖かったり、面倒くさかったりと、理由は様々なのですけれど、特に高校生ぐらいの生徒達は、みんな“無難”を狙ってきます。レッスンの時でさえ。もちろん、私もそうだったので、その気持ちは手に取るようにわかります。でも、今 自分が教える立場に立ってみて、どんなことでも、それが許される場に於いて、“おもいきりやってみる”ことが如何に意味のあることで、大切なことなのかを、身をもって感じています。教える者として、「無さ過ぎる物を付けていく」ことより、「やりすぎたことを調整していく」ことの方が上達が早いと思われるからです。そんなわけで、今日のレッスンは汗だくでした（笑）。なかなかうまく身体の筋肉を使い切ることの出来ないMちゃんも、歌の歌詞を心から感じてはっきり朗読することの出来ないYちゃんも、みんな汗だくで頑張っていました。そんな彼らを前に、彼らから学ばせてもらうことの多い私です。年を重ねるごとに、いろんなことを“おもいきり”やれる場は少なくなっていきました。自分で躊躇してしまうことも多くなりました。でも、だからこそ“おもい切り”を体験出来る時と場所、そしてそこに飛び込んでいける自分の気持ち 大事にしたいと思いました。

  2004年08月03日

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• お散歩？それとも迷子？

  　本来 人が当たり前にしていることで、私にとっては難を極めることがあります。その中の一つに「人の家に行く」というのがあります。交通機関を渡り歩いたり 公共の施設に行く時は、「分からなくなれば人の流れに着いていくか、人に聞きながら行けばいいかな…」なんていう思いもあって、まだ大丈夫なことも少なくないのですけれど、さすがにそこら辺の人にくっついて行っても“○○さんのお家”には辿り着かないし、道で会った人に「○○さんのお家はどこですか？」なんて聞いても、応えてもらえる可能性は限りなく低いですから。でも、どうしても個人のお宅を訪ねなければいけないこともあります。そして その時に連れがいないことも…。今日もそんなことがありました。そこは以前から訪問することはあったのですけれど、大抵人と一緒だったので。駅からは徒歩で１０分以内、大凡の方向性も分かっていたので、「どうにかなるでしょう…」というのが私の見解でした。私はこんな時、少々道を外れることをあまり何とも思っていません。というか、自分の把握している目印の場所まで戻って来ることさえ出来れば、それは私にとってはお散歩の域の探索です。でも、何かの拍子に方向感覚が無くなって、戻るべき場所を見失ってしまった時、その瞬間に私のお散歩は迷子に変わります（笑）。これって、きっと紙一重なんですよね…。とりあえず今日は無事でした（笑）。でも、私にとっては、多分、“探索”という名のうろうろが増えれば増えるほど、そのぶんだけ自分が把握出来る行動範囲が拡がるんですよね。きっとニースではそんなことの連続でしょう。それを「無駄なエネルギー」という人もいます。確かにそうなのかもしれません。自分でも他の人に比べて、無駄が多いと思うことだって多々あります。でも、同時にそれは私の生きる術でもあるんですよね。人の力を借りつつも、自分の可能性を広げていくこと、うまくやっていきたいです。あっ、夜のニースは危なそうなので、夜は控えめに…。“迷子”にならないように、うまく“お散歩”の域に留めたいと思います（笑）。

  2004年08月01日

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• 怖れ多くも…

  　私は歌やピアノや音楽の理論など、音楽関係のことや、学校では社会福祉関係のことを教えさせていただく機会は多いのですけれど、今日 生まれて初めて 人に語学を教えるという、なんとも怖れ多いことを初めてしまいました。学生の頃から語学は苦手で、高校の英語なんて、いつも危なっかしい成績しか取れなかった私がですよ！それは歌の生徒さんの高校生が相手なのですけれど、フランス語に興味のある彼女に、フランス語の基礎の基礎を教えるという約束をしたんです。もちろん 自信があったわけではありません。本来、私自身もどこかに習いに行きたいくらいです。でも、「基礎の基礎だけでいいから…」という彼女に、今日はアルファベットや綴りの読み方の導入なんかを少し説明していました。確かにこのくらいなら、私自身は理解もたやすいのですけれど、教えるとなると、話は全く別です。取りあえず、彼女が語学学校の初心者のクラスで着いていけるくらいまでは教えることになりました。私自身も初級レベルなのですけれど、“教える”という心構えを持つことで、自分の理解も深まるかなぁ…と。教えることで学べることって多いんですよね。これは歌のレッスンのおまけなのですけれど、私も彼女に追い越されないように、もう１度気を入れ直して頑張ろうと思います。

  2004年07月30日

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• 自分の表側、裏側

  　昨日の日記にも書いたように、私は今仕事に演奏会の準備にと、とっても落ち着かない ばたばたした日々を過ごしています。外向けのかなり広報的な活動もしています。いろんな人に動いてもらわないといけない場面も多々あります。そして、そんな時の私は ある意味 しっかり者になります。でも、その裏には、すごく自信が無くて 沢山沢山悩んだり、不安とか寂しさとかに押し潰されそうになっていたり、焦るばかりで空回りしていたりする自分がいる。それをうまく切り替えていけない私は、いつも両方の局面を持ち合わせていて、どっちの自分も嘘っぽく感じてしまう。我ながら あまりの違いに唖然としてしまいます。ほんとはどっちの局面も 偽りのない“自分自身”なのにね。まだまだ自分自身のコントロールの下手な私。もう少しバランスの取れた生き方、見つけていきたいですね。

  2004年07月29日

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• 再会

  　先週から随分忙しいのに、今一 体調も万全ではなくて、少しでも削れる作業を減らそうと思って、突然日記をストップしていました。その間にも見にきてくださっていたみなさん、ご心配をおかけしました and ありがとうございました。　この１週間は私にとっても かなりいろんなことが沢山あった週なので、また折を見て書き足していけたらって思っています。　今日 夕方に演奏会の案内のために、以前にお世話になった方の処に 何軒かご挨拶がてら 行ってきました。これは先日から少しずつ行っているのですが…。でも、その大半は私が小学校に上がるまでにお世話になった（らしい）古い知人達なので、大変申し訳ないのですが、私自身は全く記憶にない方もいらっしゃるんです。特に、「○○ちゃんのお母さん」なんてことになると、私にはさっぱり分かりません。でも、先方は私のことを覚えていてくださって…。「いやぁ～、すっかり変わっちゃって…！」とか、「懐かしいわぁ～！」とか言ってくださいます。その度に 私は返答に困ってしまったりもしているのですけれど…、それでも、その方たちがずっと自分を見守ってくださっていたんだなぁ…と思うと、ほんとうにありがたいと思います。もし、自分がこんな大きな演奏会でもしなければ、今 こんな形で再会することは出来なかった人が大勢いるのだと思うと、自分がこういう活動をさせてもらえていることにも感謝でいっぱいになります。実は、本番に向けての準備の中では壁だらけで、泣きたくなるようなことも多々あるのですけれど、改めて こうして応援してくださる皆さんに自分のベストを捧げていきたいと思いました。

  2004年07月28日

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• レッスン質より ～ 風鈴 ～

  　最近疲れ気味な私ですが、今日は１日家でレッスンの日でした。朝の１０時から夜の８時まで、入れ替わり立ち替わりやってきます。みんな暑い処を歩いてくるので部屋は冷やしてあるのですけれど、それでもみんな汗を流しながら「ようやく辿り着いた…」とでも言う感じ。レッスン質に入って冷たいお茶を出して、一息ついてもらってからレッスンです。今日も何度と無くその光景が繰り返されました。ある生徒さんのレッスンの前に、いつものようにお茶を出して、一息ついてもらっている時、ふと隣の家の風鈴が鳴っていました。いつもはレッスン質で歌ったりピアノを弾いたりしているので、昼間はなかなかそんなことにも気づかないのですけれど、そんなちょっとした時間に、ほんの少しだけ涼しい夏を感じることができました。レッスンの前のほんの少しの時間は、ある意味お互いのコミュニケーションのための大切な時間です。そんな時間の一瞬の沈黙が、私と生徒さんに夏の涼しさを感じさせてくれたんですね。暑い夏の熱いレッスンの前のほんの束の間の涼しい一時でした。

  2004年07月23日

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• オレンジティー

  　このところ、目の回るような忙しさ。昨日も明け方４時近くまで、蚊取り線香の煙にまかれながら仕事していました。そして今日も朝から外回り。アクエリアスのペットボトル持参で頑張る頑張る！でも、この暑さもてつだって、かなり脳味噌が沸騰状態でした。夕方に家に帰った時は、もう完全に思考回路が停止状態。疲れすぎて、物を食べることも面倒くさいと思ってしまうほどでした。とは言っても ここでダウンするわけにもいかず…、よって どうにか気を取り直して簡単な夕食を。食後はただただぼおっとしていたのですけれど、突然久々に紅茶が飲みたくなって…。お湯を沸かしながら紅茶を探していると、去年ヨーロッパに行った時に買っていたオレンジティーが…。それは 特別有名でも上等でもない、ただのオレンジティーなのですけれど、オレンジティーの中でも私のお気に入りで、香りはさほどきつくもなくて、ティーバッグなのに とってもフレッシュなオレンジっていう感じの香りがほのかに漂ってくるんです。私は迷わずそれを入れました。部屋中に拡がるとっても新鮮なオレンジの香はほんの一瞬ではあったけれど、私にほっとできる瞬間を与えてくれます。結局その後も 今に至るまで仕事をしていたのですけれど、今日はどんなにスタミナのある食事よりも、電車の中のうたた寝よりも、１杯のオレンジティーに癒された１日でした。

  2004年07月22日

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• 夏休み

  　明日から私の務める学校も夏休み。もちろん、非常勤の私の生活にはあまり変化はないのですけど…。でも、今日は 本来 終業式のはずの学校で、しっかり授業してきました。うちの学校は最近増えている２学期制なんです。なので、夏休み前は終業式もなければ通知票も無しです。そしてそして…、夏休みが明けるのも９月一日ではなくて、８月の末から始まってしまうんです。多分 １０月の初め頃に前期と後期の間の『秋休み』があるからなのだとは思いますけれど、やっぱりなんだか不思議な感じなんですよね。私が小さい頃は、週休２日なんてものも皆無だったのですけれど、学校事情もどんどん変化しているんですね。普段 冷静に受け止めているし、当然のように分かっていることでも、自分の身に染みついていることとのギャップを感じずにはいられませんでした。学校のことに限らず、こういう変化って、年を重ねるごとに受け入れにくくなっていってしまうんですよね。どんなことでも、柔軟な対処が出来るようになりたいです。　それにしても８月の末の授業、暑いんだろうなぁ…。どうしよう…、今からちょっとうんざりですが…。そんなこと 言っていても始まらないので、少しでも“この時期にしか味わえない楽しみ”でも見つけて、大変な夏を乗り切りたいと思います。

  2004年07月20日

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• 歌手人生を真っ当する

  　今日は本来 朝から出かける予定が入っていたのですが、わけあって その予定はキャンセル。そして お昼頃メールのチェックをしていると、とっても懐かしい大学の同期の友人からいきなりの演奏会のお誘いメールが…。それは私も学生の頃にお世話になったことのある教授の退官記念コンサートだったのですけれど、とっても悶々としていた私は、これ以上家にいても ますます悶々とするばかりだと思い、瞬時にそのお誘いを受けました。その演奏会事態は、歌曲あり、オペラあり、ミュージカルの曲ありと、バラエティーに富んだプログラムだったのですけれど、その中でお琴をバックにした日本の歌や、ピアノをバックにした尺八の演奏があったりで、なかなか楽しむことができました。正に『和・洋の融合』です。お琴と歌の曲は演奏者ご本人が作られたようなのですけれど、今日の演奏ではそれらにあまり違和感が無いような工夫がされていて、とってもすてきでした。　演奏会が終わってから、ロビーに退官された先生が出ていらしたので、一言だけ挨拶をして帰ったのですけれど、大学で数十年の歌手人生を真っ当された先生がとても輝いて見えました。私もあんな風に年を取っても、「自分の歌手人生を真っ当出来ました」と言えるような日々を送っていきたいです。実は、私は今日はそんなこととはほど遠いような出来事をおこしてしまっていたので、改めてその先生の姿が輝いて見えたのかもしれません。今日 先生が歌の歌詞の引用で、「歌を愛する中で、悩みも苦しみも知りました」というメッセージをお話しておられました。本当にそのとおりだと思います。私も後々自分を振り返った時、その全てに心から感謝していられるような歌手人生を送っていきたいと思いました。今日は思いがけずそんなメッセージを心に刻むことの出来るすてきなコンサートに誘ってくれた友人に感謝です。

  2004年07月19日

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• レッスン質より

  　今年に入ってから、土曜日は大抵レッスンで埋まる日になっています。今日も朝から二人組の高校生のレッスンでした。彼女たちは学校でも同じクラスの仲良しらしく、数ヶ月前から一緒にレッスンに来るようになりました。歌というのは自分で自分の声を聴くことが出来ないぶん なかなか難しくて、逆に人が歌っているのを聴くと、いとも簡単に理解していける処があるんですね。なので、二人組のレッスンというのはとっても効果的です。曲だって相手のぶんも含めて、２倍の速さで知っていくことができます。なので、彼女達 二人組のレッスンはいつも笑いの絶えないほのぼのとしたレッスンです。それが今日はそのうちの一人が隊長不良で、遅れてきたんですね。そうすると、盲一人もなんとなくペースに乗れず…。いつも二人一緒にいることの安心感とか開放感とか、そういう物がもろに影響している感じでした。結局１時間近く遅れてもう一人の子も来たのですけれど、とたんにのびのび歌えていたり、集中力も上がっていたり…。そんなレッスンの一こまを通して、彼らにとって 二人一緒ということは計り知れないメリットを持っているのだと、改めて感心させられました。歌を通して、二人がますますすてきな友達関係を深めていってくれたらなぁ…と思っています。

  2004年07月17日

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• 力を抜く

  　去年の暮れ頃から何を思い立ったのか 突然「体力強化のため」と銘打って プールに通い始めた私。このところ、なかなか時間が取れず、今日久々に行ってきました。実は、私は学生の頃は２５メートル泳げるか泳げないかと言ったところで、しかも高校を卒業して以来、まともに泳ぐなんてことはしていなかったので、「今更泳げないだろう…」と思って、初めはアクア・ヲークのクラスにだけ参加するつもりで行ったんですね。が、実際に行ってみると、なんだか物足りない…、というか、しばらく歩いていると、なんだかちょっと退屈し始めて、冷やかしのつもりで隣のコースに泳ぎに行ってみたんです。そしたら…、泳げなかったはずの２５メートルが、さほど苦もなく泳げてしまったんです。我ながらびっくりでした。それから調子に乗って、毎回プールに行った時は休み休みではあるけれど、大抵５００～７００位は泳ぐようになりました。でも、久々に行った今日は絶対に疲れると思ったので、少々ペースダウン、…のつもりでのんびり泳いでいたら、あまり疲れないからか、１時間ちょっと掛けて、結局１０００近く泳いでいたようで…。どうやら 私は まだあまり自分のことがよく分かっていないようです(>.

  2004年07月16日

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• 早起きでフランス語

  　このところ、睡眠のリズムがめちゃくちゃになってしまっていることは 以前にも少し書いたのですけれど、この数日は極力早起きを心がけています。そして 今日は大切なお友達からモーニング・コールを頼まれ…。本来は朝型なのに ここしばらくそれが崩れ掛けていた私は、自分自身も早起きの習慣を付けたかったので（って、「全然早くないよ」なんてつっこみがあちこちから聞こえてきそうですけど(^^;)）二つ返事でOK。そして今朝起きて気が付きました。「この時間に起きるのなら、しばらく忘れてしまっていたラジオのフランス語講座を再開しよう！」と。これは一石二鳥です(^^)V。本当はフランス語は自分のレベルに見合ったくらいの６月から始めようと思っていたのもすっかり忘れていて、今は既に７月半ば。しかも明日は金曜日なので応用編。自分の中で「おいおい、ついていけるのか？？！」なんてつっこみも聞こえてくるのですけれど、来月むこうにいくのなら そんなことも言ってられないはず。今はあまり語学に掛けている時間がないので、せめて朝とか、電車の中とか、出来る範囲で頑張ろうと思います。いいかげん『困った時の…』シリーズからは卒業しなきゃね（笑）。因みに今丸暗記に使っている教材は、『フランス語 基本構文６００』。せめてこれぐらいは制覇していきたいと思います。Rちゃん、きっかけをくれてありがとう。一緒に頑張って起きるぞ！！

  2004年07月15日

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• 計画性

  　嘗て 学生の頃は何事もかなり計画的で融通の利かなかった私。翌日の予定もかなり綿密にプランニングしてから起きる時間を決めているほどでした。数年前、その計画がうまくいかなかったり、相手に窮屈な思いをさせてしまうことが嫌だったりして、今度は「融通の利く人になりたい」と思うようになりました。でも、丁度そのころから いろんなことがしんどくて やる気も減退していき、それは「融通が利く」というよりは、寧ろとっても優柔不断で計画性のない、だらしない人になっていってしまいました。そして 今、そのことでいろんな人を振り回してしまっている自分がいる。自分もしんどい思いをしてしまう。私にとって「計画的に物事を進める」ということは、「かなり無難なことしか選択しない」ということでもあって、結果 なかなか行動出来なくなってしまうことにも繋がりかねないのですけれど、やっぱり今のままではまずすぎる。人を動かさないといけなかったり、フリーの仕事をしている以上、いろんな人にも迷惑をかけてしまうし、相手に不快な思いをさせてしまうことも少なくありません。ちょっと（かなり）反省です。私は個人レッスンでは、「フレキシブルタイム レッスン」で、日にちや時間にかなり融通が利くようなシステムにしていて、ある意味それが売りでもあるし、その部分を大幅に変えるつもりはないのですけれど、今 自分がしんどいと思うことの半分は、自分の“無計画”が招いた結果だと思う。今日はその“結果”を沢山見てしまった気がしました。だから自分のためにも相手のためにも、もう少し計画性を持って行動していきたいと思います。

  2004年07月14日

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• 平行線

  　ここしばらく、どうしても関係がうまくいかない相手がいます。その彼女は本来、もっと足並みを揃えて二人三脚をしていきたい相手。でも、今は何かにつけてすれ違うし、お互いが平行線。彼女は私が良かれと思ってしていることでも、「私だったら～～なことは絶対しないけど…」のような言い方を よくされます。そして、そうではない私の行動や考え方が、ただただ失礼で、信じられないといった態度で私に接してきます。私は私で、“私なりに”考えて行動もしているつもりです。確かに私のしていることに落ち度が無いとは言いません。申し訳ないと思うことだってあります。だから、彼女がヒントとして、「私だったら…」という意見を言ってくれるのなら嫌な思いはありません。アドバイスとして受け止めることが出来ることは 寧ろありがたいと思います。でも今はそこで私は、彼女に私を全て否定されているようにしか感じることが出来ないんです。彼女には私の「私だったら…」は全く通用しません。彼女は私の提案に対して「No」は言う。私に対して猛烈に批判もする。でも、「では、どうすればいいか」とか「自分はこうだったら受け入れられる」とかいった、建設的な意見は一切言わない。まるで私が「では、辞めます」というのを待っているか、もしくはその状態に追い込もうとでもしているかのように…。そして 私は私で、今その企画を抜いてしまったのでは、彼女と一緒にやっている意味を見いだせないと思ってしまっているので、絶対に抜きたくないと思っています。これでは平行線です。私が彼女の“常識”に当てはまらない限り…。私は私と彼女の考え方の違いを受け入れて、歩み寄っていきたいとは思います。でも、私を全て、無理矢理彼女の“常識”にはめ込んでしまおうとされることには、正直かなりのストレスを感じてしまいます。私は きっと、今後 自ら彼女と組んでお仕事をすることは選択しないかもしれません。少なくとも今はそう思ってしまっています。でも、今決まっていることが後には退けないと思っている以上、どうせなら気持ちよくやりたい…、というのが本音です。　本当はこんなことでうだうだ考え込んでいたくはないのに、今日は毎日悶々とした日々を送ってしまっている そんな自分が悲しくなってしまいました。まだまだ人付き合いの下手な私。人との円滑な関係、もっと上手に築いていきたいです。

  2004年07月13日

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• ショック…

  　先日、隣の市の小学校の先生がおこした未遂事件。男の先生がお金をちらつかせて女の子をカラオケに誘ったり、車に乗って道を教えてくれるように頼んだりしたそうなのですけれど、忙しくてニュースを見る時間もなかった私は、今日の午後になるまで全く知りませんでした。私はその事件をピアノの生徒から聞きました。というのも、その子達は、不祥事をおこした先生が務めていた学校の子達だったんです。それほど大きな小学校なわけでもなく、もちろん子供達も先生のことはよく知っていました。その先生から一輪車の乗り方を教えてもらったとも言っていました。担任のクラスの子供達の中には、ショックで泣いている子もいたそうです。私のせいと達はその先生が担任する学年ではなかったものの、それでもかなりのショックを受けているように見受けられました。私は彼女たちの心の穴を少しでも埋めてあげるための言葉はないかと思いましたが、咄嗟に何の言葉も出てきませんでした。私自身もショックでした。事件の経過や詳細など、私には詳しいことは分かりません。でも、やっぱり怒りとも悲しみともつかない思いは止められません。どんな事情があったにせよ、事件に関わって傷ついている人がいることはもちろん、それ意外にもその先生を慕っていたからこそ 傷ついている子供達も大勢いるのだということを忘れてほしくはないです。

  2004年07月12日

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• フルート

  　私は今は歌い手として いろんな処に歌いに行ったり、生徒さんを教えたりしているのですが、以前は歌に限らず、音楽に関するいろんなことを手がけていました。その一つにフルートがあります。私は中学に入る頃から、既に「歌い手になる！」なんて言っていたのですけれど、そのためには音楽大学を目指すことになります。そして、大学受験のためだけに音楽をしているとどうも窮屈になっていってしまう気がしていたので、そのころから「何か受験に関係のない音楽もしたい」と思って始めたのがフルートでした。中学の頃は先生について個人レッスンを受けているだけだったのですけれど、高校になると、吹奏楽部にも入って、毎日歌にピアノにフルートにと、学校の授業中意外は、ほとんどずっと音楽に浸っている日々でした。でも、今振り返ってみても、「受験以外の音楽を続けることで、音楽の楽しさを見失わないようにする」という、当時の私の作戦は成功していたように思います。実際、大学に入ってからは楽器を吹く機会はめっきり減り、精々大学の選択授業で吹奏楽を取っているくらいだったのですけれど、フルートには嫌な思い出とか、苦しい思い出はあまりないんです。大学を卒業してからは楽器を吹く機会は更に減って（というより、ほとんど無くなって）しまったのですけれど、家で歌やピアノの生徒さんを教えるようになってから、ひょんな切っ掛けでフルートも教えるようになりました。今月も一人、新たにフルートを始めたいという生徒さんが来ました。そして、今日はその生徒さんが楽器を購入するというので、楽器店に付き添っていたんですね。すると、そこでは懐かしい物がいっぱい！昔自分も使っていた楽譜、吹奏楽で相方が使っていたのと同じ型の楽器、そしてお店のバックに流れていたのは私が高校生の頃に毎日のように聴き続けていたお気に入りのフルーティストのCD。実は、そのお気に入りのCDは学生の頃に誰かに貸したきりどこかに紛れ込んで返ってこなかったのですけれど、今でもそのフルーティストはだいすきで、演奏を聴けば大抵その人と分かります。今日はなんだか思いがけず自分が大好きだったCDにも巡り会うことが出来て、とっても嬉しくなりました。音楽を仕事にしていく上で、こうして少し角度を変えて、純粋に“楽しむためだけの手段”を持っていることもいいですね。今はいろんなことに追われてしまってかなり余裕が無いのですけれど、８月のリサイタルが終わったら、フルートでゆっくり好きな曲でも練習してみようと思います。

  2004年07月11日

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• 羽目を外す

  　私はこのところ、考え込んだり焦ったり、悶々としてしまうことの多い日々が続いています。そんな時は、どうもぼおっとしてしまっていることが多いみたい。なので、分かる人には、私が停滞していることがすぐにばれてしまいます。今日も夜に師匠と電話で話をしていた時、突然、「１日でもいいから、何かおもいっきり羽目を外せるようなことしたら？」なんて言われてしまいました。「羽目を外す…」ねぇ…。最近は、気分転換とかリフレッシュなんて言って 友達と会ったり、一緒に食事をしに行ったことはあったのですけれど、さすがに“羽目を外す”処までには至りませんでしたねぇ。どちらかというと、やっぱりただぼおっとやりすごしたり、なんとなくおしゃべりしたり…。よく考えると、私の周りには、羽目を外して「馬鹿なことを一緒に出来る友達」って少ない（いや、ほとんど思い当たらない…）のかもしれません。というか、本当は私自身がそういうことを躊躇してしまってるんだと思います。どこかで、「そんなこと、やってる場合じゃないよ…」って。でも、気持ちの切り替えはものすごくしたくて、「このままじゃ保たない…」っていう思いも沢山あって…。正直、気づいたら 私のスケジュールはやたら忙しくなってしまっているのですけれど、何か悶々としている間も無いくらい、おもいっっっっきり羽目を外せること、考えてみるのもいいのかもしれないですね。

  2004年07月10日

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• 決断

  　昨年の初め頃からいろんな事情で全てに於いてすっかり自信を無くしてしまった私には、何かを決断するということが日に日に困難になっていきました。でも、自分で勉強しながらフリーで仕事をしている以上、大切な決断を迫られることは少なくありません。ましてや今年は自分のリサイタルをするということで、普段にも増して、決断するべきことは沢山あります。自分が決断出来ずにいることで、自分だけではなく、周りの人たちをも巻き込んでしまいます。そんな状態の中で、私は常にプレッシャーに押し潰されそうになり、ますます決断が遅れ、更に周りを困らせてしまうという悪循環も、何度と泣く繰り返してきてしまいました。そして、全てが最終段階にまできている今日この頃。私の不安と焦りは絶頂に達していました。そんな中で、今日、また一つ大きな決断に迫られました。それは、本当は行きたかったけれど、１度は「行かない」と決めた夏のヨーロッパのセミナー。「演奏会が近くて体力的に保たないから」という理由を自分にも他人にも言い聞かせていたのですけれど、本当は一人で参加することに、言葉も思うようには通じず、参加者 一人一人に余裕が無い中で、精神的な面でバランスを保てる自信がなかったからというのが１番の理由でした。今でも自信はないです。費用のことをはじめ、ジェスチャーでのコミュニケーションが取れない私に 一人でどれだけのコミュニケーションが取れるのかということ、現地で一人でどれだけ動けるのかということなど、細かいことをいろいろ考え始めると、不安で押し潰されそうになります。でも…、リサイタルに向けて １番大切な、「曲を仕上げる」ということを思うと、やっぱり行きたいと思うし、行かないと間に合わないという思いも 日に日に強くなっていきました。「プレッシャーが…」とか、「不安で…」なんて、言ってる場合じゃない…！とも思います。１日１日迷う時間が延びる度に、自分で頚を締めることになることも十分分かります。どこかで思い切った決断をしないといけない。だから、今日は現地のセクレタリーにレジ巣トレーション・フォームを送信してしまいました。今まで海外のセミナーに参加するために、ここまで不安に思ったことはありません。というか、回を重ねるごとにその不安は増しています。もちろん、初め 安心して行くことが出来たのは一緒にいてくれる友達がいたからということは明らかなのですけれど、それだけではなくて、きっと「知らなかったが故の思い切り」というのも大きかったのだと思います。今は「知ってしまったからこその怖さ」はものすごくあります。それでも、「今までやってこれたのだから！」と自分に言い聞かせ続けて決めました。準備のスタートはいつもより断然遅いです。語学もかなり忘れています。仕事の段取りも全て今からです。正直どうなるか分かりません。でも、歌い手として「良い演奏をするため」ということだけを握りしめて頑張ろうと思います。今日、これをここに書かなかったら、また迷い始めるのかもしれません。だから 自分に言い聞かせるつもりで書きました。「８月の初め、ニースに行きます！」“有言実行”！頑張ります。

  2004年07月09日

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• シャワー効果

  　このところ、毎日が暑くて暑くてたまらないですね。私はこの湿度と暑さに 既に着いていけてません(-_-;。今日は午前中の仕事の後少し時間があって、夕方にまたレッスン and お出かけだったのですけれど、私はお昼で既にばてばて。身体もだるいし、気合いも入らず、「このまま遠出が出来るのか？？！」と、なんだか怪しい雲行き。 汗だくで そのまま着替えてお出かけする気にもなれなかったので、久し振りにシャワーを浴びました。というのも、私は普段、プールに泳ぎに行った時以外はあまり昼間にシャワーを浴びることはないんですね。でも、久々に昼間に半分行水みたいな感じでシャワーを浴びてみると、思いの外心も身体もとってもさっぱりして気持ち良い！なんだかこれから毎日はまってしまいそうです。「明日は朝からお仕事なので、今日は少し早めに寝て、明日早起きして またシャワー…」、なんて思うと、思わず「ん？私健康的な生活のリズム 取り戻せるかも…」なんて、密かに思っております。今の目標は毎日睡眠時間を５時間は摂ること、そして極力３食抜かないこと。…なんて言ってる端から本日の夜は冷たいモズクとトウモロコシの欠片だけ。でも、シャワーでさっぱりしたら、もう少し食も進むかな？なんて、シャワー効果に大きな期待を寄せている私です。さてさて、どうなりますことやら…。

  2004年07月08日

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