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カテゴリ:言葉
私も最近、ある言葉が気になってます。タイトルの「足らない」という言い方です。ちょっと前までは「足りない」が一般的だったと思うのですが、この頃は「足らない」という人が増えています。TVの字幕にも普通に出てきます。
「10分足らずで帰ってきた」「舌っ足らず」という言い方は前からあります。 足りる、足りない、足ります、足りれば・・・ 足る、足らず・・・ あれ? 「足りる」と「足る」の活用形が混ざってしまったんですかね? 足ら、ときたら、「ず」を用いて否定するところを、同じ否定の意味だからと「ない」を誤って持ってきているのでしょうか。 「足る」は万葉くらいの昔からあって、「足りる」はわりと最近(江戸あたり)に出てきた言葉らしいですが、今、両方とも使われているというのも、なんだか面白いです。どちらかに淘汰されなかったんですね。 似たような言葉として、なぜか関西弁の「あかん(いけない、ダメの意)」が浮かんできました。 足りません→足らん、あきません(いけません)→あかん、ね、似てません? でも、あかんは「あかん」としか言いようがないですねえ。あかない、あかず、とは言いませんもん。 ちょっと、こっちは考えると時間かかりそうなので、放棄します. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 20, 2010 09:57:45 AM
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