空のオルガン

　七夕飾りを見ながらう～のが「笹の木はなんとかかんとか・・・」と言ったのを受けて、夫が言った。
　「笹って、木ちゃうで」

　母娘３人で「えっ？」
　夫「知らんかったんか」
　３人「知らんかった・・・」
　夫「ちなみに、竹も木じゃないんやけど」
　３人「そうなん？」
　夫「知らんかったんか」
　３人「知らんかった・・・」

　だから竹木って言うのか。まとめて「木」って言えばいいのにと思っていた。

　そういえば、竹に年輪はない。笹にもない。じゃあ草？

　検索したら、たくさん関連ページが出てきた。
　同じ事考えてる人が大勢いるんだね。

　そこで発見。「木とはなんぞや」という定義が、植物学の世界では実ははっきり決まっていないらしい。
　そうなん？知らんかった・・・。

　国語辞典には「木質の幹を有する植物。」とある。
　木の意味を調べるのに「木質」って書くのはどうなんだ？「木」を使わずに説明して欲しい。ブツブツ・・・。

　竹と笹はどこで区別するんだろう？
　筍がとれるのが竹、とれないのが笹？（何でも食べ物に結びつけてしまう）
　英語で言えばどっちもバンブー（だと思う）。

　何となく、竹は木、笹は草、と思ってしまう私。
　
　それにしても夫、どうでもいいことをよく知ってる。