空のオルガン

　忘れないうちに（いや、すでにかなり忘れてる）う～のの個人懇談について。

　「真面目です。このクラスの中でよく頑張っています」と。
　「このクラスの中で」に、深～い意味が含まれると思った私です。
　国語：漢字を丁寧に書いています。
　算数：完璧とはいきませんが、間違えたところは見直しをすればよく理解しています。
　理科：星のことなど、興味を持っていることを積極的に話してくれます。
　社会：熱心に授業を聞いている、と担当の先生から聞いています。
　図工：工夫したり、休み時間も担当の先生に聞きに行ったり、熱心でした。
　音楽：音楽会でみんなを引っ張ってくれました。
　家庭科：よくできているそうです。
　体育：結果がなかなか出ませんが、よく頑張っています。

　ざっとこんな感じです。

　曲がった事が嫌いで、クラスでおかしい事があると先生に訴えに来る、とも。
　本人に直接は言いません。口で負けるから。
　う～のの言う事は正論なんですが、それが通用する相手ではありません。そのせいか、時々寂しそうなときがあるそうです。

　３学期は、６年生に代わって、下の学年をまとめていかなければならないので、う～のに５年生を引っ張っていってもらいたい、と言われました。が、それができれば本人も苦労しませんよ～。

　これという収穫？はなかったけれど、まあ、こんなものかな？

　終業式が終わって、「あ～、これで１７日間、○○ちゃんと○○ちゃんと○○ちゃんと・・・（結局女子全員の名が挙がる）・・・○○ちゃんに会わずにすむ～～～～っ♪♪♪」と叫んだう～のでした。

　「勉強が大好き」と先生に言っているそうですが、それは「クラスの子と一緒にいるのが嫌で、それなら一人で勉強してる方がずっといい」という意味ですよと、話しておきました。う～の自身がそう言ってたし。

　先生が仰るには、最近クラスも落ち着いてきて、女子同士のトラブルも大きいものはないということです。
　あくまで「以前に比べれば」だと思います。

　う～のが、もっと強くなって、相手にポンポン言いたい事を言えるようにならない限りは、変わらないでしょう。どこかで吹っ切れればいいのですが。