空のオルガン

最近う～のが友達から言われた言葉の数々。

　・「う～ちゃんに会えると思って、バイト連勤頑張った！」
　・「う～ちゃんといると自己肯定感めっちゃ上がる」
　・「う～ちゃんといる時が一番よく喋ってる」
　・「う～ちゃんってホンマいい子やと思う」

　「とっても嬉しいからお母さんにも伝えたかったんだー。素敵に育ててくれてありがとう！」とメールが来た。

　育てたというよりは育った、かな？う～の自身が持っているものがあるんでしょう。
　私が誰かに「一緒にいると自己肯定感上がる」って言われたら、「そんなに私は見下されてるのかっ！」って受け取りかねない。自己肯定感≒優越感、上見て暮らすな下見て暮らせ、な発想。
　「素敵に育ててくれてありがとう」は、「ここで親にちょっと媚びておけば、コロッといくやろ」という下心の元でなら、私も言うかもね。

　う～のがそこまで考えてる可能性はなくもないけど、たぶん違う。
　都会に出ても、（今のところは）すれてない。
　ずっとそのままでいられればいいけど、ね。
　人の腹黒さに触れて、それでも自分を保つほどの強さはないだろうから、その時どう変わるか。

　なんてことを考える私の方が、う～のから学ぶべきなんだろうな。でもな～。
　「すれっからし」という言葉を久しぶりに思い出した。

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