|
カテゴリ:くらし
「○っちゃん、今度横浜ジルバ踊ろう。」 今日唐突に 私の勤め先に来られる常連の患者さん、 というのもおかしな話だけれど 顔見知りのTさんにそう声を掛けられた。 何の脈絡もなく『横浜ジルバ』。 その言葉は 私にはここで聞かなければ 多分一生聞かずに過ごすかも知れない言葉で 余りにも唐突なので 声も高らかに笑い飛ばしてしまった。 ナンカ可笑しい? ごめんなさい。 余りにも唐突過ぎて笑えてしまいました。 横浜ジルバ?何だかノスタルディックな感じで。 そう横浜ジルバ。ジルバ分かる? いいえ。横浜と言うからには何か違う?? そう。ジルバは男性が女性を回すけれど 横浜ジルバは回す男性も回る。 へ~。 Tさんは私よりも多分20歳は年上の方。 横浜ジルバに何か思い出が? 私に何ゆえお声をお掛けになったのかしら? 昔の恋人にでも似ている? トンでもないが私は踊れないよ~。 想像しても精々ぎこちないフォークダンス。 私を見て 一緒に踊りたいと一瞬でも思われたのは 私に何かを見ていたからだと・・・。 きっとTさんの悠久の思い出の中に存在する どなたかに思いを馳せているのだと・・・。 その後のTさんの沈黙がとても素敵に思えた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[くらし] カテゴリの最新記事
|