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私の小・中学時代の英語塾の先生で かつ我が家の子供たちの英語塾の先生でもある 親子2代にわたってお世話になったN先生。 (またかのN。私の苗字もNだったりする) 御歳92歳。 第二次世界大戦中、陸軍通訳として タイとビルマを結ぶ架橋に関わったお方だ。 最近息子の進路のことで相談に乗って頂いており 先生のお宅に頻繁にお邪魔している。 今日は先生と久しぶりにお食事をご一緒させて頂いたのだけれど 寄る年波に加え、昨年最愛の奥様を亡くされ とても意気消沈しておられるのが痛々しい。 食事の後コーヒーも飲みたいと仰るので喫茶店もご一緒した。 最近は私が顔を見せると大変喜んで下さるし 今日はとても気分がいいと仰って下さったのが嬉しかった ところで今年高3の息子の進路が明日ほぼ確定する。 一ヶ月ほど前に急に浮上した話だった所為で ずっと情報収集に忙しく 特に先週は手続き等超多忙を極めた一週間だった。 親子共々相当悩んだ。 夫婦でも両親とも担任の先生とも話し合い。 心当たりの知人にも色々お話を伺った。 早く決まるのはとても嬉しいけれど前途多難は目に見えている。 どうか途が上手く開けて欲しい。 どうか息子の人生にプラスになって欲しい。 それももう後は息子次第か・・・。 息子が中学生の頃 英語の授業よりも 時々脱線してN先生が体験談を話されるのが とても楽しいと言っていたのを思い出す。 息子が誘ってN先生の塾に一緒に通った息子の友人達は 結局皆進学校に進んだ。 それに比べてウチの息子と来たら 人の世話をしている場合じゃ無かったのに。 あれからもう5年以上経ってしまったのよねえ。 お子さんのいらっしゃらないN先生の 永年携わって来られたご意志を 何らかの形で 息子が後世に引き継いでくれたらいいのにと ベッドに横たわりながらお話される先生の 時折聞こえてくる寝息に 息子と先生のことを想って止まない日曜の昼下がりだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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