シン・足立淳のブログ彼岸花

　暦の上ではもう春なのに、寒い日が続きますがみなさん風邪などお召しでないでしょうか。讃岐うどん漫画家の足立淳です。

　さて、その寒い中、久しぶりに「東京麺通団」へ行ってきました。新宿近辺を歩いている時には「何を食べようか」と迷っていたのですが、外の寒さに当たった途端に「釜揚げにしよう」と。寒い日は釜揚げに限ります。

　かまあげ（小）。


　プラス「牛すじ煮込みカレー」。

（福神漬けはセルフサービスです）

　釜揚げの方、見ていただくとお分かりのように、ネギもしょうがも入れてません。たまにはダシをストレートで飲みたくなって。これまで何度も言ってきましたが、ここのダシは飲めるんです。決して薄味でもないのに。そのダシにアツアツのうどんをひたして、一気にズゾゾゾとすするのが釜揚げのおいしい食べ方。うどんが長くてなかなか端っこがどんぶりから上がらないことにお悩みの方は、うどんを１本だけつかまずに、ヘアピンみたいに丸まっている付近を持つようにしたら、そこそこ短くなってきますよ。

　それと、麺通団の公式サイトではかなり以前から宣伝していたのに、実は初めて食べた「牛すじ煮込みカレー」。一軒、ごく普通のカレーのようだけど、中にトロトロに煮込んだ牛肉があちこちに隠れている。「煮込み」なんだから、店のどこで煮込んでいるのかといえば、実は「おでんの中」。おでんのケースの中に二つくらい円筒型の器が合って、その中でコトコトと煮込んでいた。ビックリ。一見の価値あり。味の方は結構スパイシー（辛口）。自分はもう少し甘口〜中辛の方が好みなんだけど、麺通団のある新宿西口近辺はカレー屋や韓国料理屋が建ち並ぶエスニック通りなので、こういう味付けなのかも。

　そして「牛すじ煮込みカレー」、注文した後で「ひやかけ」「あつかけ」もしくは「かまたま」とセットで注文すれば、セットメニュー価格で５０円安くなったことを知る。次は「かまたま」で頼んでみよう。


　帰り際にパロマスさんに「うどんエース」を何冊か預けてきました。一応、１冊３００円（４号は２００円）ですが、立ち読みは自由です。うどんを食べながらどうぞ。

　うん、次の「うどんエース」は「釜揚げ特集」にしようか。まだまだ寒い日は続きそうだし。