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テーマ:彼女が死んじゃった。(16)
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彼女が死んじゃった★★★ 3話 ゆかり探しは結局自分探しというドラマだ
ゆかり(木村佳乃さん)の携帯には196人が登録されている。ハジメ(長瀬智也さん)は手分けして調べようと提案した。玲子(深田恭子さん)と良夫(香川照之さん、ゆかりとは2ヶ月の付き合いでプラネタリウムで豆知識を披露)が賛成して、分業がはじまった。下心いっぱいのハジメが、玲子と二人きりになる策略だった。しかし玲子は携帯の旅にあきている。クルザーの女・乾八千代(赤坂七恵さん)は金魚を持ってハジメの部屋にも彷徨っている。金魚は1匹死んだ。 良夫が次に会った人物は、地元の漁師の糸山通(相島一之さん、ちょっと危ない役で喋りも変です)だ。ゆかりは半年前から糸山たちが主催する自己開発セミナーに通っていた。ゆかりが、仕事、オトコ、生き方、夢などで悩んでいたという糸山は、ワケの分からない“福”印の印鑑を買ってくれたら、自殺の真相を話すという。だが、良夫に胡散臭い印鑑(○ハタだよね、1万円は詐欺だよ)を売りつけた糸山の話は、「ゆかりから電話があった、天からの声があった」、結局、星の名前の訳の分からない説明だった。やっぱりインチキセミナーだ。通「遺書を残さないのは、自殺する理由を知られたくないのだ、墓を暴くな」。 一方、ハジメと玲子の会った人物は伊藤サチ(本上まなみさん)だ。待ち合わせ場所にヤ○ザ風の男が現れた。二人が連れられた先は、横浜のソープランド(診察室もあるよ)だった。サチはそこで働くソープ嬢(ナース28号、ピンクの制服は色気と気品がある)だ。サチ「(ゆかりとは)5年前のキャバクラの同僚だった」。サチの話によると、貯金が底を尽きキャバクラで働き始めたゆかりだったが、プライベートを含め何でもバカ正直に客に話さずにはいられない性分(「2ヶ月まえ別れました」が定番なのに彼のことをのろけたりしたり、自分の住所をいってストーカーされたり)のため、結局嘘で自分を守れず、1ヶ月程でキャバクラを辞めた。サチ「硬いは脆い」(含蓄の言葉)。 姉の状況を知りヤケになった玲子は、ソープランドで酒を飲み始める。そして、玲子は、これまで自分や両親が、好き放題な姉に迷惑をかけられたかを話した。ハジメとサチは、涙を流しながらゆかりへの恨みつらみをブチまける酒乱の玲子(これまで静かだったが、今回全開だ、1年声を聞いていなかった)に掛ける言葉が見つからなかった。玲子「姉は強盗殺人です」(意味不明)。サチはハジメに「あんたは足を広げた女の数がプライド」と分析する。サチは涙。サチ「ここへ来るとき自分を捨てた、ひとりが気楽です、でも本当は一人ではなかった、初7日忌までは好きな人の傍に一緒にいるから、ありがとう、と言って」。 酔いつぶれた玲子を背負って店の外に連れ出したハジメは、チャンス到来とばかり、ラブホテルに入るが満室でした。そこでハジメは、“福”の字の印鑑を顔に押し続ける良夫とバッタリ会った。良夫(今日の豆知識=人間の原価は5000円です)から「ゆかりが僕と婚約しますか? ゆかりの家庭教師をして、11年間友達で仲良しだった、数年前中絶した時に父親代理で付き添った、手を繋いだのはその時が最初で最後だ」と思わぬ告白を聞いた。 クルーザで反省会だ、キムチ雑炊だ、良夫「死ぬ気になれが僕とも付き合えたのに」、そしてゆかりの味に大泣きだ。ゆかりとの思い出に耽る。 ☆ ☆ 適度のエロありながら、自分探しのシリアスなセリフもありの結構いいドラマになってきた。映像や音楽もいい味わいだ。木村さんも回想シーンで自由奔放な姿を演じてくれるのですね。しかしこのまま最後まで突っ走るのかな、飽きやすい視聴者が耐えられないか、それとも臆病者の脚本家が耐えられないか。我慢比べだ、見守っていきたい。 ちょっと待って神様★★★ 4週 あと少しだ、どちらが残るの、身辺整理だ 秋日子(宮崎あおいさん、でも竜子さん)は茂多(勝地涼さん)に告白され戸惑うが、部屋まで行った。不思議な部屋だ、「そこにあるけど気づかないこと」の趣味の写真集は良かった。そしてキスされちゃった。これ微妙だよね、茂多は竜子(泉ピン子さん)に入れ替わった秋日子が好きなのだ。当然竜子は興味はないが、若い男とキスするなんて初めてじゃないの(笑)。結局竜子の気持ちで他に好きな子がいると断った。でも茂多の撮った写真におばさんの姿の秋日子があった。 娘のりさ(碇さん)にも秋日子は「おかあさん」と抱きつかれた。秋日子は夫(津嘉山さん)の会社に見に行くが、そこで同じ部署の原田(裕木奈江さん)から、夫はリストラ寸前の会社を辞めて、マレーシアの昔出張し勤務した会社の立ち上げに行きたいのだ。長男が留年したので、断念したのだ。それで秋日子は長男(塚本さん)に事情を語り「しっかりしなさい」と言い放つ。バイトを探して自立するようになった。 秋日子の家で父と母は、成績が下がり、ストレスになっている、だから離婚をやめようと母はいう。聞いた秋日子は、子供のために無理して一緒に居るのは駄目だと言う。父は6年も別の女性と付き合っていた。子供のためという逃げじゃなく、夫婦二人でしっかり決めてと言った。学校でも茂多や親友から怪しまれた。 竜子の秋日子は付きそう秋日子と相談して本当のことを話そうと決めた。洗いざらい喋った、そして茂多と親友は「弱虫のお前も好きだ」と受け入れてくれた(信じられないよね、もっとびっくりして)。神様が登場して、あと3日の間に2人で10からカウントダウンすると、秋日子は秋日子になり、竜子は天に召されると決まった。それ以後は、秋日子の肉体で竜子が生きていき(しかし次第に竜子の記憶は薄れていく)、秋日子は存在しなくなる。夫が長男の自立する姿をみて、辞表を出した。竜子の身辺整理が始まった。秋日子は原田を激励してマレーシアへ行ってくれと頼む。原田は夫にプロポーズする。そして茂多と親友と一緒にカウントダウンを始めたが、秋日子に竜子を見た夫は走り出す。 ☆ ☆ これは本当に宮崎あおいさんのドラマだ、そして彼女は答えていると思う。竜子の秋日子の時はあばさんぽく図々しい元気だ。秋日子の霊の時は、淋しげで醒めた女の子を演じている。素晴らしい、いい女優さんになっていくかもしれない。感受性のみずみずしさを見た。ストリーはいつも神様で、元に戻ると思わせて、出来事が起きて、「ちょっと待って神様」になる(タイトルのままや)。ストリーでも登場人物は皆冷静だ、あんな話聞かされたら、大、大、驚愕でしょう、茂多くん。夫も簡単に辞表を出して、その日に荷物まとめて出て行った。原田さんにプロポーズされたら慌てなさいよ。淡々とし過ぎだよ。NHK的な感じです。最終回はどうなるのでしょうか、あ、そうか、と軽く終わるのでしょう。泣かせてくれるかな・・・ てるてる家族★★★★★ これは素晴らしいよ、キャラの絡みが絶品 春子は彼氏を連れてくる。先週の姫路動物園での4人でのデート、良かったね、車で「恋のフーガ?」を二人で歌い出したら、後席から秋子と冬子も登場して4人で歌うシーンは可愛くて今でも覚えています。何だかんだでも、春子も意志が強い。自立し始めたのです。もう照子さんも止められません。夏子は出てこないね。宝塚に入った冬子が全開です、さすが主役です。ボケ・キャラが爆裂です。めげない明るさは強い。失敗から学習しない突き抜けた楽天は悟りの境地でしょうか。仲間も不思議と助けますね。こんな人います。組織に一人は欲しいです。全員これでは駄目ですが(笑)。そして上級生になっても見かけは偉いが中身は冬子のままだ。秋子も大学生でミニスカートですし、化粧も大人ぽくなりましたね。今日のスタパで上野樹里さん、戸惑いながらも天然を爆裂です。兵庫県生まれで、携帯のCMに出ていたのですね。「なんでやねん」。「うーマンボ」と叫んでいました。新鮮で初初しい印象を受けました。最後に定番ですがおとうさんからの手紙に涙しました。これからも頑張って欲しいものです。 かみさんが風邪をひいて辛そうである。実は英語サークルのメンバーが突然62歳で死んだのだ。1ヶ月ほど顔見せなかったが、入院したら3日で亡くなった。仕事とサークルが生き甲斐の人だったので、通夜と葬式にフル出席した。福井から浜松に引っ越して2年過ぎで、初めての葬式だった。地方地方で時代時代でやり方は変わるようだ。香典とご仏前を持って行ったが、わずかの額で会食や引き出物もたくさん貰ってきた。特別なのだろうか、今は、とにかく風邪ひいておとなしくしている。 自分は明日は名古屋でNHKの「歌謡曲をあなたへ」の公開録画です、大石まどかさんの心秘かな応援に行きます。体調を整えないと、そして明日は遅くなるので、「砂の器」と「新選組」は録画になるだろう。アップも遅れるかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.02.01 00:09:33
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