任侠ヘルパー★★★★ 3話 平成21年7月23日(木)放送
今回は、良かったよ
任侠ヘルパーvs高齢者 という図式でない
任侠ヘルパーvs老齢者を虐待する孫 だった
これだったら、悪を悪で成敗する
ぷちカタルシスを感じることができる
前回までの 高齢者とのマジな絡みでは辛かったよ
それで、メインが 黒木メイサさんだったし
組長スタイルの黒ずくめも格好良かった
■黒木メイサさんの 組は大変だ
女が組長というのは 内外から反発がある
どうやら兄がいたが、死んだので 組長になったらしい
黒木さん自身、組長であることにアンビバレンツを感じている
「女で極道をやるのも しんどい」
組のシマで、薬を売り稼いでいる 素人がいる
黒木さんの組の若頭の 田中哲司さん は調べて始末します
組を 掌握して 黒木さんに 圧力を掛けている
黒木さんは、幹部になって見返すしかないのだ 焦っている
■そこに タイヨウを利用していた セツコさんが
孫と一緒に住むようになって 中断している
成績をだすために 黒木さんが 家を訪ねる
草なぎ君も 付きそう 何とか家に入ると
セツコさんの手には内出血がある 虐待の可能性大だ
虐待は、立証するのは難しい
黒木さんは 友達として 何度もセツコさんを訪ねる
少し 心を開くセツコさんだが、孫の虐待は否定する
本人の 証言がいるのだが・・・・
セツコ「私にはあの子しかいない、あの子は家族だから
あの子は、そばにいてくれる 優しい子なんだよ
だから、あの子は悪くない」 切ない言葉です
結局、最後は 黒木さんが 久しぶりにセツコさんを
訪ねると縛られて 瀕死だった
そこに帰ってきた孫は 黒木さんを殴り出す
とどめかと 思うときに 草なぎ君が来て
孫を一発で たたきのめし 黒木さんを助ける
■しかも、組から薬を売っていたのは孫だと電話された
草なぎ君に 組のことを仕切れと言われて
組に出向き 田中さんが 始末すると言うところを
黒木さん、警察に自首させる と決断する
孫は「お前らに分かるか ぼけたババアを四六時中
世話する家族の苦労が!」 これは単なる居直りの悪たれだ
めでたし めでたし ではなかった
今回の更なるドンデン返し が用意されていた 深かった
病院からタイヨウに入所したセツコさんだが
夜になると 孫の名を大声で呼び
昼も 不穏で 乱暴したり 怒る
孫が頼りで、孫と引き裂いたものは憎いのかもしれない
夜は、セツコさんを 守るために
ここでも拘束(縛られる)される
介護に正解はない 悲しい現実だ
夏川さん、黒木さんに決めてくれました
「ヘルパーは 家族になれない」
介護の現場の 絶望的な状況が 描かれていた
救済はない 原理原則は 通用しない
そういう描き方は、このドラマに関しては納得いくものです
これが正解だと言われると反発したくなる
個別で、その時に応じて 相談して
一つの方法を選ぶしかない!
選択肢が多いと、うまくいくことも あるが
いかないことが 多いのだ
■黒木さんのキャラが立った
こんな調子で話を作っていくのだろうか?
任侠ヘルパーvs悪 このパターンなら見やすいかも・・・
他の任侠さんもキャラが立ってくるのかな?
そんな余裕はない そうだよ 主役の 草なぎ君の
詳細が不明のままだ 草なぎ君の 組の形態はどうだったか?
そろそろ見せた方がいいのでは・・・母親はいないらしい!
■黒木さんは、格好良かったな~~
忍成さん、毎度のキャラですね ピッタリです
セツコさん役の 森康子さん 見事な演技でした
今回の メインだった 印象に残る役かもしれない
(ゲスト)
孫・高志(忍成修吾)
老女・渡辺節子(森康子)
若頭の久米(田中哲司)