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Day9

[Day9] 8月16日(水)

今日はルツェルン経由でチューリッヒへ向かう予定。
当初、ピラトュスへ行こうと思っていたのですが、今回は本当に天気はいまいち。
早朝にツェルマットを出発し、ピラトュスの展望台を目指しても、きっとまたシャモニーのエギュイディミディのように何も見えない・・・
そんなわけで、無理しないことにしました。
昨日ほどではないですが、おとといよりは早めに起きて、隣のホテルへ朝食に。
窓際の席に座りましたが、あいにくの天気なのでマッターホルンは見えませんでした。
ちょいと名残惜しいが仕方ない。

チェックアウトを済ませ、ホテルの車で駅まで送ってもらった。
乗ってから気付いたんですが、私のお財布の中には、コインがなんと1/2Frのみ・・・あぁ~チップがないぃぃ~~っ><
運転手さん、ごめんなさい!本当にごめんなさい!
ユーロ、ポンド、円ならコイン持ってたんだけど、これあげても困るよね・・・
日本で、極力小銭は減らすように支払っている私。
いつものくせで、どんどん小銭を減らしてしまった。
チップの必要な国は、常に小銭をある程度持ち歩かないとねぇ・・・あぁ、運転手さん、本当にごめんなさい!
(今思えば、駅前ですぐに崩してもよかったじゃんね・・・気が利かない私(T-T))

ツェルマットからブリーク、ベルン、そしてルツェルンへと電車を乗り継ぐ。
ここだけの話、私が使ってたスイスカードは、本当は国境から目的地の往復を最短ルートで移動しなくちゃいけない(らしい)。
だから、ツェルマットからチューリッヒに移動するのに、ルツェルンへ寄り道するのは本当はルール違反(たぶん)。
ベルンからルツェルン行きに乗り換えた時、検札で怒られるかな・・と、ちょっとドキドキ。
でも車掌さんは、チェックしたスイスカードをにこやかに返してくれました・・・わがままでごめんなさい。
皆さん、これを読んで大丈夫なんだ~と思わないでください。反則であることには違いないので。

さて、13時すぎにルツェルン到着。
駅で大きな荷物を預けようとロッカーを探しましたが、コインロッカーには入りそうにない。
でも、スイスで、これだけ有名な観光地の駅に荷物を預かってくれるところがないはずがない!と思い、マークを探しつつ、エスカレーターで1フロア下りると、すぐ右手にありました!
これで身軽に歩ける~♪いざ、町へ出発!(いくらだったか忘れました・・・汗)

まず目指したのはやっぱりカペル橋。駅を出てすぐに見えました。
さすが観光地。たくさんの旅行者がいました。
少し薄日も差したりして、カペル橋にずっと飾られた花がとってもきれいでした。
大半が燃えてしまったカペル橋。一番端っこのみが古い雰囲気を残しておりました・・・
と、まぁ、あんまり時間もなかったので、写真を撮りながら次の目的地、氷河公園へ。

途中、ホーフ教会がきれいだったので寄り道。扉が開いていたので中までお邪魔してきました。
やっぱり教会ってすごく荘厳な雰囲気で身の引きしまる気がする。
大きなパイプオルガン、中央の祭壇もすごいけど左右の祭壇も立派。
ゆっくりと椅子に座って雰囲気にじっくり浸りたいところでしたが、今日はあまり時間がないので、心の中でお礼を言って退室。
・・しようと思ったら、扉の開け方がわからない^^;
入るときは開いてたんだけど、私が閉めちゃった。
他の人が後から出入りしてるから鍵がかかったわけじゃないんだけど・・・誰かが出る時に一緒にでようか・・・(汗)
結局、これか?と思われる鉄の金具を動かしたら開いたw

無事に教会を脱出(?)し、目的地ライオン記念碑と氷河公園へ。
裏道を歩いて、たぶんこっち?っていう方向を目指しました。
子ども達がわらわらと集まってるところがあって、どうやらゲームをしてたみたい。
その先のアパートメントのベランダには、赤いちょうちん!しっかりスイス国旗のデザインでしたがw
こんなのもあるんだぁ~とうろうろ・・一見危ない人だよね、私。

方向だけで適当に進んだ割に、今回は迷うことなくライオン記念碑に到着。
思ったより大きくてビックリ。そして痛々しい。
命がけの忠誠ってすごい。平和ボケで育ってきた私には想像できない。何とも言えないものがあります・・・
そしてすぐ隣の氷河公園へ。
大きなポットホールもすごかったんですが、中世に絵に描かれた氷河と、同じ位置から近年撮影された写真の氷河の大きさが全然違うのが一番印象に残りました。
暖かくなってるんですね、確実に。着々と溶けてるんだな~と思いました。

のんきに見学してたら、結構時間が過ぎてた。そんなわけで次を目指す。
公園から歩いてムゼック要塞壁のシルメル通りへ。眺めのいいところ。ベンチに座ってのんびり・・できず、要塞へ。
夏は公開されてるので、シルメル塔から入って階段を昇り、城壁の上へ出ました。
そこからツェイト塔に向けて歩き始めたんですが、高い所が少々苦手な私、途中で引き返してきちゃった・・・
幅が狭くて、人とすれ違うのがちょっと怖かったんです・・・手すりはあったけど。
ま、写真は撮れたし、眺めは確かに良かったのでよしと言うことで(汗)。

さて、そのまま旧市街を目指して坂道を下る。
これまた風の匂いで(?)旧市庁舎を目指す。
よくわからないけど、たぶんこっち・・・みたいに歩いてると、突然ちょっと広いところに出た。
大きな建物がある。結構歴史がありそう。
ふと見ると、「ピカソ美術館こっち」って書いてる。
あ~この辺にピカソ美術館があるんだ~狭い路地だなぁ~と思って、今回は終了。
残念ながら中まで見ている時間がない。どうせみるならゆっくり見たいしね・・・今回はルツェルンも下見?!w

さて立派な建物はなんだ?と思い、地図を広げてみると、これが目的の旧市庁舎だったw
なんだ、私、鼻が利くじゃんw
そこからカペル通りを歩いてワイン広場へ。
すげ~!壁画がいっぱい!そんでもって、普通にその建物で生活してる人がいるし!(当たり前?)
写真にも入りきらないよ・・・w 新しい感じのもあったけど、街並みに人の生活感があるから楽しいんだろうなぁ~と思った。

本当はシュプロイヤー橋まで行こうかと思ってたんだけど、結局そこまでは行かずにロイス川を渡る。
ぼちぼち時間的に駅を目指さなくっちゃ。
3時間でルツェルンをかいつまんで歩く・・・ま、上出来でしょう。
イエズス教会は時間切れで中に入れませんでした・・・中、キレイみたいですね。
あとから見たガイドブックに「必見!」って書いてありました・・・走ってでも行ってこれば良かったかなぁと思ってみたり、他にも行けてないところはあるから次の機会があったら是非!と思ってみたり。
次の機会があったらいいなぁ~
荷物をピックアップし、チューリッヒ行きの電車に乗る。さようなら、ルツェルン。

1時間弱でチューリッヒに到着、駅に迎えに来てくれてた友人と合流しました。
去年の夏、東京に来た時以来、1年ぶり。お元気そうで何よりです。
大きな荷物は駅のコインロッカーに預け、食事へ。
20kg越えの荷物が入るコインロッカーがあるってところが、さすがチューリッヒ中央駅。

まだそんなにお腹が空いてなかったので、ひとまずコーヒー飲みつつ、近況報告&どこへ行くかを相談。
「米」が食べたかった私、メキシカン料理のお店にしました。
予想よりもスパイシーなメキシカン料理を食べつつ、おしゃべり。
なんだか、着々と仕事を進めてるらしい。すごいねぇ。
私はいつまでもぐずぐずしてて、結局やらないままにしちゃってる。見習わないとなぁ~と思いました。

朝早かったし、ルツェルンの町をものすごい勢いで歩き回ったせいか、ワイン飲んだら結構酔いました・・・
明日は帰国の日。
長いと思っていたこの旅行もまもなく終わり。
あっという間だったとは思いません。ロンドンにいたのが随分前のことのように思います。
ロンドンと言えば、相変わらず空港は混乱してたりするんだろうか?
ちょっと気になりつつ、無事に帰れることを祈りつつ、おやすみなさいです・・・


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