カテゴリ:日々の徒然
寒空の中、湯島天神の梅がその繊細な花弁を押し開く。 窓辺で筒のように丸まっていたモンステラの新芽が 数時間のうちに手のひらほどの葉を広げる。 テレビではライオンに追われていたシマウマが ライオンを四肢で押さえつけ逆転、そのまま逃げ切った。 そして今日、バッカーズ寺子屋のスピーチコンテストで 過去の自分から見事に脱皮し、進化を遂げる子どもたちがいた。 自然に向ける畏敬の念は 子どもたちに向ける畏敬の念と同じであり、 自己と異なる対象物、「自然」であり「人」に ひとしきり心動かされたあとに・・・毎回気付くことがある。 それは、その感動と畏敬の念を持つ対象物が そっくりそのまま、自分自身の中にもあるのだということ。 私が自然の一部であるということ また子どもたちと種を同じくする人であるということを思い出させ 果てしなのい可能性を持った何かが、自身の中にもあることを知る。 自然を見て感動し、自分に気付く。 子どもたちを見て感動し、自分に気付く。 何を見ていようと この世の中は自分を見ていることになる。 「生きる力」はそうやって、 互いに縦横無尽につながって この空間を埋め尽くしている。 支えられるとはそういうことで 独りじゃないとはそういうことのような気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 27, 2008 12:48:47 AM
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