カテゴリ:日々の徒然
知人の津軽三味線奏者、湯浅大吾さんが出演する 「遠峰あこと爛漫社中」のライブに、 横浜の山手ゲーテ座ホールまで行ってきました。 遠峰あこさんはアーコディオン弾きの民謡歌手(という表現であっているのか!?)。 そのパワーと声量とパフォーマンスは圧倒でした。 私が特にじんときたのは「やあさかりんりん」という あこさんの100歳のおばあちゃんが作詞したオリジナル民謡。 最初にあこさんから説明がありました。 あこさんがずっと一緒に暮らしてきたおばあちゃんは今年100歳。 いつもいつもおばあちゃんの昔話を聞くのが大好き。 子供のころの思い出話になると、それはざっと95年前の話。 95年前の話をライブで聞けるなんてすごいっていつも耳を傾けていたそうです。 そんなおばあちゃんも今年のはじめ、100歳で亡くなりました。 あこさんは、おばあちゃんの子供のころの話を元に、歌詞を作りました。 だから作詞はおばあちゃん。 歌を聴きながら あこさんのおばあちゃんが お寺の境内で遊んでいる風景が見えてきました。 そして、その歌を、今日はYキッズという 横浜のちっちゃな子供たちが一緒にコーラスしてくれました。 95年前のおばあちゃんの子供時代のお話が こうやって歌になって 孫のあこさんが歌って お寺で遊んだ年頃と同じ子供たちが歌っている。。。 今も昔も未来までも 遠いはてまでつながっている。 ステージにぽっかり空いた穴から なんだか知っていたことを思い出したような懐かしい感動が じわじわと心に響いてきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 9, 2009 12:12:54 AM
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