2005/09/13(火)10:09
タイの学校、登下校時・・・
ブログ仲間のtubbiesnetさんの日記に、バンコク女学校殺傷事件というのがありまして、それを読み思い出したことがあるので一筆。
tubbiesnetさんも日記の最後で言われているように
日本では大阪の小学校の事件があって以来、
どこでも、学校への不審者の侵入には神経を尖らせている。
私が小学校の頃、学校の校庭にはときどき少々頭が?(゜_。)?(。_゜)?
な人が出入していて、学校で飼っている鳥やうさぎを
何をするでもなくずーっと眺めていたり、1階の教室を外から
覗いてみたり。
私たちもおもしろがって、「やーい!?(゜_。)?(。_゜)? 」「くさいぞー!あっちいけー」
とか言っていじめていた。(←ワルガキ代表)
でも、最近はああいった人物は構内には絶対に入れないのでしょう。
構内への不審者の侵入は予防できても、登下校を徒歩で行っている
児童は多いため、わいせつ目的のような事件はいまだ起きている。
日本の小学校もスクールバス制にしたほうが良いのか・・・?
そんなことを考えていて、フト思い出したのはタイの学校。
生徒の送り迎えは、親がバイクや車でするそうな。
それが無理な子供は委託されたスクールバスで登下校するらしい。
登下校時の学校周辺の交通渋滞の問題を別にすると、
いいことであると思う。
しかし、その迎えの現場に居合わせて「これは少しおかしいぞ」
と感じたことがある。
私とダンナと義姉は、彼女の息子を迎えにプーケット市内の
ある学校へ行った。
門の付近で子供が出てくるのを待つのかと思いきや、
姉は「どんどん中にいってくれ」と言う。
校内は子供を迎えに来た親と、バイクと車でごったがえしている。
先生が臨時の交通整理員になっていたりして、私達の車も
奥へ奥へと誘導されてしまった。
姉は「あの子を探して連れてくるからここで待っていて」と
校舎の中へ入って行ってしまった。
2階3階の教室の中を見てみると、勝手に入ってきた
親たちがいっぱい。
出てきた親はほとんどが子供のカバンをもってやり、
子供は手ぶらで歩いている。
私:「なあ、この状態なんかおかしくない?
なんで親が校舎の中まで迎えに行くの?」
ダンナ:「みんな同じ服着とるでわからんからやろ」
私:「そうじゃなくさあ、車が校庭にまで入ってくるのもおかしいし・・・」
ダンナ:「いい車乗っとるで見せびらかしたろ」
私:「それにこれやったら不審者もどうぞ入ってきてくださいって言っとる
ようなもんやん。誘拐事件でも起こるで」
ダンナ:「先生が見とるやろ」
私:「こんなに人がおるのに全部に目がいきわたらんやろぉ。勝手に
教室入っとる親もおるし・・・」
あんまり否定的なことばかり言っていると、ダンナの機嫌が悪くなって
きそうだったので、このあたりでやめたのだけれど、何かおかしいという
感はぬぐえない。
そうこうしていると、姉と息子が無事戻ってきて帰宅となった。
・・・が、校門を出るまでに更に何十分とかかったのはいうまでもない。
姉はこんなことを毎日続けているのだろうか・・・