今日も寒いなぁ~と、洗濯物を干しながら空をながめていると
雪がチラチラ
洗濯物を干す手が、凍ってしまいそうです。
さて、こんな寒い日に、温かい部屋でのんびり飲みたくなる「甘酒」
生姜を入れると、カラダがポカポカして、ほ~~~っと肩の力が
抜ける感じがします。
「甘酒」はアルコールが入っているから、カラダが温まると
思っている方も多いのですが、実はアルコールの入っていない
甘酒もあるんです。
甘酒を作るには2つの方法があります
1)酒粕+砂糖
お酒を搾った後の酒粕に、砂糖とお水を加え火にかけます
一度にたくさん作ることができるので、お祭りや酒蔵開きなど
人が多く集まる時、ふるまわれることも
また、材料を混ぜ合わせるだけなので、家庭でも簡単に作れます!
酒粕から作るので、若干ですがアルコールを含んでいます
2)お米+麹
柔らかくお粥状に炊き上げたご飯に麹を加え、ゆっくりと発酵させます。
ご飯をずっと噛んでると、甘くなってきますよね。
それと同じように、麹菌がお米を甘~くしてくれるのです
作る手間は、かかりませんが、麹菌が元気に働く60℃を
10時間ぐらい保つ必要があります
今回、私が作ったのは2)のお米から作る方法
必要な材料は、米1合と米麹200g これだけ!!
●米1合を洗い炊飯器に入れ、水を3合の目盛にまでいれスイッチON
●炊きあがったら、保温を切り、少し冷まします
(60℃以上だと麹菌が死んでしまうので、炊きたては熱すぎるのです)
●ご飯が冷めたら、ほぐした米麹を入れ、そのまま保温
これだけで、甘酒は作れちゃいます。
もちろん、余ったご飯を使っても大丈夫。ご飯だと330gぐらいを550ccのお水で
柔らかくなるまで(お粥状態)煮ればOK
お鍋のまま、新聞紙などでくるんで、こたつの中で保温して大丈夫
失敗しないコツは、温度
最近の炊飯器は賢く、保温時間が2時間ぐらいたつと、ご飯を殺菌するため
70℃ぐらいに保温温度を上げる機能があったりすんです!
説明書なんてそんなに詳しく読まないので見落としがちですが
最近の子は、進化しています。
そんな機能があると、麹菌が死んでしまいますので、お家の炊飯器の
性格をまずは知ることが大切。
また、保温温度が高くならないためにも、蓋をあけ、濡れた布巾をかけ
軽く蓋をしめる方法もあります。
とりあえず、60℃以上にならなければいいので、炊飯器が心配な人は
お鍋で作り、保温して、冷めたらまた温め、保温を繰り返せば大丈夫
また、大きな魔法瓶などに入れても作れます
60℃って、温度計がないと作れないのと心配になりますが
指を入れてみて、3~4秒我慢できる程度が60℃ぐらいだそうです
お米は、もち米で作った方が甘くなるので、お正月で余ったもち米で作ったり
お餅が余っていれば、お米の中に少し入れて炊き上げてもいいですね
黒米を少し入れて作れば、ピンク色の甘酒に♪
ちょっと早いですが、ピンク色の甘酒が作れますよ~~
でき上がった甘酒は、麹菌が生きていますので、そのまま冷蔵庫にいれていると
少しずつ発酵が進むので、4~5日で飲めない分は、冷凍保存がおすすめ
また、温めて飲む時も、温めすぎるとせっかくの乳酸菌などが死んでしまうので
ひと肌程度に温めてください
麹から作った甘酒は、飲む点滴と言われるほど栄養満点
今の季節、風邪などで食欲がない時、体力が落ちている時にピッタリな飲み物♪
私も、甘酒パワーをチャージして、部屋の掃除を頑張ります