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テーマ:バイクでお散歩(586)
カテゴリ:バイク
明日に備えて今日はなるべくじっとしてようと思ったけれど、天気がよいのでじっとしていられなかった。ドラ焼き(スーパーのだけど)を買いに行くついでに通勤途中にある自転車屋さんに寄って、ボトルを二本買った。詰め替えの時間が惜しいので念のため。
外はいい陽気。写真を撮るには良さそうな柔らかい光がさしている。せっかくだからカメラを持っていき、普段は通り過ぎているだけの通勤路のあちこちで停まってみた。 いつも通り過ぎている神社。一度も寄ったことはない。京極夏彦ふうに階段を昇ってみた。 誰もいないと思っていたら、初老の夫婦がハイキングに来ていた。だがチラチラ観察しているとかなり真剣に山の斜面を漁っていた。茸か山菜でも取れるのだろうか。僕が挨拶すると、一瞬緊張した表情になっていたけれど・・・気にしない。 社自体はそんなにたいしたことはなかったけれど、この神社の売りは、なんといっても樹齢800年といわれている椎の木。履歴書はやはり鎌倉に○をつけているのだろうか、いずれにしても書くのが大変そうだ。木は隣接する道路に張り出してしまっていて、今では支えの鉄骨をあてがわれている。樹だって人だって長生きするためには介護が必要な世の中だ。 そして、何より気に入ったのが階段だ。ところどころ苔むしていて、それが柔らかな印象を与えてくれる。苔の具合からするとけっこう人が歩いているのだろうか。いろいろ落ちていたので撮ってみる。 ↑樹液の固まったものだろうか?琥珀色の雫が落ちていた。ただの飴だったらすこし哀しい。 ↑左のほうにいるのは赤いクモ?ダニ?のそのそ歩いている。うまく撮れない。 ↑こういうのを土門拳みたいに撮れたらなあ。 階段の両側にも間違いなく僕の10倍くらいは生きていそうな木々が茂っている。なんだか腰が痛そうな感じ。いや、どの辺が腰かは知りませんが。 階段を昇りきると、 本殿のある開けたところは、廃棄された炭鉱のようなもの悲しさに包まれている。向かって左には何かを演じるための舞台のようなものがあるが、近くの幼稚園か小学校でだいぶ前に使われたらしい看板が立てかけられていた。早い話が粗大ゴミ置き場として使われているようだった。撮るものも特になさそうなので、さっさと帰ることにする。夜なら誰も来なさそうなので、ここで星空を撮るのもいいかもしれない。 ちなみに毎日こんなところを走って通勤してます。 エブリデイ・イズ・ワインディングロードです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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