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Kevin Eubanks - Stanley Jordan / Duets 80年代のアメリカ・ジャズ・シーンにセンセーションを巻き起こし、かつイノベーターでもあるギタリスト2人による話題の初共演作品。 59年シカゴに生まれたスタンリー・ジョーダンは、『Magic Touch』で一世を風靡したギタリスト。 言わずもがなの超絶技巧と共に、両手 タッピングの技で音楽をクリエイトしたその作品はアメリカのみならず、日本でも大きく話題になり、往年のファンの方にはおなじみといえましょう。 一方、57 年フィラデルフィア生まれのケヴィン・ユーバンクスは偉大なるピアニスト、レイ・ブライアントの甥であり、ロビン・ユーバンクスと共に兄弟共にプロとして活動するなど音楽に囲まれて育った人。 82 年に デビューして以来、Discovery, GRP, BlueNote と常にメジャー街道を歩んできただけでなく、アメリカでは、超人気TV番組、“Tonight ShowBand”でミュージカル・ディレクターを務めたことでもあまりにも有名 ですし、ギタリストとしては、ピックを使わず親指と人差し指を交互に弦をはじくスタイルで、後進のアーティストへの影響も見逃せません。 しかし、そんな革新者にして超絶の2 人でありつつ、サウンドはシンプルにして温かさ溢れるハートフルなサウンドと相成りました。 ギター・ファンにはおなじみのNYの名クラブ、55Barで最初に会ってから30年もの年月、決定的な共演をしてこなった二人ですが、2011 年ブリティッシュ・コロンビア州の郊外の牧歌的な環境でのジャズ・フェスに出演した時に、意気投合。 最初は基本、ソロ+ソロという形をとったツアーを中心に繰り返していたようですが、2013年、素晴らしい音響環境であった木造の教会でのサウンド・チェックの場が決定打となり、共演、レコーディングが決まったとのことです。 2人の忙しいスケジュールを合わせるのは、非常に困難なこと。 しかし、時間をたっぷりかけて共演を決めたアーティストたちの音には、互いのリスペクトの深さも滲みます。 同じ世代で、同じ時代にデビューをして、スターになったにも関わらず、お互い不思議に競争意識なども持ったことがない、と語っているのも音を聴けば深く納得。 競いあうところなど皆無で、ソロ・フレージングの音の会話はフレンドリーそのものですし、響きの重なりはまるで水彩画のようにお互いの音が活かされながら、きれいな色彩感で広がります。 < サマー・タイム><ネイチャー・ボーイ><ブルー・イン・グリーン>といったジャズ界隈おなじみの曲他、アデル(Adele)の< サムワン・イン・ラヴ>のようなポップ・バラードも披露。 切なさと大人の哀愁がたまりません。 また、<サムワン・イン・ラヴ>と共に、サド・ジョーンズの名曲<チャイルド・イズ・ボーン>では、ケヴィンの美しいピアノも聴けます。 ケヴィンにとって、「この曲を演奏してみたい」と思った人生初の曲がこの曲だったのだとか。(※スタンリーは<ブルー・イン・グリーン>でピアノを演奏)。 50代半ばに差し掛かった二人のギタリストの年輪を感じる一枚です。(新譜インフォより) Kevin Eubanks(electric guitar, piano), Stanley Jordan(acoustic guitar, bass, piano, electric guitar, acoustic steel & Nylon string guitar, keyboard, vibe) 1. Morning Sun 2. Summertime 3. Nature Boy 4. Someone Like You 5. A Child is Born 6. Old School Jam 7. Vibex 8. Blue in Green 9. Lights 10. Goin’ on Home 2015年作品 3月中旬入荷予定 ご予約承り中です。 「Kevin Eubanks - Stanley Jordan / Duets」のご試聴、ご予約はこちらへ ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年02月19日 18時41分30秒
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