翠の小瓶

両方とも夫のチョイスで借りたＤＶＤ。NETFLIXを利用しているので月に2枚、ＤＶＤが送られてくる仕組み。今回はノートブック型パソコンの話かなと思ってThe Notebookは借りたのだとか。夫よぉ。君は凄すぎる。


日本での題名は「きみに読む物語」なんだ。

ラブストーリーとしてとても楽しめた。ラブシーンも、とても美しく撮ってある。美しい映画だと思う。
若い二人の燃えるような恋を追っているところも素敵だが、私は年老いた二人のやり取りのほうがぐっときた。

湖に白鳥がいるところを二人ボートで漕いでいくところの場面、なんだか御伽の国のようでした。

私が二人の物語を書いたとき、夫は、きっと読み聞かせてくれるに違いないと、横にいて画面を見つめている夫の存在を感じながら思ってしまう。私の愛はどうだろう。夫ほど私は夫のことを愛していないかもしれないなどと思ってしまう。

ああいう最期を迎えられればいいのにと思ってしまう。ギリシャ神話で二本の白樺の木にしてもらった仲の良い老夫婦のことを思い出した。

これは、おすすめです。

さてもう一本の映画はThe Gardian。USCG（U. S. Coast Guard）のお話だ。
最初に出てきた渋いおっさん、どっかで見たことあるなと思いながらも見続ける。誰だ、この人、知っているけど、なんて感じ。ファンの方、ごめんなさい。主役はKevin Costnerでした。彼が出ている映画を最後に見たのはThe Bodyguardだったので、驚き。



トップガンを彷彿とさせるところもあるけれど、きちんとKevin Costnerが演じるBenというレスキュースイマーが主役になっている。生意気な生徒のAshton Kutcher演じるJakeの我儘な奴がだんだんBenと係わっていきながらチームワークを大切にし、リーダーになっていくところもぐっとくる。Benと奥さんの関係も、不器用な男の生き方が浮き彫りにされている。そうね、仕事と奥さん、両方と結婚してしまったわけなのよね。

BenとJakeを吊り上げるワイヤーがジャムるところから私は息を呑み、最後は泣いちゃいましたわ、そんなぁぁぁぁと。最後、彼はGardian（守護神）になったんだとわかってまたじんわりと涙が。

ストーリーもよかったし、特撮も凄い。大波のシーンをプールで撮っていたとは驚きで。凄い迫力あり。あとはKevin Costner、渋かったです。立っているだけで存在感があり、そこにいるだけで絵になるという感じ。

こちらも、お勧め。
特に息子はこの映画に感激して泣いておりました。