テーマ:カジュアルスタイル♪(721)
カテゴリ:着ること
今の帽子屋はどうだか知らないが、昔の帽子屋は、女性が帽子を買うと、帽子の中のリボンの部分に黒くて細いゴムをつけてくれたり、あるいは櫛をつけてくれたものである。
これは、風が吹いても飛ばないための工夫。そして、サイズのあわない帽子は頼んでも売ってくれなかった。 帽子でワンサイズなんて、ありえない。 細くて黒いゴムがわかっていただけると思う。 こんな感じで、ぷすっとさして、裏側で小さな結び目にしてくれている。 トークやベレーには、こういう櫛。このトークには、黒いゴムをつけてもらっている。 こんな感じ。 帽子から出ているゴムを、自分の髪と首の間にもってくる。 画像が白っぽく飛んでしまっているけれど、わかります? レディーが幼稚園児みたいに、アゴのところにゴムを持ってくるなんて、見苦しいので、こういうふうに被るんだよと、通いつめたシャッポ屋のご店主から教わった。もしもショートカットの場合には、櫛のほうがいいと思う。 こういうとき、相談できて、ゴムや櫛の加工ができる帽子屋さんが近くにあればいいのにと思う。 ワンサイズなんてありえない、そう思っていてずっと購入したことのなかったヘレン カミンスキーの帽子。この帽子はリボンでサイズ調節ができたので、購入に踏み切った。中にグログランリボンがついているタイプなので、自分で細くて黒いゴムをつけるつもりだ。 この帽子のいいところは、折りたためること。そして、折りたたんだあとでも、とても綺麗にブリムの形ができるところではないかと思う。 一部だけブリムアップしても、なかなかカジュアルでよろし。 帽子のサイズがどうしても自分の頭のサイズとあわないときには、帽子のオーダーがお勧めである。 楽天で私が頼んだことがあるのはこちら。 手作り帽子 Ruamukan ルアムカン 私は鳥頭で、脳みそがないのか頭が小さい。で、なかなかあうサイズがないので困っていた。なので、ルアムカンさんで私の頭のサイズにあう帽子を作ってもらった。マッドハッターみたいな帽子で、とても気にいっている。 帽子は、製品に自分があわせるのではなく、自分にあった帽子を探すか、それが見つからなければ作ってもらうほうがいいと思う。サイズのあう帽子は、被っていても、快適なのである。本当に。 そろそろ、またあの薔薇の帽子を被れる季節がやってくる。 追記 帽子を作っている方のサイトで、ゴムのつけかたと被り方を発見。 帽子ゴムの付け方 と 被り方のコツ 先っぽに金具のついたゴムが、懐かしい!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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