東京出張レポ 1日目vol.02 レストランモナリザ 恵比寿での石川県産食材を使った特別メニュー
東京出張レポ 1日目 vol.01の続きですレストランモナリザで御用いただいた石川県産食材を使ったコース料理のご紹介をしていきますまずはアミューズブシュ石川県産金時にんじんのムース 新ゴボウの香りをつけたソース新ゴボウで作ったソースは泡状になっていて、上品にふわっとゴボウの香りが香ります中は金時にんじんの鮮やかな色を生かしたムースになっています。東洋人参の苦み・えぐみを全て取り除いて、優しく好きっとした味に仕上がっています。しかし濃厚な野菜の味を感じ、これからのメニューへの期待を促す神経質に作られた味のように感じました。前菜石川県産ターニップのスープと ハマグリのフラン西洋かぶ はまぐりで作った茶碗蒸しのようなものにスープを注ぎ込んだもの冷たい前菜の後は少し温かな味。きめ細かく仕上げられた西洋カブ(ターニップ)の甘みを強調されたポタージュは、身体の芯まで柔らかい気持ちになるかのごとく、すくいあげるスプーンが止まりません。こちらも2層構造になっており、スープの下にはとても柔らかく蒸しあげられたハマグリのフランがあり、貝類独特の旨みと一緒に食べることで、スープの味が変化。甘みと旨みの相乗効果が素晴らしい一皿ですメイン1石川県産源助だいこんのステーキにのせた白子のムニエル白子を香ばしく焼いたもの源助だいこんは煮込みに適した大根ですが、きめ細かい緻密な肉質が特徴であるからです。その特性を最大限に生かしたレストランモナリザのメニューは ステーキでした。両面を香ばしく焼き上げたのち、スープで火を入れていきます。あとでご挨拶いただいた小暮シェフからも、家庭で簡単にできるので、お試しくださいとのこと。大根のさっぱりした味だけでは、少し物足りなさを感じるところですが、バターの香りが乗った白子のムニエルが絶妙。酸味はトマトのカクテル仕込みで足してあります。春ということで、彩られたアスパラ菜の緑と爽やかな苦みが合わさって、お皿の上が冬と春のコラボレーション。メイン2石川県産ジャンボ椎茸、加賀れんこん、バスク豚のパテをパイ包みこんがりと焼いたパイに、十数種類のベビーリーフやハーブを絡めた、さっぱりとしたサラダが添えられ、グリルしたシイタケのソースで香りよく仕上げてあります。みたとおり肉厚の、ジャンボ生椎茸は香りが良く、色がきれいで、食感も良い。これを丸のままパイの中で、ゆっくりと火が入っています。バスク豚というのはフランスのスペインとの国境に隣接したバスク地方の豚で、非常に柔らかく脂が少ないながら、深い味わいがある美味しい豚をぜいたくにパテにしてパイの中に入っていまして、加賀れんこんのシャキシャキした食感がアクセントを加えています。添えられていた香草とベビーリーフのサラダはさっぱりとしたドレッシングが加えられ、一つ一つの葉が独自に主張する味がありますが、一体となってコンチェルトを奏でていましたパイ包みにすることで香りを閉じ込めており、この料理が運ばれてきた時には、この一帯に生椎茸の香り成分であるレンチオニンの香りが広がっておりました。ナイフで切ると、さらに深い香りが鼻腔を刺激して、食欲をそそります。バスク豚も甘みが上品で、すっごく美味しい。圧巻だったのが、やはりソース。生椎茸をグリルして香りと旨みを写しこんだソースは バルサミコっぽい酸味のあるものを加えてあり、とても濃厚。ソースだけでパン1個丸々食べれてしまいます。デザートモナリザ特性タルトに石川県産紫芋のソルベ添え石川県産食材フルコースの最後は、紫芋のソルベ。舌の上でとろけるきめ細かい食感とお芋のもったりとした甘みと味わいがふんわりと広がって、冷たいデザートながら優しい味。さっぱりとしたイチゴ、ベリーと一緒に食べるのも美味しいし、特製のタルトは、もう言葉が見つからない美味しさ。じっくりと抽出した 食後のエスプレッソこのころには、すでに放心状態です。感動のお皿の数々に感服し、石川県産の食材をふんだんに使ったフルコースメニューを堪能させていただきました。その後、小暮シェフにご挨拶いただき、本日の料理についてご説明いただきまして、とても勉強になりました素材一つ一つを作る生産者にとって、レストランの皿の上での評価はとても勉強になると思います。極めた素材は、それ一つでもスペシャリテになることもあるのですが、他の食材と出会うことで、その魅力は何倍にも膨れ上がります。フレンチの真髄で、そのことを再確認させていただきました。私は、食材やレシピの勉強と同時に、モナリザ様のおもてなしの心、ホスピタリティにも感動しておりました。レストランの食事は楽しくあるべきだ。といわんばかりのサービス。ギャルソンや、メートル達の動きを一つ一つ見させていただきましたが、お客様に楽しんでいただくために、動きに無駄が無く、さりげないしぐさやサービスの数々に日ごろの研鑽を感じました。レストラン モナリザ様の皆様河野総料理長、小暮料理長、スタッフの皆様どうもありがとうございました。レストラン モナリザ 本店が恵比寿 二号店が丸の内丸ビル丸ビルのほうは、ほぼ満席状態が続いているとのことですので、予約を確認してから、いからたらよろしいかとお店データモナリザ 恵比寿店住所 〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-14-4 TEL03-5458-1887 FAX 03-5458-9002 営業時間 ランチ 11:30~14:00(L.O.)ディナー 17:30~21:30(L.O.) 定休日 無休(正月・夏季休暇有) 平均予算(お一人様) 10,000円(通常平均) 4,000円(ランチ平均) レストラン モナリザ 丸の内店~丸ビル~住所 〒100-6336 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング36F TEL03-3240-5775 FAX 03-3240-5776営業時間 11:30~14:00(L.O)17:30~21:30(L.O) 定休日 無休 (丸ビル休館日に準ずる) 平均予算(お一人様) 10,000円(通常平均) 10,000円(宴会平均) 3,800円(ランチ平均) レストラン モナリザ のメイン料理を飾った加賀れんこん、ジャンボ生椎茸の通販はこちらから(ちょっと商魂たくましすぎ?)加賀野菜ドットコム販売ページ--------------今日もお読みいただきありがとうございました。 まだ1日目の午前中までしか書けていない!いつ完結するのだろうよろしければ、ブログランキングへの1クリックお願いいたしますにほんブログ村あなたの1クリックが日々の励み