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2007.05.07
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カテゴリ:ニュース
   5月7日(月曜日)
 *フランスに住むベトキューの高名な僧侶が、ベトナムに来て仏教の関係者と会談したり、お寺で宗教活動をしたりしている。グエンミンチェット大統領はハノイ市でこの僧と会談し、ベトナムでは宗教の自由が法律で認められていると、政府の宗教政策を説明した。(訳者注:以前ベトナム政府はこの僧に入国ビザを出さず、ベトナムでの宗教活動を禁止していた。今回は初めて自由な宗教活動を許可した。)
 *グエンフーチョン国会議長は選挙管理委員長も兼任しており、ハノイ市で国会議員の総選挙の準備状況を視察した。準備が順調に進んでいる事を確認し、関係者を賞賛した。同市では共産党が選んだ37人の候補者の中から、国民は21人の国会議員を選ぶ。
 Yeu副国会議長は、北部のCao Bang省を訪れ、選挙の準備状況を視察した。(訳者注:一般の国民は、国会議員選挙には関心がない。共産党が指名した8百余名から選ぶだけで、国民には選択の余地がない。選挙は5月20日だが、選挙運動もまだ無い。)

   5月8日(火曜日)
 *グエンフーチョン国会議長は南部のKien Giang省を訪れ、国会議員総選挙の準備状況を視察した。地元の選挙管理委員と会談し、準備の順調な進行を賞賛した。そして公正で民主的な選挙を実施するため、手抜かりの無いよう指示した。
 *グエンタンズン首相は北部のハイフォン市を訪れ、Cat Bi飛行場やDinh Vu経済地区の建設現場を視察した。その後で地元の役人と会議を開き、急速でしかも継続的な経済発展について検討した。できるだけ多くの資金を集め、近代的な港やハノイ市へ続く道路の建設を、早急に行う必要があると語った。更にその後で第3軍管区の本部を訪れ、軍人は国家の防衛に大きな貢献をしていると賞賛した。
 *北部のDien Bien Phuで、53年前にフランス植民地軍を打ち破った勝利の記念式典が開かれた。Trong副首相やThanh防衛大臣らが出席し、盛大な式典となった。

   5月9日(水曜日)
 *グエンフーチョン国会議長は南部のSoc Trang省を訪れ、国会議員総選挙の準備状況を視察した。万全な準備状況を確認し、地元の選挙管理委員を賞賛した。また投票率を高めるため、投票と同時にお祭りを行うよう指示した。(訳者注:政府の機関新聞は、国会議員選挙は重要だから、公正に正しく行うようにと盛んにキャンペーン記事を掲載する。しかし共産党が既に独断で880人を選んだのだから、選挙は終わったも同然。…以下、有料版に記載。)
 *アジア太平洋地域の代表がハノイ市に集まり、鳥インフルエンザの予防について話し合った。去年の5月にダナン市でこの病気の予防計画を決めたので、その実施状況や成果を発表した。また十分な予防対策の取れない低開発国を、援助する事などを決めた。

   5月10日(木曜日)
 *キューバの建設大臣がベトナムを訪れ、Duc副建設大臣と建設や土木の方面の協力について話し合った。そして両国の共同出資で、ベトナムに道路建設のコンサルタント会社を設立する事を決めた。グエンタンズン首相は、キューバの大臣のために歓迎会を開き、両国の友好的な関係を祝った。
 *政府は、ホーチミン高速道路の主要部分を開通させるため、第一期工事の費用として8億ドル余を計上する事を決めた。(訳者注:アメリカとの戦争中、南部へ武器や弾薬を輸送するため、兵士は山岳地帯を縦断するホーチミンルートを切り開いた。政府は国民の愛国心に訴え、人海戦術でこの小道を自動車の通れる国道にする工事を始めた。…以下、有料版に記載。)
 *共産党中央委員会は『政府決定』を公布し、男女平等を推し進めるよう政府の機関に指示を出した。高級役人や国営企業の経営者は男性が独占し、女性は能力が有っても昇進が難しい。報道機関にも、男女平等を推進する記事を掲載するよう指示した。


   5月11日(金曜日)
 *中国広西省の省長が、大勢の経済使節団を率いてベトナムを訪れた。この省はベトナムと国境を接しており、両国を結ぶ国際道路の建設と、国境を通した交易の拡大を話し合うのが、今回の訪問の目的である。まずKhiem副首相兼外務大臣とPhung副外務大臣が、中国側と具体的な協力関係の構築について話し合った。その後でグエンタンズン首相も、中国の省長と会談して両国の友好を深めた。広西省の経済使節団は、ハノイ市で商品の見本市を開き、ベトナムの企業家と商談を始めた。
 *ハノイ市でIT産業の振興を目指す会議が開かれ、2010年までの計画や目標を検討した。郵政省の役人は、現在ベトナムの電話の数は2700万、インターネットは400万と報告した。グエンタンズン首相は、郵政省と郵便電話公社の業績を賞賛し、IT技術は国家の経済発展に必要だから、更に技術水準を高める必要があると語った。(訳者注:ある大手の広告宣伝会社は、重要なインターネットの送信文10件が相手に届かず、大きな損害を受けたと損害賠償の訴訟を起こした。…以下、有料版に記載。)

   5月12日(土曜日)
 *ノンドクマン書記長は北部のThai Nguyen省を訪れ、地元の役人と選挙の準備や経済開発について話し合った。マン書記長は、同省の経済は急速に発展しているが、他の省と比べて貧困世帯が多いと述べ、経済開発に一層力を入れるよう指示した。また第一軍管区の指導者とも会談し、国家の防衛に全力を上げるよう指示した。
 *ドイツの前の首相シュレッダー氏は、スイスの大企業の顧問をしており、ベトナムの市場や投資環境を調べるためハノイ市を訪れた。グエンタンズン首相はシュレッダー氏と会談し、ヨーロッパ企業のベトナム投資を促進して欲しいと要請した。
 *アジアの銀行の代表がハノイ市に集まり、国際金融について検討した。国際化を進めると同時に、10年前のアジア金融危機の再発を防ぐには、どの様な対策が必要か意見を出し合った。ベトナム中央銀行のThuy総裁は、各国に団結と協力を呼び掛けた。

    そ の 他 の ニ ュ ー ス
 *日本政府の援助で、ハノイ市のHoa Binh病院の改築工事が始まった。日本は、改築と医療設備の購入に820万ドルの資金援助を行う。起工式には、日本の大使館の関係者、同市の保健課の役人、病院の関係者らが大勢出席した。
 *ベトナムはサービス業の発展が遅れており、現在は全産業の38%を占めるだけである。政府は2010年までにサービス業の生産を120億ドルにする計画だが、達成は難しい。保険、金融、教育などは国営企業が独占し、競争が無いから発展が遅い。また観光業などは10%の付加価値税が掛かり、コスト高になって発展が遅れる。また政府の政策も悪く、海外へ出稼ぎに行く労働者はみんな賃金の安い肉体労働に従事し、花形のIT産業も人材不足で発展が遅れている。政府は去年、IT産業で5億ドルの収入を目指したが、実績は半分の2億5千万ドルしかなかった。
 *ホーチミン市は今年、新たに7万5千人の工場労働者が必要である。企業は労働者の確保に、血眼になっている。労働者は常に労働条件の良い就職口を探しており、少しでも条件が良ければ直ぐに転職する。繊維業界では、去年一年で4万人が会社を辞めたと言う。一方で希望する仕事が無いために働かない人は、大学の新卒10万人を含め25万人もいる。(訳者注:ベトナムの大学生は、卒業してから就職探しを始める。…以下、有料版に記載。)
 *ハノイ市の郊外には、広大な荒れ地がある。同市は工業団地を建設しようと3千ヘクタールの土地を確保したが、具体的な計画が有るのは1千ヘクタールだけ、残る2千ヘクタールは将来の見通しも無く、雑草の生い茂る荒れ地となっている。市内の中小企業は、工場建設の敷地が無くて困っているが、電気も水も無い所には進出できない。政府が関係して造成した工業団地は、賃貸料が途方もなく高いため国内の中小企業は進出できない。将来の住宅地なども合わせ、同市には数千ヘクタールの国有の荒れ地がある。しかも市の管理が悪いため、一部の土地には浮浪者が住み着き、将来は彼等の立ち退きが大きな問題になる。





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Last updated  2007.05.27 12:44:08
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