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カテゴリ:和食
今日はmeidoさんにダシの取り方&雪鍋の作り方を教えました。
うちのmeidoさん、お料理上手なのに、一度も和食を習ったことがないそう。 本人は習う気マンマンで、ベトナムの雑誌に載っているレシピなどを切り取っては、meidoさん専用の引き出しにファイリングするという念の入れようなのに。どこで知ったのか、太巻き寿司を習いたいというし。 いろいろ調べたのですが、太巻き寿司って千葉の郷土料理なんだそうですね。 (恵方巻きともいう)日本ではブームだったそうですね。今はお寿司の具を研究中の毎日です。(ベトナムにもありそうな具を考えるので精一杯!) ところで、meidoさんに料理を教えるのは賛否両論あると思います。 私も最初は消極的でした。 でも、彼女があまりに熱心なので…時間のあるときだけやってみることに。 和食の材料は、私たちでさえ材料が手に入りにくいので、meidoさんは初めて見るものばかり。味や、使い方、一つ一つ教えるのに時間がかかるのです。 これは他のベトナム人に和食や日本料理を教えて!と言われるときも同じように悩みます。 ただ単に英語でレシピを書くだけではとても理解してもらえないだろうな…と思うのです。 で、どこまで彼女が習得できるか未知数ですが、とりあえず、ダシの取り方から始めました。 一番ダシ、二番ダシの説明と、昆布、かつお節、どれくらい時間を置くか…などなど。 彼女の一番の関心は「昆布とかつお節の残りはどうするの?」というものでした。「普段は捨ててしまうけど、”ふりかけ”を作るといいのよ」と教えると、「nabe3730、これからは捨てちゃダメ、それは”浪費”だ。」と言われてしまいました。さすが、何でもリサイクルするのが上手なベトナム人の言葉です! 鍋Lauはベトナムではよく出てくる食べ物で、なじみがありますが、日本のと比べると少し変わっています。 テーブルの上に簡易コンロを乗せ(ときどき燃えてます!)、鍋をつつくのが一般的。 具はたくさんの野菜、エビ、イカが入っていて、おいしくて、安いです。 日本では、鍋の最後のほうに麺やごはんを入れてちょっと煮込むけれど、ベトナムでは、春雨(ミエン)や、ブンと呼ばれる米粉で出来た麺を自分の器によそっておいて、そこで鍋の具とスープをちょっと混ぜるだけです。鍋の中に直接入れて煮たりはしません。ごはんも雑炊にしたりはせず、普通に食べます。 そこで、雪鍋なんてどうかな?と思いました。 ベトナムには精進料理(アンチャイ)があるので、わかりやすいかな?と思ったのです。 これも元はアンチャイよ~と説明し、だいこんおろしにダシを入れようとしたところ… 「アンチャイ(精進料理)に魚のダシ使うの?」と言われてしまいました。 Oh!good question! そうね、普通はアンチャイだったら使わないわよね~ それは日本もベトナムも一緒よ。 これはアレンジしてあるの~ と言ったら納得してもらえました。 彼女なりによく考えて覚えようとしているようです。 ところで、ダシの味見をしてもらったところ…お水を2杯続けてガブ飲みしていました… もしかしてサカナくさかった? うん。と言っていました。 だ、大丈夫かな?和食への道はまだ始まったばかりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 8, 2005 09:04:39 PM
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