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ラ・ラ・ラ・メディテーション

ラ・ラ・ラ・メディテーション

ルーミーの詩

メブラナ・ジェラルッディン・ルーミーの詩は、いつものように本当にすばらしい。彼は美しい言葉のみ語ってきた。ルーミーはまた神秘家でもある。最も重要な詩人の一人だ。これは稀に見る取り合わせだ。世の中には何百万という詩人たちがいる。そして世の中には少数の神秘家も存在する。だが、その双方を兼ね備えている人を見出すのは非常に稀だ。

ルーミーは非常に稀な花だ。彼は、神秘家として偉大なように、詩人としても偉大だ。それゆえに、彼の詩は単なる詩ではない。単なる美的な言葉の羅列ではない。その詩ははかり知れない意味を含み究極の真理を指し示している。その詩は、エンターテイメントではなく、エンライトメントを指し示している。(OSHO The Hidden Splendor) 
                            和尚サイン         

         
           

             メブラーナ・ジャラールッディーン・ルーミー
                (1207-1273) の詩
               

              rumiの顔1       

「昨夜、男が叫んでいた。アッラー!アッラー!
彼の唇は、賛美の言葉で甘くなった。
すると一人の皮肉屋が言った。
ふん。いつもお前は呼びかけてばかりいるが、
今まで何か答えが返ってきたことはあるのか?
男は、その問いに答えることができなかった。
祈ることをやめ、混乱した眠りに落ちていく。
男は夢を見た。
魂の導き手、ハディルに緑濃い茂みのなかで出会った夢を。
なぜお前は祈ることをやめたのか?
それは、今まで何も答えがなかったから。
お前の渇望こそ、返事なのだ。
その嘆きが、お前を大いなるものに引き寄せる。
助けを求める混じりけのない悲しみは、神聖な杯。
飼い主を呼ぶ犬の悲しげな声を聞くがいい。
あのすすり泣くような声こそが、絆なのだ。
愛を請う犬たちがいる。
だれも名前さえ知らない犬たちが。
命をささげ、その一匹となりなさい。」

歩く犬




「どうして君は自分の強さを誇示しようとするのか?」
見よ。大木をなぎ倒す、その同じ風が
草原の草をやさしく愛撫してゆくのを。    
          
         
            ルーミーのCD


(訳1)
もし、君が、注意深く、意識を明晰にしていれば、
瞬時瞬時、自分の行動に対する答えを知るだろう。
素直な心を持つ者は、注意深くあれ。
なぜなら、君の行動の一つひとつの結果として、何かが君に生まれるのだから。

(訳2)
もし 汝が注意深く
意識を明晰にしていれば
瞬時瞬時 
己の行動に対する答えを知るだろう
素直なこころを持つ者は 注意深くあれ
なぜなら 汝の行動のひとつひとつの結果として
何かが汝に生まれるからだ

           ムスリム


この世のありとあらゆるものは
恋をし、恋人を探し求めている。
麦わらは実を震わせる
琥珀をまえにして。


あらゆる悪行や善行を越えた彼方に、
緑の野原がある。そこであなたに会おう。
魂がその草のなかで横になると、
世界はあまりにも豊かで、言葉にできなくなる。

            カム・カム

「誰もかも、我々の仲間として」Come, Come, Yet Again Come

Come, Come whoever you are,
Wanderer, worshipper, lover of leaving,
It doesn’t matter.
Ours is not a caravan of despair.
Come, even if you have broken your vow
a tousand times.
Come, yet again, come, come.

(訳1)
おいで、おいで
あなたが放浪者、崇拝者、学問の恋人
誰であろうとかまわない
私達のキャラバンは絶望のキャラバンではない
たとえあなたが自分の誓いを
千回破ったとしても
おいで
おいで、おいで、それでももっとおいで


(訳2)
やっておいで。
さすらい人も、
師を求める人も、
世捨て人さえも、かまわないから。
われわれの仲間は絶望しない者の集いだ。
今まで千回も誓いを破った人も、
やってくるがよい。
さあ、何度でも、もどっておいで。

(訳3)
「誰もかれも、我々の仲間としてやっておいで」
さすらい人も、師を求める人も、世捨て人でさえも、かまわないから。
我々の仲間は絶望しない者の集いだ。
今まで千回も誓いを破った人も、やってくるがよい。
さあ、何度でももどっておいで。

(訳4)
「おいで、おいで」
あなたが放浪者、崇拝者、学問の恋人
誰であろうとかまわない。
私たちのキャラバンは絶望のキャラバンではない
たとえあなたが自分の誓いを
千回破ったとしても
おいで、
おいで、おいで、それでももっとおいで


(訳5)
みんな
やっておいで。
さすらい人も
師を求める人も
世捨て人えもかまわない。
いままで千回も誓いを破った人も。
なんどでももどっておいで。


         ジグルアニメ

速やかに自我から自由となれ。
鍛えあげられた剣の如くなれ。
悔恨のさびをすべてそぎ落として、
はがねの鏡のごとくなれ。

愛に理由はいらない。
愛だけで真実を示し、愛する者となれる。
神を告げる者の道は道理の道、
もし生きたければ、愛に死ね。
愛に死ね。もし、生きながらえたいのなら。


頭上をうずまくらせんのように、
聖なるダンスを踊る君よ、
旋回せよ、そして織り成せ、
心よ踊れ、うずまく輪となれ、
そして、炎の中でもえよ。
神はろうそくの、うずまく炎か?


人々は永遠の敷居を乗り越えて、
向こう側とこちら側をいつも行ったり、来たりしている。
ドアは開かれている。
君が目覚めていさえすれば!

         ジグルアニメ

「ルビー」
夜明け前、ふたりの恋人たちは目をさました。冷たい水を飲みながら、女が言う。
「ねえ、私とご自分とでは、どちらのほうを
より深く愛していますか?
私のこと?
それともご自分のこと?」
女は真実をしりたがった。
そこで、男は答えた。
「僕は自分のことは愛せない。
僕という存在はいないから。
僕は太陽の光にさしだされたルビーのようなもの。
太陽の光の中で、光に溶け込んで、真っ赤に輝いている。
ルビーが太陽の光の中で輝くとき、ルビーと世界の区別がつくだろ
うか?

聖人が「私は神」というとき、同じことが起こっている。
だから、夜明けの光の中に輝くルビーのようになりなさい。

そして、あなたの仕事にはげみなさい。
遅れている仕事に追いつき、自分の井戸を深く掘り下げなさい。
いつか、水脈に突き当たるまで。

あなたの耳にルビーのイヤリングをつけなさい。
それが、太陽とひとつに輝くでしょう。

ドアをたたいて求め続けなさい。
家の中から歓びが、誰が来たかと、外をうかがい。
あなたをうちの中に入れてくれるでしょう。

           ジグルアニメ

愛する人々よ、
 汝自身を過去より解き放て。
 狂うのだ!
 蝶になれ、
 汝の燃える心の中で!
 家を去り
 在りし日の己を捨てよ。
 そこで同じ波長に乗る者らと会え。
 内なる己を清めて
 清らかとなるのだ。
 そこで「かの」お方の御手より来る
 愛の葡萄酒を飲むがよい。
 酔うのだ
 「愛する者」と溶け合って。
 一つになれ、
 汝自身と。

           ジグルアニメ

それぞれの音

愛し合う者たちに、助言など必要ない!
彼らはダムなど
架けるべくもない激流なのだから。

おかたい知識人には
酔っぱらいの気持ちなど想像もつくまい!

愛に溺れる者たちが
次に何をしでかすかなんて
誰にも分かりはしない!

愛し合う者たちが
二人きりで
秘め事をしている部屋から
漏れ来る
葡萄酒と麝香とが入り混じった匂いには
どんな有力者も
その権力を捨て去るだろう!

ひとりは、山を貫くトンネルを掘ろうとする。
ひとりは、一切の学問的名誉から逃げ出す。
ひとりは、あの高名な口髭を笑い者にする!

人生はこのアーモンドケーキを
味わうことなしには
一歩も先へ進まない。
            
            ジグルアニメ

星々は円舞しつつ毎晩
昇ってくる、途方もない愛に困惑しながら。
             そうでないと彼らは
円舞に疲れてしまうだろう。
              彼らは言うだろう
「いつまで回り続けなければいけないんだ!」

神はこの世界である葦笛を取り上げ、お吹きになる。
奏でられる音のひとつひとつは、私たちそれぞれの裡に
顕現し、願いとなる。情熱、切望。
             くちびるを忘れるな
息吹が最初に生まれた場所を。
そして自分の音を、澄み渡らせよ。
音を終わらせようとしてはならない。
音そのものになれ。
どれだけ努めたらいいかは、私が教えよう。

真夜中、この魂の都の
屋根にのぼれ。

皆で屋根にのぼり、それぞれの音を声へと変えて
歌おう!

高らかに!

           ジグルアニメ

本当はそうではないのに

あなたが束縛するから、私は、もがき、怒り狂い、出て行く。
外へ、まったき光の中へ、燃えさかる蝋燭の火先へ、
すべての理由の中へ、愛の中へ。

この混乱したよろこび、あなたのおこない、
このふつか酔い、あなたのやさしい棘。

あなたがこちらを向く。私はあちらを向いてしまう。
本当は、そうではないのに。

私は「心」という女を縛り上げた咎により、監獄にぶち込まれる狂人だ。
私はソロモン王だ。

去る者は、戻り来る。戻って来い。
私たちは、離れたことなど一度もない。

信じない者は、不信を隠そうとするが、
私は、それを口に出す。

夜の深まりとともにいっそう目が冴える中、
シャムスへの愛に舞い踊り、倒れ込みながら。

          
           ジグル2
            


内なるものを、そのまま素直に表せる人間になるか、
  もしくは、見た目通りの中身を持った人間になりなさい。
(メヴラーナの7つの教えより、メヴラーナとは、“我が師”という意味)・

ルーミーによる七つのアドバイス

Rumi2

::Seven advice of Mevlana::

 In generosity and helping others be like the river.

 In compassion and grace be like the sun.

 In concealing others’ faults be like the night.

 In anger and fury be like the dead.

 In modesty and humility be like the earth.

 In tolerance be like the sea.

 Either exist as you are or be as you look.




人助けや奉仕の心は、惜しむことなく、流れる川のように・・

情け深さと優しさは、太陽のように・・

他人の落ち度や秘密には、夜のように・・

苛立ちや怒りには、死人のように・・

慎み深さは、大地のように・・・

寛大な心は、海のように・・

自分に忠実に生きるか、もしくは、見た目通りの人間になりなさい

           ジグルアニメ

OSHOワーリング・メディテーション


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