10連勝で首位堅守。
5時間にも及ぶ熱戦、藤川の10連投で、阪神タイガースは25年ぶりの10連勝。5試合連続の1点差ゲームは、どちらに転んでもおかしくないゲームでしたが、総力戦で勝ち取った価値ある勝利だったと思います。神がかりの岡田采配とマスコミは書きたてますが、2軍の監督時代から苦楽を共にした選手との信頼関係と思いやりが、いい結果に結びついていると思います。9日の試合で5番の桜井を途中で葛城に変えたのは、少し疲れの出始めた桜井の長い選手生活を考えて、怪我の防止と気分転換、次の甲子園での巨人戦を見据えた采配だったと思います。また、先発の下柳には少し涼しくなる秋口での活躍を期待しているのではないでしょうか。広島戦に強かった井川の穴が大きく広島には負け越していますが、連勝の後の広島戦、能見投手の活躍が大きな鍵を握ります。おそらくもう一度来る天王山には、今岡、福原といったベテランの活躍、そして、ファンの支えも必要不可欠だと思います。ここまで来たら首位通過を信じ、実りの秋を強く願いましょう。