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カテゴリ:礼拝堂(教会音楽)
カーニバルが終わると教会暦でPassionszeit受難週間(日本の教会ではどういうのか不明、CeciliaさんHilfe!)に入ります。
復活祭でお祝いモードに入るまで礼拝にアレルヤは来ないし、オルガンの奏楽も受難に相応しいものになります。 今日はH村の精霊教会のミサ、代理オルガン弾きの私にとって降誕節(クリスマス準備期間)以来の仕事でした。 最初のオルガン曲はバッハのコラール「汝が名を呼ぶイエスキリスト」。 練習では問題なかった箇所で脚が乱れ、オルガンの師・Voll先生(以下・満タン先生と呼ぶ。)にお褒めをいただいたメロディーまで時折へろへろに・・。 ここの牧師さん、人柄が温厚でとっても良い人なんですが、日曜に歌う賛美歌を決めてくれるのが水曜(しかも私の控えめな催促の後)。 本職ならともかく賛美歌をほとんど知らない私には厳しいのです。(ピアノで弾くなら初見でOKですけど・・・脚がぁぁぁ。) 朝早くで信者さんの声は出ないし(出席者の平均年齢高めだし)、一番二番は一緒に歌って応援したいので、もっと練習時間が欲しいなあ。 段取りが出たとこ勝負という傾向もあり、毎回冷や汗かいてます。 聖書をまだドイツ語で読破していない私の弱点もあり、お祈りの言葉や聖書の朗読の後にキリエだのアレルヤだのを弾き歌い始めるタイミングをはかるのが難しいのです。 今日も「もしかして落ちた!?」とどきどきして、その後へろへろになってしまいました。 後で確認したら、「今日の朗読は聖書の言葉じゃないのでアーメンは省略でよかったんだよ。」・・・・事前に教えて欲しかった。 最後の奏楽は、オルガン曲のレパートリーが少ないので毎回弾き歌いしています。今日は受難週間にぴったりな詩を見つけられなかったので歌詞の無い曲、ラフマニノフの「ヴォカリーゼ」。 この曲、今までに何回かオルガン伴奏で歌いましたが、あまりに毎回ちゃんと弾いてもらえないのでオルガンには向かない曲なのだろうかと思ってましたがちゃんと弾けるじゃんか!! それどころかピアノより音が掴みやすい位だぞー。 要するに忙しい本職はミサで弾くために真面目に譜面を読んでくれないってことなのね。 確かにこの曲は十字架満載で読みにくいが。 (シャープはドイツ語でクロイツ・十字という意味です。) おまけに二重の十字・ドッペルクロイツも出てくるしね。 ・・・でもね、ピアニストは皆ちゃんと弾いてくれるよ。(ぼそっ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.13 03:09:30
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