今飲んで美味しいとポテンシャル
【5月25日 水曜日】(エルボンワイン会) 本日は毎月第四水曜日開催のエルボンワイン会です。 シェフのお皿がオードブル>お魚料理>お肉料理と三皿出てきて、ワインが飲めて、5000円。 これは、本当にお得といつも自分では思っています(^o^) さて、先月は16名様とビックリの参加者だったのですが、本日は8名様と通常の人数に逆戻り。 シェフが他のお客様のアラカルトが忙しいとの事、「料理が遅くなるから、都合しておいて。」そんな事で、前置きは、レストランに行って恥をかかないマナーの事から、お話はスタート。 席順 ホストとゲストの関係 ワインのホストテイスティング(ラベルの確認~) ワインの注ぐ順序、等々を簡単に。 こんな日に限って、ワインの種類が五種類、飲んで頂いて、間を持たすなんて程ではない。 何せ、私のワガママが大きく含まれているのです。m(_ _)m 01 シャトー・モンテリーナ・カベルネ・ソーヴィニョン・エステートが飲みたい!飲みたい!! こんな個人理由からです。 このワイン会を開催したからといって、特にギャラが入る訳でもありません。私も皆さんとワインを研鑽しながら楽しみたいのです。だから許して頂きました。それで、ワインが五種類になってしまったのです。 結果、オードブルで白の二種類は終り、お魚料理なのに、赤ワイン(^^; ご参加の皆様、本当に失礼致しましたm(_ _)mヴィオニエというフローラルな香りを持つ白ワイン用品種から。1. 2002 クライン・ヴィオニエ・ソノマ・カウンティ \1,780 白ワインが不足したのはこのワインが大きく影響している。みなさん季節にピッタリなのか、それとも素直に美味しいのか、ピッチが早い(^^; 確かに、フローラルな香りに、少しホワイトペッパーなスパイシーさを心地よいアクセントに、洋梨のような果実味で、豊かな香りの中に、適温なのかキリリ感もあって、こりゃ本当に美味しい飲み易さ(^^)カリフォルニアのシャルドネ? こんな感じでした?2 2001 シャトー・モンテリーナ・シャルドネ・ナパ \3,980 カリフォルニアのシャルドネもよく飲みつけている常連様方に、改めて問うて見たかった。 それに対してはあまりコメントを頂かなかった。 線の綺麗なワインである事を、見ていただきたかった。なんていうんだろう、ミネラル感があるというのでしょうか?決してカリフォルニアのプレミアム・シャルドネの如き濃厚さパンチは無い。適度なボディ感には上品さを感じます。 そこらを感じていただきたかったのです。 このワインは、インポーターさんが変わってから上代がお安くなりました。その分、当店への値入り率も上がってきたので、値引率は少ないですが、それでもお安くなってきました。 あれ?今本家HPに行って来ましたが、ワイナリー価格が33ドル?(2002)これはやっぱりお買い得だぁ~中休みにはローヌ品種で。3 1999 ジョセフ・フェルペス・パスティーシュ \1,850 角が取れた感じ。素直に美味しい。美味しいから、魚をクリームソースがけのお料理でも、生臭味が出てこない。といって、魚の味わいは消えますが、、、 本来なら、このワインを白に変えておけば良かったのではと思いつつ。皆さんの美味しさが伝わる。既にパンチ力は弱まっているけど、そのシットリ感がやはり好感です。 ラベルまでもが変わってしまった2002年が本家HPでは12.5ドル。これまたお得です(^o^)、、、と言いたいがこのワインには欠点が(^^;ボトルが逆立ち状態で保管されていたのでしょう。コルク回りに澱が付着しているので、飲むときにはそれを拭取ってからという手間を取らねばなりません。 美味しいとその現実は変わらないため、また、濁りの要素にもならないので、私がチマチマ、ワイン会で楽しみましょう(^o^)シャトー・モンテリーナ4 2001 シャトー・モンテリーナ・カベルネ・ソーヴィニョン \4,3805 2001 シャトー・モンテリーナ・カベルネ・ソーヴィニョン・エステート \11,100 Paris Tasting時に脚光を浴びたのはシャルドネでしたが、ここのワイナリーのカベルネは、実に美味い! カリフォルニアの色々な資本的な騒動にも巻き込まれること無く、着実にワインを造り続けるバレット家の誇りがこのワインには詰まっている。 で、このワインの飲み比べです。 価格は倍ほども違います。エステートはカリストガの自社畑の葡萄。そしてそれ以外という二種類。 どちらが高いワインなのか、ブラインドで飲んでみました。 「こちらの方が分かりやすく、俺の好みだから、高いのはコッチ」とのコメントを頂いたときには嬉しかった。と言うのは正解だったのです。 複雑さは双方同レベル。しかし緻密さが違うのです。 「開いてくると、エステートの方が、油絵な印象が強く出てくる」 時間がたてば、そのポテンシャルも見え隠れしてくる。しかしこれは飲み比べて初めて分かる事。この場合はシャトー・モンテリーナのワインメーカーである、ボー・バレットあなたがえらい!! ではこの価格差は??? ここのワイナリーのHPには「Vintage Weather Summaries」と称して1972年からの気候特性を書いている。それから見ても、エステートワインはある程度、長熟を期待して居る所が伺える。それからすれば、エステートに難解さを見せるのも自然な事だ。 美味しいカリフォルニア、偉大なカリフォルニアの一面を垣間見た気が致しました。毎月第4週にワイン会をしています。一月二月三月とお月さんを撮ってきた。四月は休んだけど、今月は撮れました(^o^)チョッとは上達したかな?しかし、本当に綺麗ですね、お月さん。