Yoshi＊Nashi Diary in Sapporo

腰痛療養中であまり出歩けなかった最近。
前から予定していた信州への法事（という名の温泉旅行）も
親だけ出発して、私は残念ながら家でお留守番。
信州に住む叔母夫婦に会うのを楽しみにしていたのですが
腰痛の前にはすべてが負けるのでした（－－；）

ちょっぴり悲しい思いをしつつ、ゆっくり休んだおかげ＆鍼灸の
お陰か、随分良くなってきた。
思えば、腰が痛いな～と思いながらゆっくり治療することもなく
痛みをずっと抱えていた数ヶ月。
ここへ来てゆっくり治療できてよかったです。
やっぱり・・・心身ともに求めていたんですよね、休息を～～

で、今日も片道1時間半の鍼灸院の旅。
この鍼灸院は6年間一人暮らしをしていた
武蔵野方面にあります。
実家にはもう12年くらい住んでいないので、
直近の6年間を過ごしたこの街が私にとっては今の自分の故郷
みたいなものなんですよね。
だから遠くても来てしまうのです。

駅前のちょっとごちゃごちゃした商店街をみるとなごむ・・・。
ここから引っ越してもう3ヶ月経つけど、なんにも変わってないのが嬉しい！（当たり前か）
私はこの3ヶ月で環境がすごく（退職、結婚、引越しと）
変わったけれど、ここは全然変わらず、そこにある。
その事に今はものすごく安心させられる。

2，3年後には線路が高架化するそうなので、
その頃には風景は随分違ってしまうだろうけれど。
でもきっと2，3年後の私はあんまりこの場所を
必要としていないんだろうな、とか。
わたしが新しい札幌での風景に溶け込むまでしばらくは、
この場所はこのままでいてくれるのだね。

住んでいた頃のいつもの日曜日のように
鍼灸院の先生となんとなく世間話をして、
いつもの中華屋さんで野菜炒めを食し、
いつもの雑貨屋さん、本屋さんを東京の残暑の日差しの中、
ぶらぶらして買い物して、
また1時間半かけて帰ってきた。

それだけ。

それだけなんだけど、すごく和んだ。
そう言えば、こんなにほわ～んとしたのんびり気分でプラプラしたのは何ヶ月振りだろうか。
今年に入ってから慌しくて余裕が無かったな。
いけない、いけない。

なんとなく、迷子になっていたほんとの自分にやっと
再会できた感じ。
このリラックスした、心配のない感覚を忘れないようにしよう。

いつだって。

どこにいたって。