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2006/04/11(火)05:14

エッグハンティング

今朝10時、間に合うようにと先だっての公園に車で駆けつけたら、またもパーキングロットは空。 車が一台も停まってないってことは、もしかして...。 やっぱり。 雨に濡れて薄くなった赤マーカーの連絡を確認すると、 10:00am ではなくて 1:00pm になっていた。 もう一度、ガクッ。 夫にその旨連絡して、 空いてしまった1時間を別の広場で 共に過ごしたが...。 離婚ファイルの一件になると、 やはり堂々巡り。 また繰り返すように、 嫌な思いをした。 離婚を申し出ているのは夫の側だ。 端的に言えば、離婚ファイルを 夫婦の間にちらつかせて 妻の私をコントロールしようとしている。 離婚へと進むファイルは、彼が申請を続ければ離婚に至るし、却下すれば離婚はなくなる。 そのファイルを生かし続ける彼なりの理由というのを 聴かされても、やはり身勝手な言い分でしかない、というのが 私の今日の結論だった。 午後のエッグハンティングの時間に彼はまた現れて、家族での楽しいひとときというのはあった。 登録に名前を残さないといけないのかと思いながら受け付けのような場所に行くと、lotteryだから名前と連絡先を書くように言われ、はいはいと自分の名、小梅、伊織と3人分を それぞれの用紙に記入してバスケットに入れる。 当たりは自転車ですよ。 目の前の景品の自転車は7、8才の女の子むき。誰かが当たるんだな。 ジリジリと待たされた子供たちも親たちも、Go!の掛け声で ドドドっと一斉に駆け出して、プラスチックの卵取りに余念がない。 私は伊織にくっついたが、彼はどこまでもスローで、卵を手に取るとそれを開けたくってしかたない。 開けるのは後だよ、今は拾う時だよおお! でもね。7つの卵で もう満足しきって幸せな伊織を見ると、それでいいんじゃないかと感じる。 小梅はというと、バスケットにこんもりと一杯卵を入れていた。 ...さすが。 目玉の大きな卵5つは、中に特別なものが入っているらしい。でもそういうのを駆けっこで競り勝って取る年齢でもなく、 遠目に ああ、あそこにあるなあ なんて思って見てるだけ。 ま、大人の手出しすることでもないし。 もう数分で公園の卵は姿を消し、 4人でベンチに座って卵を開け、 中のチョコレートなどを ムグムグやっていた。いつもの夫のペースで、 のんびりと いつまでも そこに残っている家族の姿。 まだスタッフも若干の親子たちも 入口近くに残っているし、 ...くじをやったのかな。ちょっと見てくるわ。 そう言って私はベンチから立った。 うーん。どんな状況かよくわからない。 でも私が人のいる方に近寄って、後から伊織が私を追ってきて ヨシヨシしていると、仕切っていたスタッフのおばさまが 私に尋ねた。 Koume ○○(名字) は...? そのとき小梅と夫もこちらに来ていたから、私の横に張りついてきた小梅の頭を撫でながら言った。小梅はこの子です。 オーマイガッド!(だんだんこのリアクションに慣れてきたぞ;アメリカに来た当初、この言い方にはかなり面食らって こっちがドギマギしてたんだけど... 会話で注意を引くための ヘーイ!とかもね) Ooh, My God! Is it you, this little girl? You won the bicycle!! エッ!? なんと、クジの当選者は小梅だった。 ウォ○マートのレシートを、自転車のサイズを代えたかったら これを使うようにと渡されながらも、 小梅の顔を見ると...もう本人は、 嬉しさではちきれんばかりの顔をしている。景品の自転車を使う気、満々。 こうめ、うれしーい。 当選者として家族で写真を撮られるが、いいのか? 私と一緒にいることが知れたら、あなた逮捕なんじゃないの? 夫にコソっと言うと、 知らない、だと。...いいのだろうか。(汗) で、早速夫に支えてもらいながら、 ペダルに足が届くか届かないかの状態で、えっちらおっちら こいでみせる。 明らかに自転車の方が一回りも二回りも大きい。 ま、2、3年後のおたのしみということで、いいや。 子供の幸せそうな状況とは裏腹に、離婚の一件は 私には重苦しく、やりきれない。 というか、彼と話せば話すほど、 妻として愛されていない自分を思い知る。 離婚はしないで、がんばって乗り越えようよ。 そんな話をした後の 去年の結婚記念日の直前に、夫は離婚申請をファイルした。 去年の秋からこの2月が終わるまで、 きちんと和解に努めた時間を過ごしたはずなのに、 離婚ファイルは継続するとして引かなかった。 ファイルは取り下げてほしいよ。涙を流して頼む私に、Don't command me! I don't care how you feel! と返した夫。しかも怪我まで負わせて、逮捕までされて。(←アホめ。) もしこんな状態で、彼が私を愛していると言うなら、配偶者を苛めることが彼の愛情方法なんだろうか。 ...どっちにしても、 歪んどるな。 つい実家の母に詳しく話したら、 もうやめときいな。 はよ縁切った方がいいとおもうで。 今週、 弁護士が動き出す。 今朝、夫が cattiva notizia (bad news)、と前置きして言ったその事が、 苦い現実味を帯びてきた。 私が自分で決めて、 動く時が近づいている。 でも どこかで、それでも情けをかけたい自分がいて、 強く出られないことを 私は知っている。 夫って、癌細胞みたいだと思わない? 私は母にこう愚痴った。 私を倒して、勝ちだと思うのかな。 その後自分も倒れる結果になるだけなのに。 離婚したら、勝ちだと思う? 夫との会話は、いつもレスリングをしているみたいだ。 もう、おりたい。 家族を救いたい。 背反しているなあ。この2つの要望って。

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