かずさの街の若手（でもなくなってきた）士業者奮闘記

[労働契約法] カテゴリの記事

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• 労働契約法等の説明会

  朝から社会保険事務所は大混雑していました。ハローワークも大混雑。。。その中でさっさと手続きを済ませ、午後から九段会館へ。東京労働局主催の「労働契約法等の説明会」に参加してきました。九段会館に入ると資料を渡されましたが、これがしっかりしたもので、きちんと冊子になったレジュメです！（さすが東京労働局）労働契約法の説明は法制定過程にずっと携わってきた厚生労働省労働基準局大西監督課長。本省の課長が説明にきたのでちょっとビックリしました。（局の監督課長あたりがお話するのかと思っていました）労働契約法のほかにはパートタイム労働法、最低賃金法についての説明もあり（これは東京局雇用均等室長、賃金指導官が説明）大変有意義な一日でした。

  2008.02.29

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• 【重要】本日の官報

  本日の官報に「労働契約法の施行期日を定める政令」が掲載されました。それによりますと、労働契約法の施行期日は平成２０年３月１日となります。また、同じく本日の官報に「有期労働契約の締結、更新及び雇止めに関する基準の一部を改正する件」が掲載されました。第２条の文中「有期労働契約（」の下に「当該契約を三回以上更新し、又は」を加えることとなっており、この適用時期についても平成２０年３月１日となっています。以上、法令等改正情報でした！！！

  2008.01.23

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• 

  本の紹介

  書店で購入した本をご紹介します。「わかりやすい労働契約法」　野川忍　著　　商事法務それと、この本の姉妹本として紹介されていた本がありましたので、こちらもご紹介しておきます。「労働法」　野川忍　著　　商事法務そして、さらにはちょっとあいた時間に読むのにはちょうどいいかなと思って買った本をご紹介しておきます。「会社の品格」　小笹芳央　著　　幻冬舎新書

  2008.01.06

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• 労働契約法公布

  昨日のことではありますが、労働契約法が公布されました。労働政策審議会で激論を交わし、国会でも修正され、ねじれ国会の中、どうにかこうにか通過・成立した法律です。労働契約法は、厚生労働省での研究会のときから審議を傍聴していた私にとって、大変思い入れのある法律です。研究会での議論、審議会での議論を見てきましたからね。施行は「公布の日から三月を超えない範囲内において政令で定める日」となっていますので、キリがいいところでは平成２０年１月１日あたりが考えられます。（平成２０年４月１日施行かな？と思っていましたが、三月を超えてしまいますので、４月１日施行はなくなりました。）政令が出るのを待ちましょう。

  2007.12.06

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• 

  第73回労働政策審議会労働条件分科会傍聴記

  本日は久しぶりに労働条件分科会が開催される日。年末のドタバタで一気に火がついた労働関係法令の新設・改正議論。その中心にいるのが労働基準法改正でしょう。本日の分科会では労働契約法案要綱についての諮問と労働基準法の一部を改正する法律案要綱の諮問について。まず、労働契約法の法案要綱についてですが、目的に「労働者の保護を図り」という文言が見受けられます。そして、労働者及び使用者の定義について書かれています。これは、研究会及び分科会で指摘されていた事項ですが、結局、労働基準法の定義をそのまま持ってきた感じになっています。対象範囲も拡大することなくそのままの様相です。労働契約についても書かれています。「労働者が使用者に使用されて労働し、使用者がこれに対して賃金を支払うこと」「労働者及び使用者が合意することによって成立する」就業規則の変更法理については、労働者との合意なしでの就業規則変更により労働条件を変更することは原則としてできないこと。有期労働についても記述があります。労働基準法の一部を改正する法律の法案要綱ですが、こちらは最初にバーーーンっと時間外労働と割増賃金に関する記述があります。次に出てきたのが「自己管理型労働制」。これまで大騒ぎしてきた「自由度の高い働き方にふさわしい制度」「日本版ホワイトカラー・エグゼンプション」から名称を変えて再度登場してきました。これには私もビックリしました。報告書発表後の一連の報道を見る限り、この制度は改正案から外されると思っていましたが、きっちり載せてきています。企画業務型裁量労働制についても記述があります。施行日については、時間単位の年次有給休暇制度の施行を平成２０年１月１日としています。ほかは公布の日から１年以内の政令で定める日となっていますので、公布の日がいつになるかによって変わってきます。今回もかなりの部分で労使の意見が対立しました。この法案要綱については答申すべきではないとの意見も出ました。先が見えなくなってきた感じがします。。。

  2007.01.25

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• 第７２回労働政策審議会労働条件分科会

  労働政策審議会労働条件分科会を傍聴してきました。いよいよ大詰めとなっていた労働契約法制、労働時間法制について、労働政策審議会へ報告する案が了承されました。新法制定などを含む労働法改正に向けて大きく進むことになります。分科会は１７時開始予定でしたが、労働者側委員全員が時間になっても姿を見せず、一時は「ボイコット！？」な～んて考えてしまいましたが、１５分遅れで全員が揃って到着し、審議が始まりました。冒頭、事務局より「とりまとめ案」のような形で７０・７１回に提示した案を修正したものを読み上げ、意見のある方の挙手を求めました。経営者側委員の１人が提示された案に反対するとともに、本日のとりまとめにも反対。労働者側委員７人もひとりひとりが反対の意見表明をしたところで、本日提示した報告書案を労働政策審議会に報告してよろしいかと分科会長が議場に諮ったところ、・・・・・賛否の意見表明がない。。。・・・・・ということで事務局提示の案がそのまま報告されることとなりました。２時間の予定で組まれていましたが、実質審議は４５分で分科会終了！！！あっさりしたものです。。。私は「えっ！！！」と思ってしまいました。

  2006.12.27

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• 結論持ち越し

  本日は労働政策審議会労働条件分科会の開催日。本来ですと、分科会が開かれる会場に行ってるはずですが、先日の日記にも書きましたとおり抽選で「ハズレ」になりましたので、おとなしく事務仕事をして、日曜日にある労働判例研究会の発表レジュメを作ってました。一部報道によりますと、本日の分科会では労働側委員の激しい抵抗で結論が出ず、結論は次回へ持ち越しとのこと。ただ、解雇の金銭解決制度導入については引き続き検討するとして、今回の法律改正案から外すことが決まったようです。次回の分科会は２７日開催予定のようですので、再度傍聴希望を出す予定です。

  2006.12.21

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• 大ショック！！！

  研修旅行から帰ってきた次の日ですから、朝から大変な忙しさ。ハローワーク、労働基準監督署、社会保険事務所、地域整備センター、司法書士事務所、郵便局。午後は支部研修。ビッシリ予定が詰まっていましたが、どうにかすべてこなしました。っで、事務所に帰ってきて届出書類や研修資料を整理していると一本の電話が。電話の主は「厚生労働省労働基準局監督課」。そう、労働条件分科会の所管課です。何の電話だろうかと話を聞いてみるとショックなことが・・・。「２１日の労働条件分科会の傍聴の件ですが、希望者多数のため抽選を行いまして、その結果、お席をご用意できないことになりまして・・・。」あ゛ーーーーー！！！！！な゛ん゛で゛す゛と゛ーーーーー！！！！！ショックでした（泣）今後の労働契約法制の在り方についての研究会から傍聴を続けてきて、いよいよ大詰めというところで選漏れとは。。。あまりのショックに声が出ませんでした。

  2006.12.19

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• 労政審労働条件分科会　～報告書（案）提示～

  ～　労働政策審議会労働条件分科会傍聴記　～約２年間追いかけてきた今後の労働契約法制および労働時間法制について、本日の労働政策審議会労働条件分科会で報告書（案）が厚生労働省から提示されました。「ようやくまとまった、とにかくまとめた、やっとの思いで形にした・・・。」どの表現が実態に即しているかわかりませんが、ペーパーとして提示されました。分科会開始は午後１時。傍聴席は時間前にほぼ満席、テレビカメラはいつもより多く、撮影場所確保に必死の様子。分科会長の第一声とともに取材陣は強制退去（苦笑）厚生労働省から案についてのひととおりの説明があり、引き続いて「労働契約法制」「労働時間法制」の順に労使の意見を出しながら議論が展開されました。といっても、今日は議論をしたというよりは、労使双方ともこれまでの主張を改めてこの場で表明し、再確認をしたという程度なのかなぁと感じました。労働契約の原則、労働契約と就業規則との関係、出向、転籍、懲戒、解雇（整理解雇を含む）、有期労働契約の雇止め対象範囲の拡大、就業規則の相対的記載事項の追加、過半数代表、時間外労働の限度、割増賃金率の引き上げ、時間単位の年休取得、自由度の高い働き方にふさわしい制度の創設（←ホワイトカラーエグゼンプションのこと）、管理監督者の明確化・賃金台帳への明示・・・。予定時間２時間のところ１時間半でひととおり意見が出たので、本日の分科会は終了。本日の議論（！？）を再度整理して、次回の分科会で最終報告案としてまとめることになりそうです。年末も近くなってきて、これ以上審議に時間がかかるようですと、厚生労働省が考えている日程が厳しくなってきますからね。次回は１２月２１日（木）１０時からの予定。この案のとおりに法案ができ、国会で可決成立すると、労務管理のやり方が大きく変わることになりそうです。

  2006.12.08

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• 厚生労働省へ

  厚生労働省へ行き、第７０回労働政策審議会労働条件分科会を傍聴してきます。本日は、労働契約法制及び労働時間法制についてのこれまでの議論を取りまとめた厚生労働省が考える「法律案」が提示されると思われます。内容につきましては、深夜にＵＰする予定です。では、行ってきます。

  2006.12.08

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• 第６９回労働政策審議会労働条件分科会

  今日も朝から外出。これって結構珍しいことだったりします。私の場合、午前中は事務所にいて書類作成をしていることが多いからです。なんかその方が自分のリズムに合っているというか・・・。午後は厚生労働省へ。いよいよ労働契約法制・労働時間法制の議論が大詰めになってきました。本日は、６７回の時に時間切れとなった労働時間法制の残りの部分と、労働契約法制の残りの部分について議論されました。労働時間法制は、企画業務型裁量労働制、管理監督者、事業場外みなし制度について。企画業務型裁量労働制の見直しは、現在、大企業中心に利用されている企画業務型裁量労働制を中小企業にも利用してもらおうという観点から、要件緩和を考えているわけですが、そもそも中小企業の労働者に裁量権のある企画業務があるのか、といった問題が残されています。さらには、「中小企業」の定義をどこにおくかによっても違うと思います。管理監督者、事業場外みなし制度についても議論が白熱しました。労働契約法制は、労働契約の基本的な考え方、有期労働契約、労働基準法改正について。労働契約の基本的な考え方、すなわち、法律でいう「総則」に当たる部分についてですが、今後の労働契約法制の在り方に関する研究会でも議論になりましたが、労働契約の定義、労働者・使用者の定義がなされていないので、このあたりのことをどうするのか、という指摘がなされました。厚生労働省としては、立法技術の段階で考えるようですが、ここの決め方が一番大事なような気がします。現行の労働基準法における「労働者」の範囲にとどめるのか、経済従属性も含まれるのか、このあたりのことはしっかり注目していく必要があると思います。労働基準法改正については、就業規則の相対的記載事項に「出向」を追加するべきかどうか、素案として提示されました。過半数代表制についても議論がなされるところではありましたが、時間切れ・・・。次回は１２月８日（金）。分科会長が終了間際に「まとめ云々」の言葉を発した（よく聞き取れなかった・・・）ような気がしましたので、次回はこれまで議論した素案を元に、より具体的な案の提示がなされる可能性があります。なんだか法案化を急ぎすぎている感じがする今日この頃・・・。

  2006.11.28

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• 第６８回労働政策審議会労働条件分科会

  本日は朝からダイハード！派遣の相談が２件、事業所訪問して、ハローワークで手続きして、厚生労働省へ。電車で行く予定だったのが、乗り遅れて急遽高速バスで移動。本日は表題のとおり労働条件分科会の開催日です。今回、新たな動きがありました。厚生労働省側から、「今後の労働契約法制について検討すべき具体的論点（１）（素案）」という資料が提示されました。１　労働契約の成立及び変更について　（１）合意原則　（２）労働契約と就業規則との関係等　（３）就業規則の変更による労働条件の変更２　主な労働条件に関するルール　（１）安全配慮義務　（２）出向　（３）転籍　（４）懲戒３　労働契約の終了等　（１）解雇　（２）整理解雇（経営上の理由による解雇）　（３）解雇に関する労働契約関係紛争の解決方法具体的な内容については膨大な量になるので割愛しますが、議論の成り行きを見ていると、そろそろ「まとめ」に入っている感じがします。今日の議論では労働契約と就業規則との関係や安全配慮義務、金銭解決制度について、かなり白熱した議論となりました。安全配慮義務について、私はこれまでの議論の中で労使とも意見の相違があまりなさそうだと思っていましたが、今回はかなりはっきりと相違点が見えました。（素案）の記述方法にも問題があるとの指摘もありました。次回は１１月２８日（火）１７時から開催される予定です。

  2006.11.21

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• パネラー務めました

  本日は自主研修会「６３会」の例会日。私、約１年ぶりにパネラーの順番が回ってきましたので、今回はこれまでずっと追い続けている「労働契約法制・労働時間法制」について発表しました。現在、厚生労働省で検討がされていますが、確定的な結論が出ていないので、これまでの検討の推移と現在の議論の状況、論点などを説明した程度で終了となりました。法案要綱ができてくるとある程度の方向性を説明することができますが、まだ議論がつくされていませんからねぇ～。ということで、今後もこの議論の推移を見守っていきます。

  2006.11.05

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• 新たな労働法制への動き

  厚生労働省では労働契約法制・労働時間法制が議論されていますが、その内容について、来月の自主研修会「６３会」例会で私が報告することになっています。例会まで１週間を切ってぼちぼち準備を始めたところですが、研究会のときから傍聴をしていますので、資料がたくさんあります。何とか例会までには纏め上げてそれなりの報告ができるように頑張ります。

  2006.10.30

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• 第６５回労働条件分科会

  午前中に所用を済ませ、夕方から厚生労働省で労働条件分科会を傍聴。今日もたくさんの人が傍聴に訪れていました。庁舎前では全国労働組合連絡協議会と共同アピール運動実行委員会の方々が熱心に活動されていました。さて、分科会の状況ですが、今回は大きなテーマである解雇（金銭解決制度を含む）の部分と安全配慮義務、配転、出向、転籍などの労働条件の変更、懲戒について。非常に重要なテーマが目白押しです。１８条の２の取り扱いについては労使の意見が相変わらず対立しています。使／契約法に移行することなく現行のままでよい労／契約法に移行すべき金銭解決制度についても意見の対立が際立っています。使／解雇に関して双方の選択肢を１つ増やした労／訴訟で解雇無効を勝ち取っても金銭で解決されてしまっては意味がない。　　労働者の原職復帰の道を閉ざすものになる。　　金銭解決は現行の和解制度を利用すればいい。安全配慮義務については労使ともある程度の一致点が見い出せそうな感じがしています。双方とも必要であるとの認識でいるようですので、この部分については労働契約法に入れる方向で検討されることでしょう。配転等の労働条件の変更については意見が対立しています。使／就業規則で包括的に規定していればよい労／就業規則の包括的同意は広く解釈されている感じがする　　労働者の個別同意が必要懲戒については若干議論しましたが、時間がきてしまいました。次回は１０月２４日（火）１７時から１９時の予定。結構過密スケジュールで開催しているのが気になります。

  2006.10.13

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• 労働条件分科会

  ９月最後の平日ということもあり、行政窓口相手の仕事は今日がヤマ場。書類を揃えてどんどん提出します。そして、夕方から厚生労働省で労働条件分科会を傍聴してきました。厚生労働省前では労働組合が集結していました。肝心の中身ですが、いつになく労使が熱い火花を散らして議論が展開されました。しかし、かみ合っていないところも多々・・・。まとまるんでしょうか？？？

  2006.09.29

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• 第６１回労働政策審議会労働条件分科会

  労働条件分科会を傍聴してきました。今回は厚生労働省から今後の議論を深めていくにあたっての検討について案が提示されました。それをもとに議論していくわけですが、今回も労使の意見がかみ合わず平行線という印象を持ちました。次回は９月１９日（火）１７時からです。

  2006.09.11

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• 

  業務のヤマ（２日目）

  朝一番で千葉労基署へ。千葉労基署は千葉地方法務局と同じ建物にあります。千葉地方法務局へは何度か行ったことがありますが、千葉労基署は初めてだったりします。印象としては「千葉の中核署の割には意外と狭い」といった感じでした。物思いにふけっているヒマはなく、とんぼ返りへ富津市内の事業所を２件。ササッと用事を済ませて電車に飛び乗る。本日のメインイベントは、「労働政策審議会労働条件分科会の傍聴」。厚生労働省に着いたのは開始１５分前。５号庁舎前には拡声器を持った人達が集まっています。近づいてみると（そこを通り抜けないと庁舎に入れない）全国労働組合連絡協議会の方々でした。本日の分科会開催に合わせて一言物申したいようでした。（ビラ配りを一生懸命しています）庁舎内に無事入って会議室へと足を進めると、会議室入口が大混雑しています。そう、みんな分科会の傍聴者でした。今回はざっと１００人は超えるでしょうか。立ち見もいて、この分科会に多くの方が注目していることがわかります。肝心の中身はというと、約２ヶ月前に行われた分科会の席で紛糾してからの状況の説明、労働者側委員の主な意見・使用者側委員の主な意見についての説明、先般提示された厚生労働省の案の取扱い方法や、今後の議論の進め方などが話し合われました。議論を聞いていて思ったことは、労使とも昨今の雇用環境の流動化に伴う多様な働き方の出現によって何らかの対応をしなければならないという点では一致しているような気がしますが、その具体的な対応方法になると双方の言い分が対立する構図になっている気がします。あっ、厚生労働省がレールを敷いている「来年の通常国会に法案を上程」の考えには、労使とも反対するという点も一致していますね。エンドありきではなく徹底的に議論をしていく必要があるとの認識は一致していました。さて、次回はどんな議論が展開されるのでしょうか。注目です。諸外国の労働契約法制職場はどうなる労働契約法制の課題

  2006.08.31

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• 専門研修（労働契約）

  体調は相変わらずすぐれませんが、午後から専門研修へ。今日は労働契約についてです。今回も非常にわかりやすい説明でしたし、特に私は副読本として４月に受講した個別労働紛争解決基礎研修のテキストを持参したので、時折、その本を見ながら理解を深めることができました。研修とは関係ありませんが、今週の感想。もう無理をできない歳になったようです。午後５時で仕事をやめる、とまではいかないものの、「夜間には仕事をしない！」とここに宣言します。その理由としては、依頼者の期待に応えようと一時的に無理をして頑張ったとしても、その行為は長期的視野に立つと依頼者のためにならないことがわかったためです。また、自分の職業生活においてもいい影響がないことがわかったためです。これは依頼者の方々に納得がいくまで説明するしかありません。

  2006.08.05

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• 

  労働政策審議会労働条件分科会

  久しぶりに労働政策審議会労働条件分科会に行ってきました。（もちろん傍聴人として）前回（第５４回）の分科会で「労働契約法制及び労働時間法制に係る検討の視点」が行政から示されて、これに沿った形で議論が進められました。久しぶりの傍聴ということもあってあたりをキョロキョロしてましたら、結構傍聴人が増えてきました。（約４０名ほどと思われる）属性はわかりませんが、関心が高くなってきたということでしょうか。今日の議論はまだ入口の段階ですが、これから核心部分に入っていくものと思われます。次回の分科会は５月１６日（火）１７時～１９時　厚生労働省１７階第２１会議室で開催される予定。帰りがけこの本を購入しました。

  2006.04.25

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• 労働条件分科会傍聴記２

  午前10時、厚生労働省17階で労働政策審議会労働条件分科会を傍聴。行く前に描いていた様子とはだいぶ違って拍子抜け・・・。労働関係の実態についてのデータを参考にしながらの議論でした。次回から具体論に入っていくようですが、さらに注目していきたいと思います。

  2005.11.11

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• 労働政策審議会労働条件分科会傍聴記

  労働契約法制の在り方について、舞台を労働政策審議会労働条件分科会に移して今日から本格的に議論が始まりました。分科会長は西村健一郎氏（京都大学大学院法学研究科教授）です。労働条件分科会は公益代表７名、労働者代表７名、使用者代表７名の計２１名で構成されています。具体的な委員の名前・所属は厚生労働省ホームページで公開されていますので、興味のある方はご覧になって下さい。厚生労働省ホームページ（労働条件分科会委員名簿）今日の議論はご挨拶程度でしたが、これまでの研究会と違い、労使双方が同じテーブルで論戦を繰り広げるということでかなり白熱したものになることは間違いないでしょう。今日も労働者側からかなり厳しい意見が出ていましたので、これをどうまとめていくか、楽しみです。厚生労働省としては平成18年7月頃に中間答申をまとめたい意向のようですが、果たしてどうなることか・・・。ここからは私見ですが、平成18年11月頃までに最終答申をまとめて、平成19年1月の通常国会に上程、というのが厚生労働省の描いている理想ではないかと思います。

  2005.10.21

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• 諸外国の労働契約

  久々に労働契約法のオハナシ。研究会での議論の末、報告書が出たことは日記に書きました。っで、現在、その報告書を読み進めているわけですが、諸外国の労働契約法制はどんな枠組みになっているんだろうと思い調べてみると、ありました！独立行政法人労働政策研究・研修機構が「諸外国の労働契約法制に関する調査研究」報告書を出していました。ただ．．．冊子になってない。それならば、ということで冊子にしてしまいました！両面コピーして、ホチキスで止めて、カバーをして、本らしくなりました。３００ページ超の大作ですが、時間をみて読んでいこうと思います。読まなきゃいけない本が増えてきたなー。

  2005.10.20

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• 最終報告書が発表される！

  今後の労働契約法制の在り方に関する研究会の最終報告書が発表されました。今後は労働政策審議会労働条件分科会に付託され、更なる検討がなされるようです。社会保険労務士で労働契約法にご興味のある方は、厚生労働省のホームページをご覧下さい。http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/09/s0915-4.html

  2005.09.15

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• 研究会終了～！

  朝から眠くてたまりませんでしたが行ってきましたよ、厚生労働省へ。今後の労働契約法制の在り方に関する研究会が本日で全日程を終了しました。あとは座長の菅野教授と事務局で今日配布された資料の中身を微調整して近日中にプレス発表になる予定です。ご興味のある方は厚生労働省のホームページをチェックしておくといいでしょう。

  2005.09.12

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• 明日の準備

  明日はまた早起きして厚生労働省へＧｏ！今後の労働契約法制の在り方に関する研究会の最後の開催日。明日、最終報告が承認される予定です。研究会が終わったら千葉に舞い戻って助成金の申請、顧問先訪問など予定が詰まっているので必要なものをすべてカバンに仕舞い込んでおかないと大変なことになる。ということで、今日は助成金の申請書チェック、顧問先に持っていく資料作成、あさっての打ち合わせ資料の作成をしてました。書類をたくさんプリントアウトするもんだからプリンターが悲鳴をあげています（きっと）。もう少しの辛抱です。頑張れプリンター！　頑張れ自分！（笑）

  2005.09.11

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• いよいよ大詰め、労働契約法

  今日は眠い目をこすりながら起きて東京へＧｏ！なーーーんでか？今後の労働契約法制の在り方に関する研究会（第27回）があるので。今日も前回に引き続き最終報告案取りまとめに向けた最終段階の調整でした。報告書として表現にあやふやな点がないか、こういう表現のほうがいいのではないか、など活発な議論が展開されました。今日の研究会で中身がほぼまとまったので、次回（9月12日）の研究会で最終報告として承認される運びです。研究会報告書として承認された後は議論の場を労働政策審議会に移し、2007年に国会に法案として提出される見通しです。（←あくまでも見通し）さて、今日は研究会に行っていたので仕事らしい仕事をしていません。これからやります！

  2005.09.08

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  （仮称）労働契約法の全容解明

  台風と人身事故の影響でダイヤが乱れている電車に乗って厚生労働省へ行き、「今後の労働契約法制の在り方に関する研究会」を傍聴してきました。今回を含めて３回で研究会としての最終報告を出すことになります。っで、今回は研究会最終報告の案が事務局より示されました。１．民法の特別法としての民事法規の性格。２．労使当事者間の基本的な権利義務関係を明確にする規定は法律で定め、　　具体的な規範はガイドラインとして指針を定める。３．対象となる労働者の範囲については、労働基準法上の労働者はもとより　　労働基準法上の労働者以外の者にも適用することについて検討を要する。４．常設的な労使委員会制度の活用。５．雇用継続型契約変更制度（いわゆる「変更解約告知」）の導入。６．兼業禁止義務規定の原則無効。７．解雇の金銭解決制度の導入。このほかにも有期労働契約や仲裁合意についての記述もありましたが、所定の２時間が経過したので、議論は次回持ち越しになりました。当研究会の座長を務めているのが菅野和夫氏。東京大学名誉教授、明治大学法科大学院教授で日本における労働法研究の最高権威。有名な著作がこちら↓

  2005.08.26

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• 久しぶりに

  厚生労働省で労働契約法制の在り方に関する研究会を傍聴してきました。本日のテーマは労働関係の終了、有期労働契約などです。労働契約の終了については前回から継続になっているテーマですが、なかなか難しい問題なのでスパッとは決まらない。そりゃそうですよね、現実の世界で揉め事になるのは「労働契約の終了」に関することですから。有期労働契約についても雇い止めの問題があるので議論白熱。次回も楽しみだ。

  2005.07.12

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• 研究会傍聴

  厚生労働省で労働契約法制研究会を傍聴。中間取りまとめを受けて今後は最終報告に向けての議論。労働契約の展開部分（配転、出向、転籍）についての突っ込んだ議論になりました。中身についてはもちろんのこと、今回は法制定過程における技術的な側面も垣間見えた気がします。特に語句の使い方。些細なことも見逃しません。法文として適切な語句を当てはめるというのは結構大変なようです。

  2005.06.15

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