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カテゴリ:旅行・本・映画
過食によって体内に蓄積された老廃物を出すことで、人間が持つ本来の治癒能力を
高め、健康できれいな自分を取り戻すという「断食」療法の紹介本。 私自身今まで何度かトライしてきたファスティング療法についてもっと 詳しく知りたいと思い手にした本だが、きちんとした医学的検証を交えて 断食の効果について話が展開されていて、とても納得できた。 西洋医学と東洋医学の考え方の相違についてもよくわかった。 普段私達がいわゆる「病気」と考えている症状は西洋医学的な視点で捉えたもので、 東洋医学では「身体が必死で自らを守ろうとして引き起こす自己防衛の結果」 つまり、身体が病気を治そうとしているサインに他ならないという。 そして西洋医学で言うところの「病気」の根本的な原因は、 「血液の汚れ=体内にたまった老廃物」が原因であるということ。 過食、運動不足、ストレス、冷え、(化学調味料や農薬、公害物質などの) 人工的物質によって血液が汚れ、体が悲鳴をあげているのだと。。。。 血液を汚しているこれら老廃物を 身体から出すことができれば健康が取り戻せる。 その老廃物を出す為に、一時的に 身体に食物が「入る」ことを遮断する。 消化のために胃腸にかかる負担が減れば、胃腸への血液の供給が必要でなくなる ので、体内の各臓器の血流がよくなり、人間本来の自然治癒能力が働く。 身体の各臓器が本来の機能を回復すれば老廃物はどんどん解毒・排泄され、 その結果体内が浄化されて、細胞や臓器はどんどん若返っていく。 水だけで行う断食はきちんとした医者の指導の下行わないと危険であるが にんじんと林檎から作るジュースを飲用する生ジュース断食であれば、 安全かつ高い効果が得られるとのこと。 ただ、痩せるという目的での断食ではなく、体の内側からきれいになる、 健康を維持する(病気を治す)という観点から、ぜひとも定期的なファスティング (半断食)を続けていこうと心新たにした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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