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あんさんぶるおとまつ代表ブログ

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2007.06.05
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バラ園コンサートレポのつづき(長いです。)


さて、どうにかセッティングも済んで、お客さんも続々と集まってきている。

とりあえず、屋外での感触をつかんでおきたいので、何かの曲のさわりだけでも弾いておこうということで、2曲目のモーツァルトのカルテットの最初の半ページほど音を出してみた。

楽譜のセットの手間を考えれば、1曲目の「ラデッキー」でもよかったのだが、それではあまりにもネタバレなような気がするし、かといって中程の曲目だと1曲目の楽譜に戻すのも大変である。
そういうわけで、2曲目にしたのだ。
結構、いろいろ考えてるもんでしょ?

この時点で、まず4人の音が共鳴しあわないこと、それどころか風の音が耳に入るとお互いの音がとても聞こえづらいことがわかった。

さらに、弓が風にあおられて、弦の上を擦っている間はいいのだが、音の切れ目で弓を上げたり、リズムを刻むところで弓を弾ませたりすると相当影響を受けることがわかった。

これでは、繊細な表現どころではないし、強弱をつけてもほとんど意味がない。
力いっぱい弾くしかない・・・そう覚悟を決めた。

そして、いよいよ開会。
バラ園の管理をしている委員長さんの挨拶とバラ園の説明の後、演奏スタートとなった。

1曲目のJ.シュトラウスの「ラデッキー行進曲」で、いきなり左手にアクシデントが・・・

トリオ(中間部)に入って、第1ヴァイオリンの主旋律に、アルペジオで駆け上がって音階で降りてくるというパッセージがあるのだが、アルペジオで左手のポジションを移動した際、まともに手のひらが風をうけてしまい、ネックから離れてしまった。
そのため、音階でおりてくるところで完全に音が抜け落ちてしまった。
まさか、左手までこんなに影響をうけるとは・・・(汗)

幸い、ここは繰返されるので(我々の世界では、繰返した後の2回目を「敗者復活戦」と呼んでいる。)、2度目は気合で弾ききった。

以下、モーツァルトの弦楽四重奏曲第4番(第1楽章)、「情熱大陸」、「涙そうそう」(結局「バラが咲いた」は間に合わなかった。)、「ベルサイユのばら~主題歌」・・中略・・「川の流れのように」と続いていくのだが、

曲間の楽譜をセットを慎重にやらないとすぐに飛んで行ってしまいそうだし、その間も風で弓の毛がぶるぶると音を立てている。
ひたすら力ずくで弾きつづけても、お客さんに音が届いている感じが全くしない。

アンコールを弾くころには、すっかり疲労困憊状態。
弦楽器奏者がこんな体育会系な演奏をすることも珍しいだろうね。

ちなみにアンコールでは、B'z の「ラブファントム」を弾かせていただいた。


その後、バラ園に敷かれたブルーシートの上で、お花見を兼ねた打上げに参加させていただいた。
これが、ちょっとしたデイキャンプのような様相で楽しかった。

以下、打ち上げに参加していた皆さんの感想から、

音は十分に聴こえていた。
この場所で音楽をという夢がかなった。
「来年はもう生きていないかも知れない、今年聴けてよかった。生きててよかった」という84歳のおばあちゃんがいた。
しっかり、腹のそこから音を出しているという強い思いを感じた。
初めて生で弦楽器を聴いて感動した。
演奏者の後ろの広場でも遠巻きに聴いている人がいたので、たぶん音は聴こえていたのだろう。
近くのマンションではベランダに出てきて聴いている人もいた。

等々、あたたかいコメントをたくさんいただいた。

明海の丘公園クラブのみなさんには、ほんとうに何から何までバックアップしていただき有り難い限りである。

余談だが・・・
夕方暗くなってきて、役員のみなさんが打上会場の撤収を始めたのだが、そのときに思ったことが「ランタン持ってくればよかった・・・」

私も、少しはキャンパー(へたれだけど・・・)が板についてきたってことかな?





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Last updated  2007.06.05 12:33:49
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