良さんの読書日記

　天童荒太といえば「永遠の仔」で児童虐待を描きました。テレビドラマにもなったほどで、天童荒太の名前は知らなくても「永遠の仔」は知っているのではないでしょうか。
　この天童荒太がはなつ５部作、「幻世の祈り」「遭難者の夢」「贈られた手紙」｢巡礼者たち｣「まだ遠い光」--が「家族狩り」です。想像を絶する連続殺人事件がおきます。なんと、拷問によって殺す。
　殺されたのはいわゆる「不良」といわれる少年たち。

　しかも拷問の仕方がすさまじい…。
　殺したのは子育てに失敗した親で、その職業はなんと…。

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