|
テーマ:気になったニュース(30264)
カテゴリ:マンション・ライフ
「球団内部に慎重論も...金本の背番号『6』永久欠番検討へ」(スポニチアネックス) ついに、その時が来た。 「アニキ」引退。 広島に入団した時、周りの「プロ」を見て今のままじゃレギュラーになれないと徹底して練習した。 そうしてレギュラーを獲得した。
FA権を獲得したとき、星野阪神監督がアニキを誘った。 「広島にお世話になったので、他所へは行きません。」ときっぱり。 星野監督そこから毎日電話した。 返事はいつも「NO。」 明日FA宣言をする最後の日、やはり「NO。」だった。 ところが夜中に電話があり、阪神へ行きますと言った。
星野監督が「アニキ」を取りたかった理由。 当時の阪神の選手に無いモノを全て持っていた。 当時の阪神の選手は、勝ったら祝勝会と称して「北」へ繰り出す。 負けたら残念会で「北」へ。 ともかくその日、その場限り。 その上、怪我をする。 すぐに休む。
アニキは休まない。 ともかく練習する。 怪我をしない。 多少の怪我なら出場する。 骨折しても片手でヒットを打った話は有名。 4番打者が休まず練習するんだから、その他の選手が怠けられる訳がない。 プロのあり方を実践で他の選手に示した。
黒い噂で引退した芸人が「金本さん、南にえぇ店、出たんで、ご一緒しましょ。」って言った時、「終わったら、連れて行ってください。」と応えた。 シーズンが終わり「行きましょ。」と声をかけたら、「(選手生命が) 終わったら行きましょう。」って意味だと言った。
近頃はやや不振だったが、その存在はそんな程度の成績を補って余りあるものだった。 連続出場記録が途絶えた時も、言い訳しなかった。 当時の監督は「本人(金本)が言ったから。」と言い訳した。 代打はお粗末な結果だった。 大記録は一人では作れない。 周りの協力が必要。 そのことはアニキが1番分かっていた。
当分、少なくとも、今の阪神には、アニキを越える選手は出ない。 球団は相変わらずつまらない「事」にこだわっている。 阪神はどれだけアニキに世話になったか。 そんなことも分からないから、今のていたらく。 所詮三流は、一流の心を計り知る事は出来ない。
お互い三流なんだから、せめて一流の邪魔したり、その名を汚すような見っともない真似だけは止めましょうや。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年09月13日 13時01分15秒
コメント(0) | コメントを書く |